『国土交通省 CAD製図基準 平成29年3月』に対応 『電子納品物作成閲覧システム Calssist Ver.15』の バージョンアップ版提供開始
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2017年5月9日 11:00 積算ソフト、電子納品ソフト等を開発する株式会社システムイン国際(代表取締役社長:水馬 久司)は、『国土交通省 CAD製図基準 平成29年3月』の新要領・基準・ガイドラインに対応した『電子納品物作成閲覧システム Calssist(キャルシスト) Ver.15』(以下 『Calssist Ver.15』)のバージョンアップ版の提供を2017年5月9日(火)に開始いたします。
完成図面入力画面
URL: http://www.denshinohin.jp/
【背景・趣旨】
国土交通省は、2016年3月に続き2年連続で要領・基準・ガイドライン(CAD製図基準)を公開。「電気通信設備編」や「機械設備工事編」も同時改正とし、「CAD データファイル命名規則」及び「CAD データレイヤ命名規則」を変更する大規模なCAD製図基準の変更を実施しました。
その背景には、i-Construction・ICT技術の全面的な活用推進に欠かせない「CADデータ」の保管・利活用方法の改善があります。
「CADデータ」をより効果的に活用するためには、「図面ファイル名」から作図内容を把握できることが必要となります。『国土交通省 CAD製図基準 平成29年3月』の要領・基準では、「図面ファイル名」を元に「CAD データ」の作図内容を簡単に判断可能とするため、「図面ファイル名」に日本語記入が可能な“ユーザ定義領域”を追加しました。
またDRAWING(DRAWINGF)フォルダ内で、図面目録通りにソート活用することを想定し、「図面番号」を「図面ファイル名」の先頭に移動しています。
CAD 製図基準の「CADレイヤ名称の命名規則」についても、作図内容の把握を容易にすることを目的として、既存の「ユーザ定義領域」に日本語を記入できるよう仕様変更が行われています。その他「同一工種内でのレイヤの活用」などを想定し、同一工種内でのレイヤ名称統一が行われた基準・ガイドライン改正となっています。
【『Calssist Ver.15』の主な追加・改善内容】
1. 『国土交通省 CAD製図基準 H29.3』に対応
■電子納品等要領
・CAD製図基準 H29.3
・CAD製図基準 電気通信設備編 H29.3
・CAD製図基準 機械設備工事編 H29.3
■ガイドライン
・CAD製図基準に関する運用ガイドライン H29.3
・CAD製図基準 運用ガイドライン【電気通信設備編】 H29.3
・CAD製図基準 運用ガイドライン【機械設備工事編】 H29.3
2. Calcheck検査閲覧機能側の『国土交通省 CAD製図基準 平成29年3月』対応(※次版以降で機能追加予定)
従来の12文字から、日本語を含む64文字のロングファイル名へ変更となった『図面ファイル名』の検査閲覧・チェックに対応
『CAD製図基準 H29.3』仕様で作成した電子納品成果物を竣工検査する際の、受注者側が準備する検査閲覧ソフトウェアとして活用できます。
【製品概要】
■製品名
電子納品物作成閲覧システム Calssist Ver.15
■価格(税別)
46,000円
■URL
https://www.denshinohin.jp/
■動作環境
対応OS :Windows 10 32bit、64bit / Windows 8.1 32bit、64bit /
Windows 7 32bit、64bit
CPU・メモリ :各OSが推奨する環境以上
ハードディスク:400MB以上の空きが必要
※マニュアル閲覧用にAdobe Acrobat Reader 5以上が必要
【会社概要】
会社名 : 株式会社システムイン国際
所在地 : (本社)広島県三原市宮浦5丁目1番9号
設立 : 1969年12月
代表 : 代表取締役社長 水馬 久司
資本金 : 2,000万円
事業内容: 積算システム「土木マスター」
電子納品物作成閲覧システム「Calssist」
デジタル写真管理システム「Calstudio」
施設・機器台帳作成ツール
などのコンピュータソフトウェア開発
URL : https://www.system-inn-kokusai.jp/
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