KPMGコンサルティング、ASEAN進出日本企業向け アドバイザリーサービス体制を強化
― KPMGタイランドと共同でタイに新組織を発足 ―
KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:森 俊哉、以下:KPMGコンサルティング)とKPMG Phoomchai Business Advisory Ltd.(本社:タイ・バンコク都、Chief Executive Officer:Winid Silamongkol、以下:KPMGタイランド)は、ASEANに拠点を置く日本企業向けにアドバイザリーサービスを提供する専門部署を、両社の共同事業としてタイに設置しました。
タイ市場の成熟化はもとより、周辺ASEAN諸国の発展による事業環境の変化、またIoT(Internet of Things)やAI(人工知能)をはじめとするテクノロジーの進化により、ASEAN進出日本企業が直面する経営課題は高度化し、多様化しています。また、新たな生産拠点と市場としての魅力を増すカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムへの日本企業の進出が急速に増える中、日本企業は利益確保のための「攻め」と、経営リスクを管理するための「守り」の両面において、組織と機能の最適化が求められています。
また、企業の抱える課題は進出ステージにより異なります。進出ステージの比較的浅い企業では、M&Aによる事業買収や現地営業体制の強化、顧客満足度の向上など、事業拡大に伴う課題が優先される一方で、進出ステージが成熟した企業では、さらなる事業拡大と供に、経営基盤の強化をはじめ、業務品質向上や業務効率化など、より経営管理に係わる課題認識が高く、これまで以上に、企業の進出ステージ毎に柔軟かつ迅速な対応が求められています。
【新組織の概要と主要提供サービス】
KPMGコンサルティングとKPMGタイランドの2社は、共同で日本企業向けアドバイザリー業務の専門組織を設置し、KPMGコンサルティングが持つ日本での経験と知見の活用と、日本からのプロフェッショナル人員の派遣を含む人材交流とノウハウの共有を推進するとともに、タイ特有の課題、そして法務や税務など現地事情に精通したKPMGタイランドの組織を活かすことで、ASEAN進出日本企業のニーズに対応したアドバイザリーサービスの提供を目指します。
当初は、(1)RPAを活用したデジタルレイバーの導入支援、(2)地域経営における組織・機能の最適化支援、(3)グローバルITシステムの最適化支援を主要サービスと位置付け、今後サービスを拡充します。また、当該組織の新設により、KPMGタイランドのマネジメントコンサルティング部門を2019年度中に120名体制に拡大します。
1.RPAを活用したデジタルレイバーの導入支援
従業員の賃金上昇や従業員の質など、人に係わる課題が在タイ日本企業の経営課題の上位を占める中、2018年をピークに、タイの労働者人口は減少に向かうことが予想されています。経費精算や買掛金業務といった経理部門の業務やカード、ローン、保険等の各種申し込み・審査の事務処理をはじめ、高い離職率への対応としてもホワイトカラーの定型業務を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入することで、業務の効率化、業務品質の向上、リスク管理の高度化を支援します。
2.地域経営における組織・機能の最適化支援
事業の拡大に伴うチャネル拡大、営業体制強化のための進出経緯やローカル規制等により、ASEAN域内にはグループ会社が複数存在している日本企業が多く、効率的なグループ経営基盤確立の必要性は増しています。税務・法務・各種規制の制約を踏まえた上、最適な組織設計、ターゲットオペレーティングモデル(TOM:注1)の策定、ビジネストランスフォーメーションの提案・実行支援により、日本企業の更なる成長を支援します。
3.グローバルITシステムの最適化支援
経営管理基盤強化のためのITシステム導入は継続的な企業課題となっています。特にタイ進出日本企業は早くから経営管理システムの導入をしている企業が多いため、現在の経営環境に即した最新のシステム環境が整っていない企業も数多く存在します。クラウド、モバイル、デジタル等の技術を活用し、経営管理機能の強化を行うとともに、事業拡大に向けたグローバルITシステムの最適化を支援します。
注1:変化の速い事業環境において、戦略を実行する組織的能力や仕組みの方法論を「ターゲットオペレーティングモデル(TOM)」と呼んでいます。
■KPMGインターナショナルについて
KPMGは、監査、税務、アドバイザリーサービスを提供するプロフェッショナルファームのグローバルネットワークです。世界152ヶ国のメンバーファームに189,000名のプロフェッショナルを擁し、サービスを提供しています。KPMGネットワークに属する独立した個々のメンバーファームは、スイスの組織体であるKPMG International Cooperative(“KPMG International”)に加盟しています。KPMGの各メンバーファームは法律上独立した別の組織体です。
■KPMGコンサルティングについて
KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジー、リスク&コンプライアンスの3分野でサービスを提供するコンサルティングファームです。戦略、BPR、人事・組織、PMO、アウトソーシング、ガバナンス・リスク・コンプライアンス、ITなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクター等のインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
■KPMGタイランドについて
KPMGタイランドは、KPMGインターナショナルのタイにおけるメンバーファームの総称であり、監査、税務、アドバイザリーの3つの分野で1,500名以上のプロフェッショナルがサービスを提供しています。
タイ市場の成熟化はもとより、周辺ASEAN諸国の発展による事業環境の変化、またIoT(Internet of Things)やAI(人工知能)をはじめとするテクノロジーの進化により、ASEAN進出日本企業が直面する経営課題は高度化し、多様化しています。また、新たな生産拠点と市場としての魅力を増すカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムへの日本企業の進出が急速に増える中、日本企業は利益確保のための「攻め」と、経営リスクを管理するための「守り」の両面において、組織と機能の最適化が求められています。
また、企業の抱える課題は進出ステージにより異なります。進出ステージの比較的浅い企業では、M&Aによる事業買収や現地営業体制の強化、顧客満足度の向上など、事業拡大に伴う課題が優先される一方で、進出ステージが成熟した企業では、さらなる事業拡大と供に、経営基盤の強化をはじめ、業務品質向上や業務効率化など、より経営管理に係わる課題認識が高く、これまで以上に、企業の進出ステージ毎に柔軟かつ迅速な対応が求められています。
【新組織の概要と主要提供サービス】
KPMGコンサルティングとKPMGタイランドの2社は、共同で日本企業向けアドバイザリー業務の専門組織を設置し、KPMGコンサルティングが持つ日本での経験と知見の活用と、日本からのプロフェッショナル人員の派遣を含む人材交流とノウハウの共有を推進するとともに、タイ特有の課題、そして法務や税務など現地事情に精通したKPMGタイランドの組織を活かすことで、ASEAN進出日本企業のニーズに対応したアドバイザリーサービスの提供を目指します。
当初は、(1)RPAを活用したデジタルレイバーの導入支援、(2)地域経営における組織・機能の最適化支援、(3)グローバルITシステムの最適化支援を主要サービスと位置付け、今後サービスを拡充します。また、当該組織の新設により、KPMGタイランドのマネジメントコンサルティング部門を2019年度中に120名体制に拡大します。
1.RPAを活用したデジタルレイバーの導入支援
従業員の賃金上昇や従業員の質など、人に係わる課題が在タイ日本企業の経営課題の上位を占める中、2018年をピークに、タイの労働者人口は減少に向かうことが予想されています。経費精算や買掛金業務といった経理部門の業務やカード、ローン、保険等の各種申し込み・審査の事務処理をはじめ、高い離職率への対応としてもホワイトカラーの定型業務を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入することで、業務の効率化、業務品質の向上、リスク管理の高度化を支援します。
2.地域経営における組織・機能の最適化支援
事業の拡大に伴うチャネル拡大、営業体制強化のための進出経緯やローカル規制等により、ASEAN域内にはグループ会社が複数存在している日本企業が多く、効率的なグループ経営基盤確立の必要性は増しています。税務・法務・各種規制の制約を踏まえた上、最適な組織設計、ターゲットオペレーティングモデル(TOM:注1)の策定、ビジネストランスフォーメーションの提案・実行支援により、日本企業の更なる成長を支援します。
3.グローバルITシステムの最適化支援
経営管理基盤強化のためのITシステム導入は継続的な企業課題となっています。特にタイ進出日本企業は早くから経営管理システムの導入をしている企業が多いため、現在の経営環境に即した最新のシステム環境が整っていない企業も数多く存在します。クラウド、モバイル、デジタル等の技術を活用し、経営管理機能の強化を行うとともに、事業拡大に向けたグローバルITシステムの最適化を支援します。
注1:変化の速い事業環境において、戦略を実行する組織的能力や仕組みの方法論を「ターゲットオペレーティングモデル(TOM)」と呼んでいます。
■KPMGインターナショナルについて
KPMGは、監査、税務、アドバイザリーサービスを提供するプロフェッショナルファームのグローバルネットワークです。世界152ヶ国のメンバーファームに189,000名のプロフェッショナルを擁し、サービスを提供しています。KPMGネットワークに属する独立した個々のメンバーファームは、スイスの組織体であるKPMG International Cooperative(“KPMG International”)に加盟しています。KPMGの各メンバーファームは法律上独立した別の組織体です。
■KPMGコンサルティングについて
KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジー、リスク&コンプライアンスの3分野でサービスを提供するコンサルティングファームです。戦略、BPR、人事・組織、PMO、アウトソーシング、ガバナンス・リスク・コンプライアンス、ITなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクター等のインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
■KPMGタイランドについて
KPMGタイランドは、KPMGインターナショナルのタイにおけるメンバーファームの総称であり、監査、税務、アドバイザリーの3つの分野で1,500名以上のプロフェッショナルがサービスを提供しています。
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