アルケア、動的ストレッチマシンを医科領域に導入　関節をストレッチする是吉興業の「ホグレル」を販売開始

2017.12.22 12:00

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医療・福祉・健康分野の材料、機器を開発・製造・販売するアルケア株式会社(本社：東京都墨田区、代表取締役社長：鈴木輝重、以下アルケア)は、是吉興業株式会社(本社：東京都板橋区、代表取締役：向川是吉、以下是吉興業)の関節可動域を動的にストレッチするトレーニングマシン「ホグレルシリーズ」を医科領域において提携し、2018年1月5日に販売開始します。

「インナーサイS」全体

■ホグレルの特長

「ホグレル」は、力を抜いた状態で関節可動域を調整し柔軟にすることが出来るストレッチマシンです。体育施設やトレーニングジムなどに置かれている筋肉トレーニングマシンは負荷を与えることで筋肉を増強させ、鍛えることを目的としていますが、「ホグレル」はリラックスした状態で筋肉に負荷を与えず、日常生活では動かしにくい部位をマシンの誘導によって、無理なく・痛みなく、弛緩させながら動かすことを目的としています。

この、「鍛えるのではなく、簡単に(＝無理せず)動的ストレッチができるマシン」がホグレルの特長です。商品ラインナップは、ベーシックシリーズ7種とコンパクトなSシリーズ5種の計12種で、可動したい関節部位や導入施設の規模によって選ぶことができます。

■動的ストレッチとは

肘や膝の関節など三つ以上の骨が一つの関節を作っている複関節の伸縮動作を行うことで、普段の筋肉の動作に近い動きとなるストレッチです。

■リハビリテーションにおけるホグレルの価値

「ホグレル」はこれまで、フィットネスクラブや競技施設、競技団体、学校など、主にスポーツ・健康業界で導入、活用されてきました。しかしスポーツ・健康業界だけではく医科領域でも非常に有用だと考えられます。主にリハビリテーションにおいて、関節可動域のストレッチは非常に重要な要素です。従来のストレッチは、医療従事者が徒手的に実施する方法が多く行われていますが、ホグレルは従来の方法とは異なり、患者様自身が主体的に簡単に再現性の高いストレッチを実現することができます。また、高齢者の運動器疾患の予防に活用されれば、健康維持向上、医療費削減にも貢献できると考えられます。

今回の販売提携により、医科領域でアルケアが販売を担い、是吉興業は先進機器の開発と医科以外の領域での販売を担当します。

「インナーサイS」全体写真

「インナーサイ」使用風景

■ホグレルシリーズの活用例

製品名：ディッピング(通称：DP)

目的　：肩甲骨周辺部の筋を柔軟にさせ、肩甲骨と鎖骨の可動性の向上

使い方：

マシンのアームはマシン内部の重りによって上部に上がるようになっています。利用者はアーム両端部を掴み、アームを上げ下げすると、肩甲骨や鎖骨が動きます。この動きが、肩甲骨周辺の深層筋肉や、背中の表層筋肉である憎帽筋などをストレッチすることができます。

■是吉興業株式会社の概要

是吉興業は、元プロスノーボーダーの社長の向川是吉が、「スポーツで世界を目指す選手が競技と仕事を両立できる環境づくり、そして日本のオフィス環境に健康を提供したい」と考え、2003年に創業。以来、普段着で無理なく使えるストレッチマシン「ホグレルシリーズ」を開発、フィットネスクラブ、競技施設、競技団体、学校などを中心に販売を伸ばしています。

社名　　　　　　　：是吉興業株式会社

設立　　　　　　　： 2003年

代表者　　　　　　：代表取締役向川是吉

売上高　　　　　　： 2億9,000万円(2016年10月現在)

従業員数　　　　　： 30名(2017年6月現在)

URL　　　　　　　： https://www.hogrel.com/

本社所在地　　　　：東京都板橋区大原町36-18　ホグレルビル (〒174-0061)

事業内容　　　　　：動的ストレッチマシン「ホグレルシリーズ」製造、販売、

　　　　　　　　　　スポーツクラブ「ホグレルスペース」の運営

お客様お問合わせ先： 03-5970-7833 ／ info@hogrel.com

■アルケアについて

アルケアは高齢社会におけるエッセンシャルパートナーとなることを目指し、ウンドケア、オストミー＆コンチネンスケア、ロコモティブケア、ナーシングケア、ヘルスケアの5つの視点でケア現場に貢献する事業を展開しています。