ソフトキャンプ、新しいタイプの ファイル無害化及び転送システム製品を発売
ソフトキャンプ株式会社(本社:韓国ソウル市、代表取締役社長:ベ・ハングック)が無害化ソリューションであるSHIELDEX(シルデックス)の新しい方式のファイル無害化及び転送ソリューション“SHIELDEX AD-FTMS”製品を発売すると発表しました。この製品はメール無害化システム(SHIELDEX for Mail)、ファイル無害化及び承認転送システム(SHIELDEX FTMS)、デバイス無害化ソリューション(SHIELDEX Client)に続く4番目の製品です。
この製品は外部ネットワークの特定の共有フォルダーを監視し、そのフォルダーにコピーされるファイルを自動的に無害化処理後、IEEE1394ケーブル又はSFTPプロトコルを通じて内部ネットワーク(LGWAN)の特定のフォルダーへ転送してくれる「フォルダー監視タイプの全自動ファイル無害化及び転送ソリューション」です。
別途の作業やプロセスなしにファイルをコピーするだけで自動的に無害化処理後、安全なコンテンツのみで文書を再構成して、LANケーブルを利用せずに専用のプロトコルとケーブルで内部ネットワークへ転送するためセキュリティとともに利便性も考えた新しい方式のソリューションです。既存のファイルを転送する際に上長の承認が必要な方式の「SHIELDEX FTMS」(ファイル無害化及び承認転送システム)も注目が集まっていますが、よりシンプルな方式の無害化及びファイル転送システムへのニーズに対応しました。
2015年10月から総務省ではマイナンバー制度施行によるセキュリティの強靭化と標的型攻撃に対応するため、全地域のすべての自治体にネットワークの分離とメールやファイルの無害化対策の導入を義務化しています。情報漏えいを目的とする標的攻撃に対応するためには、知られていない悪性コードを探知し防御する必要がありますが、既存のソリューションや方式では限界があると判断されています。そのため新たな対応策としてネットワークの分離とメールやファイルの無害化が主な対策として導入されています。
このような市場環境を積極的に反映して、ソフトキャンプは15年以上の文書のセキュリティに特化された技術力をベースに、2015年5月、独自開発した文書構造分析方法のファイル無害化ソリューション「シルデックス」を発売して総務省や自治体の環境に必要な機能を素早く開発して、製品の安全性と迅速な対応で注目を集めてきました。
今回発売されたフォルダー監視タイプのファイル無害化及び転送システムも、お客様のニーズに合わせて、ログインや上長の承認機能まで必要ではない利便性を重視する自治体様のため製作されました。利便性を高めましたが、管理者に外部からの流入されたファイルの状況や累積件数などの基本的な統計データを提供するため、無害化状況や使用現状などの履歴確認も可能です。
一方、シルデックスは坂戸市役所をはじめ、数十ヶ所の自治体に受注が決まり一部は実際に運用され、その他日本と韓国の政府団体や軍、一般企業へも導入が広がっている状況です。今年、日本の自治体1,800カ所のうち20%にシルデックス製品を導入することを目標に、代理店である三谷商事様を中心に日本の全地域で営業を活発に展開しています。
ソフトキャンプの大森 勲日本支社長は“ファイル無害化の導入後、自治体情報セキュリティ担当者から、別途の教育や手続き無しにも楽に使用できる製品が必要だという多くの意見を聞き、弊社ではこのような顧客の意見を積極的に反映させて、利便性を高めたファイル無害化・転送システムを発売したのであり、これからも持続的に製品の機能をアップグレードし、自治体の環境に最適化された製品を開発していくつもりだ。”と抱負を明らかにしました。
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