80万部突破の大人気和風ファンタジー小説「八咫烏シリーズ」 第一部完結を記念し、外伝3作品を電子書籍で配信!
文藝春秋電子書籍編集部では、7月28日(金)より、電子書籍オリジナルコンテンツとして、人気和風ファンタジー小説「八咫烏シリーズ」の外伝、『しのぶひと』『ふゆきにおもう』『すみのさくら』(阿部智里)を発売します。
累計80万部を突破した「八咫烏シリーズ」は、28日発売の『弥栄の烏』で第一部が堂々完結(電子書籍版も同日配信)。完結を記念し、「オール讀物」に掲載されたシリーズ外伝3作を、電子書籍化して配信します。外伝では、本編では描かれなかった、主要キャラクターたちの過去や恋模様が明らかに。「八咫烏」ファン必読の内容となっています。また、個々の話は独立して読めるようになっているので、本編を読んだことのない方でも、「八咫烏シリーズ」の壮大な世界観を楽しむことができます。
■著者・阿部智里さんコメント
「『しのぶひと』『ふゆきにおもう』『すみのさくら』は、いずれも本編からのこぼれ話です。これらを読んで頂ければ、脇役と思われがちな烏ひとりひとりにも、それぞれの人生があることが分かってもらえるのではないか。そして、本編を再読した時、また新たな発見をもたらしてくれるのではないかと期待しております。
電子書籍化によって、時に可愛らしく、時に憎らしい彼らの物語を、より多くの方々にお届け出来ますように!」
■八咫烏シリーズについて
人間の姿に変身することが出来る八咫烏の一族が、異世界・山内を縦横無尽に飛びまわる、和風ファンタジー。2012年に史上最年少20歳で松本清張賞を受賞してデビューした阿部智里さんの作品。平安王朝風のみやびな風俗と、日嗣の皇子・若宮と側仕えの少年・雪哉を中心とした魅力的なキャラクターたち、周到に仕掛けられた謎と、日本神話に通じる壮大な世界観をお楽しみ下さい。
■外伝のあらすじ
『しのぶひと』(「オール讀物」2016年7月号掲載)
端午の節句で「角落とし」と呼ばれる神事の花形射手を務めた雪哉。その成長ぶりに驚いた桜花宮の筆頭女房・真赭の薄のもとに、思いがけない縁談の話が……。
★四巻『空棺の烏』の舞台・勁草院での二年目にあたる草牙時代のエピソード。
『ふゆきにおもう』(「オール讀物」2017年1月号掲載)
行方不明になった垂氷郷の郷長の次男・雪哉と三男の雪稚。長男の雪馬と母の梓は必死で彼らを探すが、実は雪哉だけは産みの母が異なり、北家当主の姫君だった。
★二巻『烏は主を選ばない』の雪哉の選択の背景。『烏は主を選ばない』を読んだ後にオススメ。
『すみのさくら』(「オール讀物」2017年7月号掲載)
突然、南家当主の姫君の身分を剥奪された墨子。理由も分からないまま両親の死を知らされ、山烏の孤児たちと暮らしていたある日、宗家の若宮がやってくる。
★一巻『烏に単は似合わない』の浜木綿の行動の理由。『烏に単は似合わない』を読んだ後にぜひ。
■著者プロフィール
阿部智里(あべ・ちさと)
1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、20歳で松本清張賞を受賞。デビュー作『烏に単は似合わない』以来『烏は主を選ばない』『黄金の烏』『空棺の烏』『玉依姫』『弥栄の烏』を毎年一冊ずつ刊行し、シリーズ外伝を「オール讀物」で発表している。現在、早稲田大学大学院文学研究科で学びながら、執筆活動を行っている。
■書誌情報
書名:『しのぶひと』『ふゆきにおもう』『すみのさくら』
著者:阿部智里
価格:各300円(※電子書店によって異なる場合があります)
配信開始日:『しのぶひと』『ふゆきにおもう』7月28日(金)、『すみのさくら』8月4日(金)
主要販売電子書店:Kindleストア、iBooks、楽天Kobo、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto他、電子書籍を販売している主要書店
■関連URL
八咫烏シリーズ公式サイト
http://books.bunshun.jp/sp/karasu
八咫烏シリーズ公式Twitter
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