ブレインパッドのソーシャルリスニングツールが、本格的なインスタ分析に対応
若者の最新トレンドを、ハッシュタグだけでなくキャプション・コメントからも把握可能に
株式会社ブレインパッドは、ソーシャルリスニング(*1)・プラットフォーム「Crimson Hexagon ForSight(TM) Platform」について、今や20代の4人に1人が使用していると言われる(*2)「Instagram」の分析機能が強化されたことを発表します。これにより他のツールでは難しい(*3)本格的なインスタ分析が可能となります。
また、本機能を利用して、本年春に開業した銀座最大の複合商業施設「GINZA SIX」について、「Instagram」と「Twitter」の投稿内容を簡易比較・分析しました。
(注)
・Crimson Hexagon ForSight(TM) Platform(クリムゾンヘキサゴン・フォーサイト・プラットフォーム、略称:ForSight)
・Instagram(インスタグラム、略称:インスタ)
・Twitter(ツイッター)
■他のツールでは難しい本格的なインスタ分析が可能
「ForSight」は、米国・Crimson Hexagon社が開発し、ブレインパッドが国内唯一の代理店として、販売・導入支援を行っております。世界中で500社以上の企業やブランドが採用し、SNS、ブログやニュースサイトなど幅広いメディアの投稿を日本語・英語をはじめとする多言語で収集・分析することが可能です。
今回のインスタ分析に関する機能強化では、従来の単一「ハッシュタグ(*4)」を対象とした分析に加え、「Instagram」の公式アプリやその他国内の分析ツールがほぼ対応できていない「キャプション(説明文)」、投稿に対する第三者からの「コメント」、複数の「ハッシュタグ」を対象とした、本格的な分析が可能となりました。
■インスタ分析は若い女性のトレンドをつかむ重要な一手
「Instagram」は、現在全世界で約7億人が利用するなど、主要SNSではFacebookに次ぐユーザー数を誇ります。国内でも約1,600万人が利用し、急速にユーザー数を増やしています(*5)。
「Instagram」は、特に流行に敏感な10代・20代の女性が数多く登録していると言われ、多くの若者がファッション、美容、グルメ、旅行などの写真をキャプションや複数のハッシュタグとともに投稿しています。
そのため、企業の商品開発・マーケティング部門の担当者にとって、「Instagram」を分析することは、若者のトレンドをつかむ重要な一手となってきています。
■銀座最大の商業施設「GINZA SIX」のトレンドを「Instagram」と「Twitter」で分析
以下のグラフは、本年4月20日に開業した、銀座エリア最大の複合商業施設「GINZA SIX」に関する、「Instagram」と「Twitter」の投稿数の推移を「ForSight」を使用し、分析したものです。
「Twitter」の投稿数は、「GINZA SIX」が開業した4月20日前後は大きく伸びたものの、その後1週間程度で投稿数が減少してからは、大きな変動はありません。一方、「Instagram」の投稿数は、投稿総数では「Twitter」に劣るものの、5月下旬から6月上旬にかけては開業当初に迫るほどの投稿数の盛り上がりができています。
また、「GINZA SIX」の施設内に展示され各種メディアでも話題となった、前衛芸術家・草間彌生氏の展示に関する投稿について、「ForSight」の「関連性分析機能(*6)」を使って、その傾向の違いを見てみました。
その結果、「Twitter」と「Instagram」のどちらの投稿にも「行く」「見る」「来る」他、共通のキーワードがたくさんあるものの、「Instagram」にはこれらに加えて、「楽しい」「可愛い」「好き」「美味しい」といった「感情」が投稿されているように見えます。
以上のように、「Twitter」と「Instagram」では、投稿者の行動パターンが異なるため、どちらか1つのソーシャルメディアを対象とした分析だけでは、本当のトレンドを見逃してしまう可能性があります。企業がソーシャルメディアを分析して消費者のトレンド、キャンペーンの効果測定などを行う場合は、複数の視点から見ることがより重要となります。
■複数のハッシュタグで、より目的に合った投稿を発見、分析可能に
「ForSight」を活用すれば、ハッシュタグ「#ginzasix」・「#銀座シックス」と「#草間彌生」の両方を含む投稿を的確に抽出・分析することができます。
また、これまでは「GINZA SIX」について分析したい場合、「#ginzasix」などのハッシュタグが使われていないと分析ができませんでした(左下)。一方「ForSight」は、ハッシュタグがなくても、キャプションやコメント部分に「GINZA SIX」に関する情報が記載されている投稿(右下)を、分析することが可能です。
(*1)ソーシャルリスニングとは、「Twitter」や「Facebook」などのソーシャルメディア上での人々の会話を収集・分析し、動向の把握や、トレンドの予測、自社ブランド・自社製品に対する評判の理解や改善に活かすこと。
(*2)2017年6月30日、ガイアックスメディアラボ発表「【最新版】2017年6月更新! 11のソーシャルメディア最新動向データまとめ」参照。
https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/
(*3)2017年7月7日現在、当社調べ。
(*4)ハッシュタグとは、「Instagram」の投稿を行う際に、コメント部分に記載する「#」から始まる単語のこと。投稿に対する「ラベル」のようなもので、どのような投稿なのかを分類するのに使われる。
(*5)2017年5月29日、インスタラボ発表「【2017年5月】主要SNSのユーザー数と利用状況比較まとめ最新版」参照。
https://find-model.jp/insta-lab/sns-matome/
(*6)関連性分析とは、「Twitter」上の投稿における共起(文において、ある文字列とある文字列が同時に出現すること)パターンを把握できる、「Crimson Hexagon ForSight(TM) Platform」の機能の一つ。
■ご参考情報
●「Crimson Hexagon ForSight(TM) Platform(クリムゾンヘキサゴン・フォーサイト・プラットフォーム)」について http://www.brainpad.co.jp/products/CrimsonHexagon.html
「Crimson Hexagon ForSight(TM) Platform」は、ソーシャルメディアから、ブランドや商品に対する世界中の顧客エンゲージメントを分析するプラットフォームです。ソーシャルメディアのデータを用いた顧客インサイト分析により、マーケティングとビジネス・プログラムの活性化、最適化を実現します。米国・Twitter, IncおよびTwitter Japan株式会社、キヤノン株式会社などで採用されている他、世界中で500社以上の企業やブランドにご活用いただいております。
●株式会社ブレインパッドについて http://www.brainpad.co.jp/
(東京証券取引所 市場第一部:証券コード 3655)
本社所在地:東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 佐藤 清之輔
資本金:331百万円(2017年3月31日現在)
従業員数:202名(連結、2017年3月31日現在)
事業内容:企業の経営改善を支援するビッグデータ活用サービス、デジタルマーケティングサービス
■お問い合わせ先
●製品・サービスに関するお問い合わせ
株式会社ブレインパッド
デジタルソリューション統括部 営業部
TEL:03-6721-7002
問い合わせフォーム:https://form.brainpad.co.jp/webapp/form/19108_ygcb_25/index.do
*本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発売日現在の情報です。
以上
- カテゴリ:
- サービス
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)