国際武器移転史研究所発・新イニシアティブ 国際共同研究プロジェクト 「パーリア・ウェポンズ」(Pariah Weapons)発足
国際武器移転史研究所は8月1日、新たな国際共同研究プロジェクト「パーリア・ウェポンズ」(Pariah Weapons)を立ち上げました。本プロジェクトは、特定の兵器をパーリア(他の兵器に比べて特段に憎悪すべき兵器)と見做す発想や認識枠組みの構築と変遷の歴史を解き明かし、「大量破壊兵器」「非人道兵器」といったカテゴリーの構築と変遷に対しても歴史的検証を加えます。
本プロジェクトは、国内外の歴史学者・法学者・国際政治学者による学際的研究を通じて、近現代を通じた軍縮・軍備管理の発想や枠組み自体を問う、世界的にも極めて新しい試みです。今後、本プロジェクトでは、国際シンポジウムや学会パネルなど、様々な方法で研究成果を発信します。多くの方々との議論を通じて研究を発展させ、日本および世界の軍備管理・軍縮研究の新たな地平を切り拓きます。
2015年に当大学の新たな研究拠点として設立された国際武器移転史研究所は、軍縮・軍備管理に関する総合的歴史研究と「現代」の政策論議とを接合させ、従来の閉ざされた研究組織では達成されなかった学際的・国際的研究を通じて、近現代の軍縮・軍備管理という世界的課題を追究していきます。
■プロジェクトの詳細はこちらから■
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~transfer/news/2017/20170801.html
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