バンガード、2017年に入って3度目の経費率の低下を発表 ~バンガードの投資家が負担する手数料を 累計約1.43億米ドル(約167億円)も削減~
2017年2月27日(東京)―米国ペンシルベニア州バレーフォージに本社を置くバンガードは、米国時間2017年2月24日に新たに68本の投資信託とETFの経費率が低下したことを発表しました(このうち日本国内届出済ETFは6本)。これにより、投資家の皆さまのコスト負担額は1.05億米ドル(約122億円)以上(*1)削減されました。業界最大規模の国際型のETF(上場投資信託)の顕著な経費率低下に牽引され、この3回目の低下によって124ファンドの投資コストは過去3カ月間に累計で1.43億米ドル(約167億円)減少したことになります。(*2)
「バンガードが投資に掛かる手数料を下げる一方で、――そして、今後も下げ続けますが――手数料競争と呼ばれるものは、基本的にはベータの世界においては終焉しました。投資家が勝利したのです」、とバンガード会長兼CEO(最高経営責任者)のビル・マクナブは述べています。マクナブは、幅広く分散された株式と債券への投資は、インデックスファンドやETFを活用することで、0.1%またはそれ以下の経費率で実現することが可能だと述べています。「手数料競争は、アクティブ運用と投資助言サービスという新たな段階に入りました。この場合もやはり投資家が最終的には勝利することになるでしょう」。
バンガードはラインナップ全体で経費率を引き下げており、バンガードの全てのファンドとETFは、それぞれのカテゴリーにおいて最も低コストを実現しています。実際、バンガードの米国籍投資信託の99%は、業界におけるコストの10分位で最も低いカテゴリーに入っており、バンガードの米国籍ETFは全ETFの4分位で最も低いカテゴリーに入っています。(*3)
「低コストのファンドやETFに対するニーズと激しい競争が相まって、今日では投資がかつてないほど手頃なものになりました」とマグナブは続けます。「多様な低コストなファンドへの投資が可能ですから、投資家の皆さまは――ご自身の判断で、あるいはフィナンシャル・アドバイザー等の助言を用いて――、より多くを投資にまわす、適切なアセットアロケーションを見出す、幅広く分散されたファンドを利用する、変動する市場の中で規律を維持するなど、投資を成功に導く他の要因に重点的に取り組む必要があります」。
バンガードの10本の国際型ETFの経費率が低下しましたが、日本の投資家の皆さまに投資頂ける銘柄としては、各カテゴリーにおいて運用資産額が最大のファンド5本(VWO、VGK、VPL、VT、BNDX)と、各カテゴリーにおいて2番目に運用資産額が大きなファンド1本(VSS)(*4)が含まれています。
●バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)の経費率は0.01%低下し0.14%になりました。
●バンガード・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)は0.02%低下し0.10%になりました。
●バンガード・FTSE・パシフィックETF(VPL)は0.02%低下し0.10%になりました。
●バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)は、0.03%低下し0.11%になりました。
●バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり)(BNDX)は、0.02%低下し0.12%になりました。
●バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF(VSS)は、0.04%低下し0.13%になりました。
経費率は、前会計年度の実際の営業経費(投資助言手数料、管理費用、投資家サービス費用を含む)を反映しており、経費率が公表された時点では既に、投資家の皆さまの運用成績にこれらのコスト削減が反映されています。今後数カ月内に追加の経費率の改定が行われた場合、バンガードは証券取引委員会のルールに従って、ファンドの目論見書の年次更新の際に発表を行います。
■バンガードについて
バンガードは世界最大の運用会社の一つです。2017年1月31日現在、バンガードは世界中の市場において4兆米ドル超を運用しています。バンガードは、ペンシルベニア州バレーフォージに本拠地を置き、世界中で2,000万人の投資家の皆さまに350本以上のファンドを提供しています。詳細については https://www.vanguardjapan.co.jp をご覧下さい。
*1.過去12カ月のファンドの平均資産残高と2016年10月までの会計年度における経費率の変化を基にバンガードが算出。
*2.2016年8~12月に決算を迎えた経費率変更が発生した各ファンドの12か月の平均純資産残高に対してバンガードが算出。
*3.モーニングスターのデータより、全シェアクラスの直近の目論見書に掲載されている経費率のデータを使ってバンガードが算出。
*4.モーニングスターのカテゴリーに基づく。(2016年12月末現在)
別途記載がない限り、残高データは2016年12月31日現在のものです。日本円換算額は残高時点の為替レートで算出しています。
バンガードは、バンガードのファンドに対して実費ベースでサービスを提供しています。実費ベースのサービスを含むバンガードのファンドに関する詳細な情報は、ファンドの目論見書をご覧下さい。
[ディスクレイマー]
<リスクに関する情報>
・ここで紹介されるバンガード・ファンド (以下「当ファンド」) およびバンガードETFシリーズ (以下「当ETF」) は、株式や公社債を実質的な主要投資対象としており、株式や公社債の投資に係る価格変動リスクを伴います。一般に、株式の価格は個々の企業の活動や業績、市場・経済の状況等を反映して変動し、また、公社債の価格は市場金利の変動等を受けて変動するため、当ファンドおよびETFはその影響を受け、基準価額が下落し、損失を被ることがあります。当ファンドおよびETFの基準価額の変動要因としては、主に「価格変動リスク」や「為替変動リスク」、「カントリーリスク」、「信用リスク」、「流動性リスク」などがあります。
・当ファンドおよびETFは外貨建資産に投資し、原則として為替ヘッジを行いませんので、為替変動の影響を受け、基準価額が下落し、損失を被ることがあります。したがって、ご投資家の皆様の投資元金は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元金が割り込むことがあります。当ファンドについて詳しくは販売会社より交付されます投資信託説明書(交付目論見書)をご覧下さい。
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