~近鉄沿線の地域住民の安全・安心を目指して地域の見守りに協力~ ALSOK「みまもりタグ」の感知器を設置します
近鉄では、綜合警備保障株式会社(以下「ALSOK」)の「みまもりタグを活用した地域見守り体制整備・活性化支援事業」の実証実験等に協力し、駅に「みまもりタグ」の感知器を設置します。
本事業は、国土交通省の「平成28年度スマートウェルネス住宅等推進モデル事業」に係る補助事業の対象にも選定されています。
鉄道駅への「みまもりタグ」の感知器設置について本事業では西日本で初めてとなります。
「みまもりタグ」の活用により、高齢者等を捜索する際の一助にしたり、対象者の近くにいる人に情報提供を呼びかけたりすることもでき、今後も、子供からご高齢の方まで安心して暮らしていただける沿線地域づくりを目指して、設置駅の拡大を検討してまいります。
詳細は次のとおりです。
1.目的
認知症高齢者による徘徊が社会的な問題となっており、また、刑法犯認知件数のうち子供が誘拐や事件の被害に遭う割合が増加傾向にあるなかで、近鉄沿線の地域住民の安全・安心を目的に、CSR活動の一環として協力します。
2.協力内容
高齢者等の位置情報提供のため、ALSOKの「みまもりタグ」の感知器を駅の改札口付近に設置します。
感知器設置予定駅(18駅:2018年3月以降順次)
奈 良 線:生駒駅、東生駒駅、大和西大寺駅
けいはんな線:白庭台駅、学研北生駒駅、学研奈良登美ヶ丘駅
京 都 線:新田辺駅、興戸駅、三山木駅、近鉄宮津駅
天 理 線:天理駅、前栽駅、二階堂駅
生 駒 線:菜畑駅、一分駅、南生駒駅、萩の台駅、東山駅
3.「みまもりタグ」感知器のしくみ
「みまもりタグ」を携帯した高齢者等が駅に設置された感知器の近くを通ると、感知器の位置情報が専用サーバーに送信、蓄積されます。家族や保護者は、その情報をメールで受信することや、その履歴を確認することで駅の改札口付近を何時頃に通ったのかが分かり、捜索の手がかりにすることができます。
(イメージ図)
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