『幹事と忘年会に関するアンケート』実施& 『幹事川柳2017』入賞作品発表
~11月21日は「いいつどい」で『幹事の日』!~
38万団体、670万人(※1)が利用するグループコミュニケーション支援サービス「らくらく連絡網(※2)」を運営する株式会社イオレ(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉田 直人、以下イオレ)と日本幹事能力研究会(※3)は、11月21日(いいつどい)の「幹事の日」にちなみ、らくらく連絡網会員1,503名に対し、『幹事と忘年会に関するアンケート調査』を実施いたしました。また、らくらく連絡網会員の幹事・代表者に、幹事を務める際の気持ちを川柳に綴っていただく『幹事川柳2017』を開催し、この度入賞作品が決定いたしました。
イオレと日本幹事能力研究会は、“日本のまとめ役として日々苦労している幹事の皆様に感謝し、ねぎらう日”として、「幹事の日」を2016年に制定いたしました。今後も、幹事の皆様を応援する活動を進めてまいります。
※1 : 2017年9月30日現在。1万人以下を四捨五入して表示しています。
※2、3: 詳細につきましては、下部<主催者について>をご参照ください。
1. 幹事と忘年会に関するアンケート
■調査概要
・調査対象:全国の「らくらく連絡網」会員 1,503名(男性 751名、女性 752名)
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査時期:2017年10月23日(月)~10月31日(火)
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、「らくらく連絡網調べ」とご記載いただきますようお願い申し上げます。
(1) 幹事を務めることになった経緯 ~“自分の意志”よりも、“持ち回り制”や“推薦”が主流~
調査対象のうち、幹事を務めたことがある人1,238名に「幹事を務めることになった経緯」を尋ねたところ、『持ち回り制』が34.4%で1位、『周囲からの推薦』が31.4%で2位、『上司または目上の人からの命令』が20.4%で4位となり、必ずしも自分の意志で幹事になったわけではないケースが多いことがわかりました。その一方で、『積極的に立候補』して幹事を務める人も22.0%おり、幹事にやりがいを感じている人もいることがわかりました。
(2) 幹事を務める際に最も大変なこと ~2大苦労は『日程調整』と『お店選び』~
続いて「幹事を務める際に最も大変なこと」を尋ねたところ、『日程調整』が30.5%で1位、『お店選び』が29.9%で僅差の2位となり、幹事の2大苦労が『日程調整』と『お店選び』であることがわかりました。次いで『参加確認の期限日までに回答が集まらない』、『参加・不参加の集計』の順となり、出席人数の確定にも苦労している様子がうかがえます。
日程調整や参加・不参加の集計、未回答者の把握については、便利なWEBツールやアプリもありますので、これらの活用も負担軽減のひとつの手段と言えるでしょう。
(3) 幹事を務める際に怒りを覚えた経験と内容 ~62.3%が幹事の時に怒りを感じている~
様々な苦労を重ねている皆様に「幹事を務める際に怒りを覚えたことがあるか?」と質問したところ、62.3%が怒りを覚えた経験があると回答しました。
怒りを覚えた「ブチ切れエピソード」について尋ねてみたところ、『ドタキャン』や『選んだお店への文句』など、数々のエピソードが飛び出しました。さらに、ブチ切れエピソードの怒り度(人生で一番の怒りを“怒り度10”と定義)を聞いたところ、平均怒り度は『5.3』でした。また、約9%の方々が、怒り度10の経験があり、幹事を務めている際に人生最大級の怒りを感じていたこともわかりました。
(4) 幹事が喜びを感じる時 ~“参加者の楽しんでいる姿”が最上の喜び~
苦労や怒りの絶えない幹事さんですが、どんな時に喜びを感じるのでしょうか?1位は断トツで『参加者が楽しんでいると感じた時』、次いで『感謝された時』、『お店選びを褒められた時』の順となりました。「日程調整」や「お店選び」に苦戦するものの、それらがうまくいくよりも『参加者が楽しんでいると感じた時』の方が嬉しいという、幹事さんの面倒見の良さが表れる結果となりました。
(5) 幹事をまた務めたい人 ~幹事の任務に喜びを感じた人は、また幹事に?~
幹事は苦労や怒りを覚えながらも喜びを感じられる仕事であることが、ここまでの調査結果から明るみになりました。「また幹事を務めたいか?」について尋ねたところ、『やりたい』と『やってもいい』を合わせて76.4%もの方が幹事を務めることに前向きであることがわかりました。また、(4)の「幹事を務める際の喜び」別に分析したところ、「参加者が楽しんでいると感じた人」「これまで会話したことのない人同士が仲良くなっている場面を見た人」「感謝された人」は、また幹事を務めたくなる傾向が高いことが明らかになりました。
(6) 忘年会の準備に費やした時間 ~忘年会の幹事は、時間の負担が増加~
ここからは、忘年会についてアンケート調査いたしました。忘年会の準備のために時間を作って作業をしたことがある方に「どのような作業に取り組んだか」について尋ねました。準備のためにかかった時間は『1時間以上2時間未満』が最も多く、幹事を務めることで少なからず忙しさが増すことがわかりました。
(7) 先輩幹事から新人幹事へのアドバイス ~大成功間違いなしの忘年会幹事テクニック~
これまでに忘年会の幹事を務めた経験のある先輩幹事の皆様から、今年初めて忘年会の幹事を務める新人幹事の皆様へのアドバイスをいただきました。意外と多かったアドバイスは「幹事も楽しむつもりで、気楽に取り組む方がよい」という内容でした。あまりにも気負い過ぎると余裕がなくなってしまうという、幹事経験者ならではのアドバイスかもしれません。
(8) 飲み会で幹事になってほしい有名人「幹事・オブ・ザ・イヤー2017」第1位は『明石家さんま』さん
「飲み会で幹事になってほしい有名人」の1位は『明石家さんま』さんでした。“絶対に盛り上がる”“みんなに話を振る気配りが活かされそう”など、幹事に必要な能力を兼ね備えている点に支持が集まりました。2位は、お笑いコンビ・アンジャッシュの『渡部建』さんがランクイン。「美味しいお店をたくさん知っていそう」という、お店の選定に悩む幹事さんが憧れる、豊富な知識と情報を備えていることが人気の理由でした。3位は、俳優のムロツヨシさん。「おもしろい仕掛けをしてくれそう」「新しい企画をしてくれそう」など、企画力に期待している人が多い結果となりました。
(9) “忘年会の幹事”と聞いてイメージする漢字「幹字」の1位は『忙』~幹事にとっては「忙年会」?~
「忘年会の幹字」(“忘年会”と聞いてイメージする漢字)を調査したところ、1位は『忙』となりました。いろいろな準備が積み重なる幹事の皆様にとって、準備から当日対応まで、取り組むことが多く慌ただしい忘年会は、『忙年会』なのかもしれません。2位には『楽』がランクイン。忙しいとは言うものの、やはり忘年会は楽しいという経験からの回答と思われます。3位は『疲』。慌ただしくも楽しい忘年会ですが、“幹事は疲れる”という本音が表れたようです。
2. 『幹事川柳2017』入賞作品発表!
■実施概要
・応募概要:幹事・代表者の嘆きを川柳で表現し投稿。
・応募条件:「らくらく連絡網」ユーザー
・応募方法:インターネット
・募集期間:2017年9月6日(水)~9月30日(土)
・応募総数:1,813点
<幹事川柳2017>幹事川柳2017 WEBサイト
https://ad.ra9.jp/pr/kanjisenryu/award_2017
2017年9月に募集した、幹事・代表者の皆様の嘆きを表現していただく『幹事川柳2017』。応募総数1,813点の中から、入賞作品を決定いたしました。
【らくらく連絡網賞(最優秀賞)】
「行けたらね」 それって絶対 来ないよね(ペンネーム:ひーさん)
〔講評〕
らくらく連絡網会員へのアンケートで得票数1位を獲得。最も票が多かったことから、「行けたら行くね!」は参加率0%という幹事さんの間での共通認識があるようです。この後はきっと「不参加」としてカウントするのでしょう。長年の幹事経験によって身につけたスキルです。
【日本川柳協会賞】
タクシーに 乗せて幹事の 荷が下りる(ペンネーム:山田逆転虫さん)
〔講評〕
支払いも済ませ全員を送り出すまで、幹事は気を抜けません。先輩でしょうか、上司でしょうか。最後の一人をタクシーに乗せ送り出して、やっと役目が終る。下五の「荷が下りる」にその感じが良く出ました。五七五のリズムもピタリと決まり、心地良い句になりました。
【日本幹事能力研究会賞】
未回答 何回見ても 未回答(ペンネーム:EMさん)
〔講評〕
期限間近でなかなか回答してくれない幹事のヤキモキがストレートに表れていますね。しかし、人数を確定しなければならないのが幹事の使命!この後の巻き返しがすごいのでしょう!さすがです。乾杯!
【優秀賞】
・「なにがいい?」 答えはいつも 「なんでもいい」(ペンネーム:空前絶後の超絶怒濤の現会長さん)
・1人減る 電話の直後 1人増す(ペンネーム:とーるっさん)
・集まりたい 言ってたわりに 来ないんか(ペンネーム:2児ママ子さん)
・気が抜けず ビールの気だけが 抜けてゆく(ペンネーム:銀トロさん)
・お開きで やっと安心 乾杯だ(ペンネーム:りんりん97さん)
・褒められて 成長します 幹事です(ペンネーム:おかゆさん)
・おつかれと 帰りの電車 ひとりごと(ペンネーム:デュナンさん)
<まとめ>
今回のアンケート調査により、「苦労」や「怒り」を覚えたり、自分の時間を割いたりしながらも、様々な会を取りまとめていく幹事の皆様の努力の様子が浮き彫りとなりました。また、その努力の見返りは「参加者たちが楽しんでくれている姿」という、なんとも健気な回答でした。身の回りのイベントに全力を注ぐ幹事さんたちの「おもてなし」精神は、日本の「おもてなし」文化を支えているひとつと言っても過言ではないでしょう。11月21日は、そのような幹事さんたちを労う日にしたいものです。
<主催者について>
社名 : 株式会社イオレ
本社所在地: 〒108-0074 東京都港区高輪3-5-23 KDX高輪台ビル9F
代表者 : 代表取締役社長 吉田 直人(よしだ なおひと)
設立 : 2001年4月25日
資本金 : 5億9,998万円 ※2017年11月1日現在
従業員数 : 76名 ※2017年11月1日現在
事業内容 : PC・スマートフォン向け各種サービスの運営
(「らくらく連絡網」「ガクバアルバイト」「らくらくアルバイト」)
インターネット広告事業
アドテクノロジー商品「pinpoint」の開発・提供
セールスプロモーション事業
URL : http://www.eole.co.jp/
〔『らくらく連絡網』とは〕
団体やグループでの活動に必要な出欠確認や日程調整、アンケート、安否確認等を、メールの一斉送信で簡単に行うことができるグループコミュニケーション支援サービスです。部活動やサークル、ゼミ、子供の習い事や少年スポーツチーム、PTA等の団体活動に従事している皆様にご利用いただいております。
<ダウンロード用URL> https://ra9.jp/appinformation/store
●特長:幹事さんの2大苦労のひとつ「日程調整」が簡単にできる。
今回の調査で、幹事さんの2大苦労は「日程調整」と「お店選び」であることが明らかになりました。『らくらく連絡網』を利用すると、そのうちのひとつ「日程調整」を簡単に行えます。
幹事さんは、『らくらく連絡網』のカレンダーから開催候補日を選び、確認してほしい内容を入力。あらかじめグループ登録しておいたメンバーに送信するだけで、日程調整の通知が完了します。回答するメンバーは、候補日の「〇(参加)」「×(不参加)」「△(未定)」をタップするだけで入力が完了します。入力内容は、日付と人数を一覧で確認できるため、回答状況を容易に把握できます。
また、なかなか回答してくれないメンバーには、「未回答者に催促」ボタンをワンタップするだけで通知を送れるため、回答率の上昇が見込めます。
■日本幹事能力研究会
38万人を超える幹事さんが愛用中の「らくらく連絡網」を運営するイオレの代表である吉田直人によるプロジェクトです。「らくらく連絡網」を運営する中で聞こえてくる、幹事さんの努力、苦労、悲哀の声に胸をうたれ、幹事の社会的地位を高めるために本研究会は設立されました。普段、なかなか陽が当たらない中、ニッポンの“まとめ役”を務めている「幹事」さんたちの社会への貢献に対し感謝と称賛を集め、幹事さんたちが、もっとイキイキと「幹事」活動ができる社会機運をつくってまいります。
<日本幹事能力研究会> http://kanji.work/
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