事業プランニングの人工知能化に向けた知識ベースの深化 生産性...

事業プランニングの人工知能化に向けた知識ベースの深化  生産性を高めて働き方を変革するサービス 2/1提供開始

 企業経営コンサルティング業務を包括的にサポートするサステナブル・イノベーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:池邊 純一、以下 当社)では、2016年5月に「SONOSAKI PLANNING(TM)(今の事業からサステナブル社会の未来像を描いて経営革新計画を策定するプランニングサービス)」をリリースし、更に、2016年8月には、事業戦略や施策の意思決定プロセスを透明化する等、プランニングの人工知能化に向けたサービスのパッケージ化を進めて参りました。
 この度、その第二弾として、社会の変化のその先にある未来に思いを巡らせて経営を考える思考プロセス(下記4段階の思考過程。以下 ブレインワーク)を支援するナレッジデータベースを開発しました。
(1) それまでの発想を転換する
(2) サステナブル社会の未来に向けて新たに発生する問題を深掘りする
(3) 問題を解決する施策を探索する
(4) 問題を解決する施策を展開していく手順を策定する

SONOSAKI PLANNING(TM)サービス全体図
SONOSAKI PLANNING(TM)サービス全体図

詳細URL: http://www.clem.co.jp/sonosaki-planning-design-concept/


【背景】
 経営環境が変化して新たな状況が生起してきた時には、何よりも、鮮明化していない問題を見つけ出して、早い段階から解決のための施策を打っていく必要があります。特に、経営や管理の思考プロセスにおいては、複雑に入り組んだ利害関係を調整しなければならず、確固とした判断と高度な意思決定が求められます。これまで以上に先が見えなくなった今だからこそ、ブレインワークを支援する仕組みが重要になってきます。


【サービス概要】
<サービスの特長>
1. コンセプト
 社会の転換期に激変する状況に適応していくためには、変化の流れをいち早く捉えて対処していかなければなりません。しかし、状況の変化にいちいち惑わされていては、本来の進むべき方向性を見失います。
 当社では、変化に迅速に対応する思考の支援ではなく、『本来に目指していく理念を具体化し実現していく』ことをブレインワークのぶれることのない軸とし、『事業が社会の持続可能な発展につながり得るか』という普遍的な視点から思考できるように支援して参ります。

2. [広く-多角-深く-高く]の視点から知識を探索できるビジネスナレッジデータベースを活用する
 上記コンセプトを実現するために、当社では独自に開発したナレッジデータベース“BKN:Business Knowledge Network”(以下 BKN)を活用します。このBKNには、以下に示すビジネスナレッジをきめ細かく網羅的に登録しています。

(1) 社会的ニーズ(社会問題を解決する上で求められること等)
(2) 暮らしの中のニーズ(暮らしの中の様々なシーンで欲しいと想定される顧客ニーズ)
(3) こういう状況ではこういう施策を打つといった経営上の施策

 BKNは、こうしたビジネスナレッジを探索する際に、下記の思考過程を無意識のうちに進んでいけるようデザインされています。この過程により、問題の深掘り、解決策の探索、施策の手順化への思考を進めていくことができます。

[1] 目の前のことだけでなく、発想を転換して広い視野で問題を捉える
[2] 社会、暮らし、経営の視点から多角的に分析する
[3] そこに隠された本質的な問題を深掘りしてとるべき施策を洗い出す
[4] 全体を大局的に判断して実行計画を策定する

 身近な食品を例にしてみると、見た目で食欲をそそるおいしさや食感、素材、栄養素やカロリー、パッケージやデザイン、安全・安心が気になるところです。暮らしに視点を広げると、家族団欒、ホームパーティー、お土産、みんなとのおやつ等のシーンを考えることができます。更に、社会貢献に視点を広げて、スポーツの協賛や売上の一部を寄付する等のコーズリレーテッドマーケティングも考えられます。
 しかし、コーズ(大義)からの発想ではなく、暮らしの中からの社会問題の解決を深掘りすると、健康の面から生活習慣病の改善、子育ての面から共稼ぎママやイクメンパパにとっての手軽さ、高齢者にとっての食べやすさ(ユニバーサルデザインフード)、環境保護の視点から地球にやさしい包装、素材の原産国やフェアトレードへの配慮、食品廃棄の削減等、事業を通した取り組みは無数に広がっていきます。
 プロダクトアウトからマーケットインの発想を転換し、事業を社会の視点から多角的に捉えて経営理念を具体化させていくことで、ビジネスチャンスは格段に広がり、企業の社会的価値を目に見える形で高めていくことが可能となります。

<メリット>
 世の中の変化をいち早く捉えて、問題を深掘りして適切な施策を探索し、実施計画を策定していく経営や管理に関わる一連の思考プロセスを効率化し生産性を高めることができます。
 また、(1) 社会的ニーズ、(2) 暮らしの中のニーズ、(3) これらニーズを満たしていく上での経営課題や施策を、[広く-多角-深く-高く]の視点から捉えて抜け漏れなく抽出することができ、思考の品質を向上させることができます。

<詳細>
http://www.clem.co.jp/sonosaki-planning-design-concept/


【「SONOSAKI PLANNING(TM)」について】
 経営者や管理職の方々を対象とし、それまでの事業を発展させて、将来に向けて社会的価値を高めていくプランニングサービスをご提供いたします。

<提供サービス>
社会的課題解決を意図したビジネスのプロデュース/データ分析支援/
経営革新支援・業務改革支援/組織変革支援/マーケティング支援/
営業支援/行動計画作成支援/PDCAマネジメント支援/業績管理支援


■「サステナブル」とは
 サステナブルは、国際規格であるISO26000においては、“Sustainable development:持続可能な発展”、すなわち、『地球の生態的制限の範囲内で生活し、未来の世代の人々が自らのニーズを満たす能力を危険にさらすことなく、社会のニーズを満たすことである』という定義に用いられている言葉です。このことから、サステナブル経営とは、『サステナブルを経営の根幹に据えて、現在だけではなく将来にわたり、事業を通して社会の持続可能な発展と企業の持続可能な成長を成し遂げていく経営』であると意味づけられます。*

* 『日本語訳 ISO26000:2010 ― 社会的責任に関する手引』(監修:ISO / SR 国内委員会、編者:一般財団法人 日本規格協会)より引用

 当社では、このサステナブルをキーワードにして、社会の持続可能な発展を追求すると共に、今後も便利で役立つサービスを提供してまいります。


■サステナブル・イノベーションズ株式会社について
 当社では、サステナブル経営に向けた経営者向けのセミナーを過去35回開催し、累計約500名にご参加いただいています。その他、経営に関するナレッジデータベースの開発、セールスフォースオートメーションシステムの開発、市場開拓・営業支援コンサルテーション、CSRに関わる教育研修など、企業経営コンサルティングに関する業務を包括的にサポートしています。
 また、東京都の経営革新計画「ビジネス課題分析・解決策策定支援システムの開発と提供」(25産労商支第507号)※として承認を得た企業経営コンサルティング向けアプリケーションの開発も行っています。

※ 経営革新計画とは、中小企業が新たな事業活動に取り組むことにより経営の向上を図る計画のことで、中小企業新事業活動促進法に基づき、国や都道府県知事の承認が行われます。(なお、本経営革新計画は計画書に記載されている商品やサービスを承認するものではありません。)


■会社概要
商号  : サステナブル・イノベーションズ株式会社
代表者 : 代表取締役社長 池邊 純一
所在地 : 〒107-0061 東京都港区北青山2-7-26 ヒューリック外苑前ビル2F
設立  : 2009年10月
事業内容: 企業経営コンサルティング/NPO法人設立支援事業/
      前各号に付帯する一切の業務
URL   : http://www.clem.co.jp/

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