注目の作詞家・いしわたり淳治、10年ぶりの小説集　『次の突き当たりをまっすぐ』を2017年11月23日に発売

2017.11.21 09:00

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株式会社筑摩書房(所在地：東京都台東区、代表取締役社長：山野浩一)は、2017年11月23日に作詞家・いしわたり淳治著『次の突き当たりをまっすぐ』を刊行します。

いしわたり淳治の著作としては、2007年に刊行された『うれしい悲鳴をあげてくれ』(2014年にちくま文庫化、累計発行部数20万3,600部)以来となる10年ぶりの小説集です。

バンド、SUPERCAR(スーパーカー)でのデビューから日本の音楽シーンの中で自在に“ことば”を操り、作詞家、音楽プロデューサーとしてのキャリアを着実に歩んできた著者が、その独特の感性と視点で紡いだ28作の超短編小説(ショート・ショート)を収録。どの作品にもあっと驚く結末が待ち受けていて、ミニマルな描写とシャープなユーモアが読む者を虜にさせる、まさに言葉のプロならではの技が光る一冊となっています。

『次の突き当たりをまっすぐ』書影

筑摩書房特設サイト： http://www.chikumashobo.co.jp/special/ishiwatari/

■前著『うれしい悲鳴をあげてくれ』(ちくま文庫)は20万部突破

2014年1月に刊行した前著文庫版『うれしい悲鳴をあげてくれ』(小説＆エッセイ集)は、音楽以外の幅広い層からも注目を集め、累計発行部数は26刷20万3,600部となっています。(2017年11月21日時点)

刊行から3年を過ぎた現在でも読者を増やしつつあり、この度『うれしい悲鳴をあげてくれ』収録の短編小説「顔色」を、いしわたり氏がバンドのデビュー作ほかデビュー当初の作品にプロデューサーとして関わったチャットモンチーの橋本絵莉子さんに朗読いただきました。この音源はオーディオブック版『うれしい悲鳴をあげてくれ』に収録され、2017年11月23日より日本最大のオーディオブック配信サービス「FeBe」にて配信を開始します。また、期間限定で筑摩書房特設サイト( http://www.chikumashobo.co.jp/special/ishiwatari/ )から無料で試聴できるようにもなっています。

■著者紹介

いしわたり淳治(いしわたり・じゅんじ)…1977年生まれ。青森県出身。作詞家・音楽プロデューサー。1997年にロック・バンドSUPERCARのメンバーとしてデビューし、オリジナルアルバム7枚、シングル15枚を発表。そのすべての作詞を担当する。2005年のバンド解散後は作詞家としてSuperfly「愛をこめて花束を」他、SMAP、関ジャニ∞、布袋寅泰、今井美樹、JUJU、Little Glee Monster、少女時代、SHINee、剛力彩芽、chay、手嶌葵、大原櫻子、中島美嘉など、音楽プロデューサーとしてはチャットモンチー、9mm Parabellum Bullet、flumpool、ねごと、NICO Touches the Walls、GLIM SPANKYなどジャンルを問わず数多くのアーティストを手掛ける。現在までに600曲以上の楽曲制作に携わり、数々の映画、ドラマ、アニメの主題歌も制作している。2017年には映画「SING／シング」の日本語歌詞監修を行い、国内外から高い評価を得る。音楽活動のかたわら映画・ファッション・音楽雑誌などで執筆活動も行っている。著書に小説＆エッセイ集『うれしい悲鳴をあげてくれ』(筑摩書房)がある。ソニー・ミュージックエンタテインメント REDプロジェクトルーム所属。

＜いしわたり淳治＞