トラフィック イーストアジア ジャパン、2010年は寅(トラ)年に向け、 特別サイト『絶滅の危機にあるトラを救う』始動
~WANTED ALIVE! トラやトラの森を守る活動を支援しよう!~
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2009年12月9日 09:30WWFジャパン(世界自然保護基金)の野生生物取引調査・監視部門として活動しているトラフィック イーストアジア ジャパン(所在地:東京都港区、以下 トラフィック)は、来る寅年に向けて、トラについて楽しみながら理解を深めるための特別サイト『絶滅の危機にあるトラを救う (URL: http://www.trafficj.org/tiger2010/ )、以下 特別サイト』を立ち上げ、トラやトラの森を守るプロジェクト支援の呼びかけを始めました。
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【特別サイト立ち上げの経緯】
■密猟や不正取引などで、10万頭いたトラが、現在約4,000頭に激減
トラはこれまで様々な保護対策がとられてきましたが、いまだ各国で密猟や密輸・不正取引が後を絶たず、生息地の破壊や人間との衝突などにも脅かされ、数は減り続けています。20世紀のはじめには10万頭いたといわれるトラがいまや約4,000頭と、トラをめぐる状況は依然として厳しく、絶滅の危機が迫っています。
■来る寅年に、あらためてトラに関する現状を伝えたい
トラフィックやWWFはこれまで、様々な形でトラの保護に携わってきましたが、今回、寅年を来年に控え、遠くて身近な動物であるトラについて、あらためてその現状を伝える必要性を感じ、本サイトを立ち上げることとなりました。
【特別サイトの特徴】
■トラの生息状況をまとめた「トラペディア」など、トラ関連情報を提供
このサイトでは、トラの現在の生息状況をまとめた「トラペディア」を始め、世界で報告されている密輸や密猟の事例や最近の保護の動きといった、トラをめぐる様々な情報を提供しています。また、より多くの方に楽しんでいただくための年賀状などのコンテンツも用意しています。
■WWFジャパンが展開中のトラ保護活動への寄付キャンペーンへもリンク
さらにWWFジャパンは、12月の始めから『トラに願いを。』と題して、生物多様性が豊かなスマトラのトラやトラの森を守るためのプロジェクトを支援する寄付キャンペーンを行っています。特別サイトから、このキャンペーンの専用窓口へリンクがございますので、ウェブサイトを見て「何かしなければ」と思った方がすぐ行動に移すことができます。
このウェブサイトを見た方々が、トラという素晴らしい生き物について理解を深め、さらに実際に行動を起こし、より多くの人々に広げていってくれることを期待しています。
◆特別サイト『絶滅の危機にあるトラを救う』
URL: http://www.trafficj.org/tiger2010/
【『絶滅の危機にあるトラを救う』に関するお問い合わせ】
トラフィック イーストアジア ジャパン
担当:石原明子
TEL :03-3769-1716
【『トラに願いを。』に関するお問い合わせ】
WWFジャパン
担当:佐久間浩子
TEL :03-3769-1714
【組織概要】
トラフィック イーストアジア ジャパン
〒105-0014 東京都港区芝3-1-14 日本生命赤羽橋ビル6階
TEL : 03-3769-1716
FAX : 03-3769-1304
E-mail: traffic@trafficj.org
URL : http://www.trafficj.org
トラフィックは、世界自然保護基金(WWF)と国際自然保護連合(IUCN)の共同事業です。ワシントン条約事務局を協力しながら活動しています。