世界的ヨットレーサー、ジョバンニ・ソルディーニ氏を迎え、 海と陸のダイナミズムを同時に堪能する 「マセラティ Drive & Sail Experience」を沖縄で初開催 「マセラティ マルチ70号」は 来年1月よりノンストップ世界最速航行に挑戦
マセラティ ジャパン株式会社(代表取締役:グイド・ジョバネッリ、本社:東京都港区)は、海と陸それぞれを舞台に卓越したパフォーマンスを体験するイベント「マセラティ Drive & Sail Experience」を沖縄県与那原マリーナにて2017年12月9日~10日の2日間にわたり実施いたしました。
このプログラムは、「マセラティ マルチ70号」に乗船して沖縄の心地よい海風を満喫するとともに、10年ぶりにモデルチェンジした新型「グラントゥーリズモ」、「グランカブリオ」をはじめ、精悍さとエレガンスをきわめた独創的なエクステリアと先進運転支援システム(ADAS)を装備した新型「ギブリ」、極限まで洗練された新型「クアトロポルテ」、ギブリ、クアトロポルテ同様にトリムオプションを追加した新型「レヴァンテ」の2018年最新モデルラインアップに試乗して海岸線を走り抜けるという至高のプログラムとして、日本で初めて開催されたものです。
海上で、路上で、フィールドを超えた比類なきダイナミズムとラグジュアリーを堪能できるまたとない体験。それは、参加者の皆様にマセラティの世界観をより魅力的なものとして心に刻んでいただく素晴らしい機会を提供いたしました。
このイベントの協力は、マセラティがメインスポンサーを務めるイタリア人の世界的ヨットレーサー兼冒険家、ジョバンニ・ソルディーニ氏率いる「マセラティ マルチ70号チーム」のクルーと、「マセラティ マルチ70号」です。ソルディーニ氏は、マセラティがサポートをスタートした2013年から3年間にわたって単胴船「VOR70マセラティ号」で五大陸すべてを航海する10万マイルもの旅を完遂。ヨット競技においても偉業達成となるその成果を受け、このたび新たな航海船「マセラティ マルチ70号」とともにさらなる冒険に挑みます。
トリマラン(三胴船)としては最先端のテクノロジーと40ノット以上で航行できる性能を備えた「マセラティ マルチ70号」によって、かつてソルディーニ氏が100フィート カタマランで樹立した41日21時間26分34秒に次ぐノンストップ新記録に挑戦。2018年1月より、ソルディーニ氏と4名のエキスパートが「マセラティ マルチ70号」に乗船し、このクラスのヨットでは前人未到の長距離ルート、香港-ロンドン間24,000kmのノンストップセイリングの旅へと出帆します。
マセラティは、大海原を駆けるソルディーニ氏の壮大なチャレンジを支えながら、またすべてのドライバーに大いなる感動をお届けできるよう、これからも情熱的にサポートしてまいります。
■マセラティ マルチ70号とは
ジョバンニ・ソルディーニとマセラティ マルチ70号チームは、完璧なフォイリングテクノロジーを導入し、革新的なオーシャンフォイリングを実現しています。この野心的なプロジェクトのテストベッドが、チームの70フィートの未来的な高性能大洋航海用トリマランであるマセラティ マルチ70号です。
長さ21.2メートル、幅16.8、回転翼マスト29メートル、移動距離6.3トンの船体は、ハイドロフォイルダガーボードとラダーによって支えられ、波の上を滑空します。
2016年には、ボートの外側のフォイルと翼舵からのリフトをバランスさせた大きな中央の水平フォイルを使用して、外洋で安定したフォイリングを達成しました。
何千マイルもの海洋レースと実験的開発のテストを経て、ボートのセットアップとクルーの飛行モードでの操船技術を高めることにより、クルーが海況に応じて舵ブレードの深さを設定できる革命的な調節可能な舵システムが導入可能になりました。
チームはまた、40ノット以上の速度で走行する際に発生する極端な荷重に対処するように設計されたブッシュを備えたユニークで頑丈な舵アセンブリを開発しました。
現在、ソルディーニのチームは、海面の衝撃から損傷のリスクを大幅に低減する革新的な「ラダーヒューズ」システムの完成へ近づいています。
※フォイリング:水中翼を利用して船体を水中から浮き上がらせ、抵抗を大幅に減らして高速で帆走すること
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