小学生にロジカルシンキングを教える塾を開く著者が、 思考のフレームワークや問題解決の技法を わかりやすく解説した書籍を刊行
「脚の1本折れたイスの新しい使い道とは?」… 小学生が学んでいる簡単なステップで問題を解きながら、 “論理力・仮説力・実行力”が身につく!
フォレスト出版株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:太田 宏)は、『10歳でもわかる問題解決の授業』(苅野 進・著)を2017年9月22日に発売しました。小学生にロジカルシンキングを教える塾を開く著者が、簡単なステップで問題を解きながら、“論理力・仮説力・実行力”が身につく技法を解説しています。
■本書出版の背景
日々、大小さまざまな問題や壁に直面することも多く、社会人になると急に求められるようになる、問題を解決するための「自分で考える」能力。しかし、私たち日本人の多くは、問題を解決することに苦手意識を持っています。「どんなに粘り強く考えたものでも、結論が間違えていれば0点」「正解を見つけられなければ、考えた意味がない」という小学校以来のテストの世界で染みついてしまった結果主義の考え方が影響し、自分の考えに確信がないから教えてくれるのを待つ、いわゆる思考停止状態で立ち止まってしまいがちです。
100%の正解がない日常社会では、待っていても誰も正解を持っていないし、教えてくれません。正解のない問題を前に、自分の頭で考え抜き、自分なりの意見と答えを用意しなければならず、「自分で考える」ことを避けられない。ついには、前例という名の正解を求めて、ひたすら調べ続ける、検索し続けてみるものの、「見つけられなかった……」と徒労感のみが残ることも少なくないでしょう。
本書では、そんな「自分で考える」能力を身につけるための技法をわかりやすく解説しています。
■「考える力」は、仕事、人生での閉塞感を打ち破る
ビジネスの場はもちろんプライベートのシーンにおいても、「問題解決力」「論理的思考力(ロジカルシンキング)」が弱いと、“何が言いたいのかわからない”“仕事の段取りが悪い”“質問に正しく答えられない(質問の意図が理解できず的確に答えられない)”“理解する力が低い”などの影響や印象を与えてしまいます。
一方で、問題解決力のある人は、試行錯誤を低コストかつ非常に早いサイクルで回し、そこからぐんぐんと精度の高い意思決定を繰り返していきます。問題を分解する、仮説を立てて実験する、様々なものさしで評価する、という作業を通じた試行錯誤をすること自体が物事を解決し、より良い方向に進めてくれることを知り、実践しているのです。
本書は小学生が実際に解いている問題などもご紹介しながら、「自分で考える」ことについての苦手意識を取り除くための心理的・技術的なコツをお伝えしています。
「考える力」を養うことで、
●仕事を効率化させたい
●業務スピードをアップしたい
●相手が納得する提案・交渉・プレゼン・企画・説明をしたい
●仕事相手や社内の人とのコミュニケーションを円滑にしたい
●計画・目標をうまく達成していきたい
●友人に、一緒に行くレストランを選んでくれと言われてつらい
●休日に何をするかを決めることに疲れる
など、あらゆる問題を解決することができます。
■著者プロフィール
苅野 進(かりの・しん)
学習塾ロジム塾長 兼 代表取締役
東京大学文学部卒業後、経営コンサルティング会社を経て、2004年学習塾ロジムを設立。コンサルタント時代には、社会人向けのロジカルシンキングの研修、指導も担当。
「“自らの問題を設定し、試行錯誤しながら前進する力”を養うことこそ教育のもっとも重要課題である」という考えから、小学生から高校生を対象に論理的思考・問題解決力をテーマにした講座を開講している。国語・算数・理科・社会・英語といった主要科目の学習への応用でも効果をあげている。
■書籍概要
書名 : 10歳でもわかる問題解決の授業
著者 : 苅野 進
ページ数: 240ページ
価格 : 1,512円(税込)
出版社 : フォレスト出版株式会社
ISBN : 978-4-89451-771-4
発売日 : 2017年9月22日
URL : https://www.forestpub.co.jp/author/karino/book/B-1812
■会社概要
商号 : フォレスト出版株式会社
所在地 : 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-18 白宝ビル5F
設立年月日: 1996年4月1日
代表取締役: 太田 宏
業務内容 : 出版物の企画・制作及び販売
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