合格率わずか9%!最難関の数検1級合格をサポート!「合格ナビ...

合格率わずか9%!最難関の数検1級合格をサポート! 「合格ナビ!数学検定1級1次」2冊を 1月25日に同時刊行

公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海)は、実用数学技能検定(以下、数学検定)1級の対策テキスト「合格ナビ!数学検定1級1次 線形代数」と「合格ナビ!数学検定1級1次 解析・確率統計」を監修し、東京図書株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役:片山 徹)から2018年1月25日(木)に刊行いたします。


「合格ナビ!数学検定1級1次」表紙


■数学検定最難関の1級は合格率わずか9%!

数学検定1級は合格率が、毎年10%以下にとどまっている最難関の階級です(2016年度の合格率は9.1%)。階級のレベルは、「大学程度・一般」で、おもに理系学生や一般の方々が多く受検しています。2016年度の1級の受検者数は1,126人、合格者数は103人でした。



■実は2次よりも1次の方が難しい1級

数学検定は、1次:計算技能検定と2次:数理技能検定があり、両方に合格しなければなりません。他の階級では2次の方が合格率が低い傾向にありますが、1級は1次の方が合格率が低くなっています。これは、検定時間に余裕がある2次にくらべて、1次は60分と限られた時間で計算問題を緻密に解かなければならないからだと考えられます。このことを背景に、1級合格の重要ポイントである1次を完全マスターできるテキストとして、本書の発刊を企画しました。



■より正確に、より早く。計算力を鍛えることがポイント

数学検定1級の1次:計算技能検定は、必須問題7問を60分の検定時間内に解かねばならず、また、解答用紙には計算の過程は記さずに答えのみを書くので、部分点は期待できません。正確で早い計算力が求められるだけでなく、定理や公式を正しく理解していることが重要です。



■分野別に3段階で構成された問題をこなして、確実に力をつける

本書は、分野別に確実に力をつけるために、各章は次のような3段階構成になっています。


(1)Step1 重要事項

  重要な概念や定義、定理などを簡潔にまとめています。

  既習事項の再確認や本番直前の復習に役立ちます。


(2)Step2 基本例題

  基本的な例題とその解き方を示しています。

  計算過程をしっかりと理解して、正確な答えにたどりつけるように導いています。


(3)Step3 過去問題

  実際に過去の数学検定で出題された問題を掲載しています。

  計算スピードも意識しながら挑戦することがねらいです。


当協会は、今後も、学習者や、学校教育・学習指導者の方々の一助となるような算数・数学に関する書籍を企画・執筆・刊行し、広く学習者のみなさまの数学力向上に貢献してまいります。



■「合格ナビ!数学検定1級1次 線形代数」書籍概要

著者  :江川 博康

判型  :A5判

ページ数:240ページ

定価  :本体2,000円+税

ISBN  :978-4-489-02283-8

発行所 :東京図書株式会社

監修  :公益財団法人 日本数学検定協会

内容  :第0章 整数

     第1章 行列

     第2章 行列式

     第3章 連立1次方程式

     第4章 線形空間と線形写像

     第5章 固有値と行列の対角化

     第6章 2次形式と2次曲面

     付録  過去問題



■「合格ナビ!数学検定1級1次 解析・確率統計」書籍概要

著者  :江川 博康

判型  :A5判

ページ数:224ページ

定価  :本体2,000円+税

ISBN  :978-4-489-02282-1

発行所 :東京図書株式会社

監修  :公益財団法人 日本数学検定協会

内容  :第0章 計算テクニック

     第1章 極限

     第2章 1変数関数の微分

     第3章 1変数関数の積分

     第4章 偏微分

     第5章 重積分

     第6章 微分方程式

     第7章 確率・統計

     付録  過去問題



【実用数学技能検定について】

「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も17,000団体を超えました。以来、累計志願者数は500万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(過去5年間でのべ20,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。 

※志願者数・実施校数はのべ数です。



【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)

「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。



【法人概要】

法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会

所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階

理事長 : 清水 静海(帝京大学教育学部教授、

           公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)

会長  : 甘利 俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター 特別顧問、

           東京大学名誉教授)

設立  : 1999年7月15日

事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行

      (2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施

      (3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供

      (4)数学の普及啓発に関する事業

      (5)その他この法人の目的を達成するために必要な事業

URL   : http://www.su-gaku.net/



※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。

※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。

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