入れ替わってみれば、余計な心配はご無用! コンドーム着用率向上が使命の「LOVERS研究所」 最新プロジェクト公開 ウェアラブルデバイスに続くは、 『男女の本音VR』
コンドーム国内シェアNo.1を誇るオカモト株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:岡本 良幸)は、日本における性感染症や望まぬ妊娠を予防するべく、2015年12月に「LOVERS研究所( http://lovers-labo.jp/ )」を設立しました。本研究所は、昨年公開した「PROJECT#02 ゼロワンベルト ※1」が、アジア最大級の広告賞『Spikes Asia 2016 ヘルスケア部門』でシルバーを受賞するなど、国内外から高い注目を集めています。
PROJECT#05となる今回は、「性行為前の“男女の本当の気持ち”が分かれば、コンドーム着用率は向上するはず」という仮説の元、昨今のVRブームと、男女が入れ替わる、あの記録的大ヒット映画にヒントを得ながら、男女の視点を自由に往復できる『男女の本音VR』を発表します。一般的に難しいとされている、実写、かつカメラワークあるドラマ仕立てのVRを実現させるべく、LOVERS研究所では、出演者自身がコルセットでカメラを身に着ける、という斬新な撮影方法を採用。臨場感ある入れ替わり体験が、異性の気持ちを知るきっかけとなり、コンドーム着用率向上につながることを願っています。
※1 「ゼロワンベルト」は研究開発用のもので、販売の予定はございません。あらかじめご了承ください。
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異性の気持ちを味わえる男女の本音VRムービー
PROJECT#05「異性の気持ちを味わえる男女の本音VRムービー」
http://lovers-labo.jp/project/project05.html
<リリースINDEX>
【1】入れ替わってみれば、余計な心配はご無用!~『男女の本音VR』公開~
【2】カメラワークあるVRドラマのために、ユニークな撮影方法を編み出した!~『男女の本音VR』制作舞台裏~
【3】対前年比1.8倍、ますます増える梅毒感染~着用なしの性交渉は「不安」が6割~
【入れ替わってみれば、余計な心配はご無用!~『男女の本音VR』公開~】
■ストーリー
同じ会社に勤め、互いに気になる存在だった二人。いつしか恋人として付き合うようになり、会社の飲み会の帰り道に彼の家にいくことに。二人の仲が深まる期待と不安な気持ちが交錯する…。
女性視点: https://www.atpress.ne.jp/releases/122530/img_122530_2.png
男性視点: https://www.atpress.ne.jp/releases/122530/img_122530_3.png
男女の視点を入れ替えてみれば、あの時、相手が何を考えていたのかが丸わかり!
※写真はイメージです。実際にはテロップの表示はありません。
■楽しみ方
『男女の本音VR』は、正面から左右90°を境に、男女の視点を自由に行き来し、恋愛やコンドームに対する両者の心の葛藤をのぞき見ることができるコンテンツです。スマートフォンブラウザ(縦持ち)、スマートフォン向けVRキット、VRデバイスの3パターンでお楽しみいただけます。※PCブラウザには対応していません。
【好きな場所に視点をフォーカス】
https://www.atpress.ne.jp/releases/122530/img_122530_4.png
スマホを傾けたり、VRデバイスで視点を動かしたり、360°を観察してみよう
【相手視点への切り替え】
https://www.atpress.ne.jp/releases/122530/img_122530_5.png
画面の左右いっぱいまで視点を移動すると、自動的に異性の視点に切り替わる
【回想シーンの音声を聞く】
https://www.atpress.ne.jp/releases/122530/img_122530_6.png
数々の思い出が浮かび上がる回想シーンではサムネイルに視点を合わせることで音声を聞くことができる
■誕生の背景
男女400名の意識調査の結果、「過去を含め、コンドームを装着するタイミングで気まずいと思ったことはありますか」という質問に対し、男性の過半数(52%)が気まずいと感じており、女性の約7割は、「スマートにコンドームを着けてくれると嬉しい」と感じていることがわかりました。特に、“初めて”の相手には「コンドームを着けたい」「コンドームを着けてほしい」など本音を言い出せなかった経験がある、という回答を数多く得ています。
『互いに想いあっているのに、いや、想いあっているからこそすれ違ってしまう二人をどうにか助けたい…』そんな想いから、我々は今まで知らなかった異性の気持ちが分かるVRコンテンツの開発に着手をしました。
【カメラワークあるVRドラマのために、ユニークな撮影方法を編み出した!
~「男女の本音VR」制作舞台裏~】
■実は難しい、カメラワークある実写VR
https://www.atpress.ne.jp/releases/122530/img_122530_7.png
VRは360°視点を動かすことができるため、カメラワークある実写VRを撮る場合、どうしても撮影者が映りこんでしまうという課題がありました。CGでは臨場感が出ないし、定点カメラでの撮影では感情移入が難しい…。そこで我々は、ジンバルによる手持ち撮影やヘルメットにカメラを固定する方法等を検証した結果、視点が最も自然な主観となるように首装着用のコルセットにカメラを固定する撮影方法に到達!250°の魚眼レンズを付けたGoProを固定するリグの開発も行い、男女それぞれが交互にカメラを身に着けることで、臨場感あるVRドラマの撮影に成功しました。
■男女の視点で二度撮り!一度撮影したセリフ音源をプレイバックしながら再現
今回は男性と女性のそれぞれの視点でドラマを描くため、すべてのシーンで男性視点と女性視点の2通り撮影をする必要がありました。これは単純に2倍の撮影時間を要する事になります。また、キャストにカメラを固定しての主観撮影では、キャスト自身がカメラマンとなる上に、自身のボディや手足までも映るため、キャストは芝居だけでなくカメラを意識した身体の動きをしなければなりません。こうしたことから、事前のシミュレーションやテスト撮影、フルリハーサルを重ねて行い、問題点を克服した上で本番収録に臨んでいます。
また、ドラマにリアリティを出すため、ワンシーン・ワンショットの長回しで撮影を行いました。臨場感を最大限表現するためにカット割りで逃げる事をせず、リアルを追求しているのです。視点が切り替わる仕組みは、すべてのシーンでタイムラインが同一である事が必要なので、キャスト同士の芝居のタイミングを完全にシンクロさせるために、双方のセリフをプレイバックしながら収録を行っています。
■ゲスト研究員のご紹介
映像監督:「君の名は。」の一部パートCGも手掛けた吉野 耕平 氏
https://www.atpress.ne.jp/releases/122530/img_122530_8.png
2000年より映像作家として活動。CGアニメーションから実写映画まで幅広く制作。実写短編「日曜大工のすすめ」(2011)が、釜山国際映画祭の短編部門でスペシャルメンション受賞を始め、様々な国際映画祭へ。さらに「エンドローラーズ」(2014)、「スクラップスクラッパー」(2016)等、映画作品を監督。文化庁メディア藝術作家支援プロジェクトに参加し、CGアニメーション「FLOAT」(2014)を制作中。MV・CM作品としてflumpool「解放区」・「FREE YOUR MIND」、moumoon「エメラルドの丘」、関ジャニ∞「涙の答え」、「全保連」CMシリーズ、「ETC2.0くん」「テレビ東京ナナナ」CMシリーズ等、作品多数。
<監督コメント>
Q.台本のポイントを教えてください
同じ時間・同じ場所で起こっている物事に対して、男女それぞれが内面では全く違うことを考えているという面白さを楽しめるように、実際に男性の心は男性が、女性の心は女性の脚本家がそれぞれ別々に書き、最後に擦り合わせています。その中で「え?そこ見るの?」「そこでそんなこと考えてるの?」「あの時、陰でそんなことしてたの?」と、作り手の間にもかなりの発見がありました。細かな工夫が色々なところに織り込まれていますので、是非、男性女性それぞれの視点で、さらに途中で切り替えながら、何度も楽しんでいただければと思います。
Q.撮影で苦労したのはどのようなところですか
一人の視点でドラマを追うようなVRは既にありますが、一つの物語を二人それぞれの視点から同時に切り替えて楽しむような作品は史上初で、参考にするものが何もない状態からのスタートでした。“役者自身にカメラを着けて演技してもらう”という手法を採っていますが、二人同時にカメラを着けて撮影してしまうと、互いの目線にカメラが映りこんでしまうため、「セリフや動作を全く同じタイミングにして男性目線版・女性目線版をそれぞれ撮る」という非常に難易度の高いことに挑んでいます。BIRDMANさん、二番工房さん、オムニバス・ジャパンさんと企画・開発・制作を行ったのですが、技術スタッフと役者の粘り強い努力と連携で、実現することができたように思います。クライマックスに向かって近づいていく、二人の“距離”を是非体験していただければと思います。
【対前年比1.8倍、ますます増える梅毒感染
~着用なしの性交渉は「不安」が6割~】
梅毒感染の報告数が2015年は10年前と比べ約3倍の2,328件になったことが話題となりましたが、国立感染症研究所によると、2016年は11月30日時点で4,077件と前年同期比で約1.8倍にもなったことを発表しました ※2。近年では異性間性的接触による感染が増えていることも注目されており、男性は前年比1.7倍(615件)、女性は1.9倍(405件)にのぼっています。また、HIV感染に関しても異性間での性的接触による感染が増加傾向にあり、特に、女性患者の感染経路に関しては異性間の性的接触によるものが60%とされています。
一方で、過去1年間、妊娠活動以外でコンドームナシの性交渉をしたことがある人は、全体の半数を超えており(54%)、セーファーセックスに関する意識が十分ではないことがわかります。また、コンドームなしの性交渉をした人の87%は何かしらのリスクを、中でも62%は不安を感じていたということがわかっています。
出典:コンドーム着用率向上委員会
・過去1年間、妊娠活動以外でコンドームなしで性交渉をしたことがありますか?
https://www.atpress.ne.jp/releases/122530/img_122530_9.png
・ある方は、その時の気持ちを教えてください
https://www.atpress.ne.jp/releases/122530/img_122530_10.png
<調査詳細>
データ元 :コンドームの着用に関する意識調査
(コンドーム着用率向上委員会調べ)
調査期間 :2015年11月25日~2015年11月27日
調査対象 :日本全国に在住の18~29歳の男女で
パートナーと同棲をしていない人
かつ、過去1年間、妊娠活動以外で性交渉の経験がある人
調査方法 :インターネットリサーチ
調査サンプル数:400サンプル
※2 出典:IDWR感染症週報2016年 第48週(11月28日~12月4日):通巻第18巻 第48号
【補足:「LOVERS研究所」とは】
■概要
「LOVERS 研究所」は、日本における性感染症や望まぬ妊娠を予防するべく、徳井義実さん(チュートリアル)を所長に迎え、『日本人に、もっとコンドームを。』を、ステートメントに掲げる研究機関です。
■沿革:
[2015年12月15日]
コンドーム着用率向上を独自研究する「LOVERS研究所」設立
「LOVERS研究所」所長に徳井義実さん(チュートリアル)が就任
リリース: http://www.aur02.com/release/20151215_okamoto.pdf
[2015年12月22日]
11年ぶりのコンドームTV CM「日本のものづくり篇」地上波放映開始
若者に向けた意識啓発のため、原宿の中心で“着けて”と叫ぶ啓蒙活動をコンドマニア原宿店前で実施
リリース: http://www.aur02.com/release/20151222_okamoto_release.pdf
[2016年1月13日]
WEB CM「オカモトゼロワンCM 恐竜篇」をYouTube上で公開
※公開から10日間で再生回数100万回を突破
リリース: http://www.aur02.com/release/20160113_okamoto_release.pdf
[2016年2月9日]
ウェアラブルコンドームデバイス『ゼロワンベルト』を開発
スマートウォッチと連携した音声認識による「オートイジェクト(自動排出機能)」を搭載。コンドームが声に反応し発射するベルト型のウェアラブルデバイス
リリース: http://www.aur02.com/release/20160209_okamoto_release.pdf
[2016年3月17日]
ムード盛り上げデバイス『コンドムーディー』を開発
ケースからコンドームを取り出すと同時にアプリが自動で立ち上がり、ムーディーに光と音の演出をするオリジナルデバイス
リリース: http://www.aur02.com/release/160317_okamoto_release.pdf
[2016年7月2日~7月30日]
LOVERS研究所PRESENTS「レッドリボンカップ バブルサッカー大会」開催
フジテレビ「お台場夢大陸」会場にて全国大会決勝戦を行い、参加者に対してHIV/AIDSをはじめとする性感染症の検査・予防の啓発活動を実施
http://www.okamoto-inc.jp/assets/files/973
[2016年12月9日]
「ペアコンドーム プロジェクト」スタート
若者たちのコンドーム着用率向上を目的に、相手を想うコンドームと題した「ペアコンドーム」を開発。12月23日には下北沢でリアルイベントを実施
http://www.okamoto-inc.jp/assets/files/1069
■実績
ZERO ONE BELT PROJECT/『Spikes Asia 2016 ヘルスケア部門』シルバー受賞
今後も日本人のコンドーム着用率を上げるため、さまざまな研究や開発を行ってまいります。
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