弘前最大のまつりが今年で100周年! 『弘前さくらまつり』2018年4月21日~5月6日開催
青森県弘前市では、『弘前さくらまつり』を2018年4月21日から5月6日まで開催します。
『弘前さくらまつり』は、毎年200万人以上の観光客で賑わう弘前最大のまつりで、会場となる弘前公園内には、52種類、約2,600本の桜が咲き誇ります。
1918年に『弘前観桜会』として始まったさくらまつりは、今年で100周年の節目を迎えます。特別な催しも企画し、皆様をお迎えします。
『弘前さくらまつり』
http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=cat02_spring_sakura
■弘前さくらまつり 今年の見どころ
【デジタル花筏】
弘前が世界に誇る絶景「花筏」を下乗橋付近の内濠に投影します。
人の動きに反応して花びらが自在に動く、体感型の花筏をぜひご覧ください。
デジタル花筏イメージ
<実施期間>
2018年4月28日(土)~5月5日(土)
<実施時間>
午後7時~午後9時
<実施場所>
下乗橋付近内濠
【弘前観桜会記念日パレード】
弘前観桜会を始めるきっかけとなったともいわれる仮装行列や担ぎねぷた、自衛隊剣舞や音楽隊など、昔なつかしく、弘前らしさ満載の、記念日を盛大に祝うパレードを行います。
<実施日時>
5月3日(木) 午前10時~
<実施コース>
弘前公園内追手門から本丸にむけて
【満開の打ち上げ花火】
記念日を祝って花火を打ち上げます。桜の花びらが舞う夜空を大輪の花火で満開にします。弘前公園市民広場、ピクニック広場からの観覧がおすすめです。
満開の打ち上げ花火
<実施日時>
5月3日(木) 午後7時30分ころ~
【和装で観桜会】
昔は観桜会には正装をして弘前公園に行ったものです。昨年5月3日に実施して大好評だった和装で観桜会ですが、今年はなんと、さくらまつり期間中通して実施します。まつり期間中に和装で来園すると、本丸・弘前城植物園などで優待入場できます。
<実施期間>
2018年4月21日(土)~5月6日(日)
<対象者>
和装の来園者
<実施内容>
本丸、北の郭、弘前城植物園、藤田記念庭園の入場が無料
※入場の際は、さくらまつり本部、四の丸案内所で配布する無料チケットが必要です。
(無料チケットは配布当日のみ有効)。
【さくらの都にいっ筆啓上つかまつる】
津軽音羽會の主催により、毎年12月12日に発表される一年の世相を表す「今年の漢字(R)」でおなじみの京都・清水寺 森清範貫主による揮毫と講演会・歓迎交流会を開催します。
いっ筆啓上つかまつる
<実施日時>
4月26日(木) 午前11時~
<実施コース>
弘前公園本丸
<実施内容>
(1)京都清水寺森清範貫主による“ご揮毫式”
(2)弘前南高校書道部書道パフォーマンス
【弘前公園中濠観光舟】
普段見ることのできないお濠からの桜。和船と船頭によるお濠めぐりを楽しめます。
中濠観光舟
<運行期間>
2018年4月21日(土)~5月6日(日)
※事前予約はできません。
<運行時間>
9:00~17:00 ※最終乗船は16:30まで
(ただし、天候・乗船者の状況により変更あり)
【弘前さくら桟敷席】
津軽三味線生演奏を聴きながら、特製のお花見弁当と地酒をお楽しみいただく、上質な新しいお花見の提案です。屋根付きの桟敷席は、雨天時でも安心してお食事することができます。
弘前さくら桟敷席
<開催期間>
2018年4月21日(土)~5月6日(日)
【弘前公園観光人力車】
いつも見慣れた弘前公園の風景も、人力車に乗って眺めるといつもと違った新鮮な景色に。車夫がコース内の見どころを心を込めてご案内します。
弘前公園観光人力車
<開催期間>
2018年4月21日(土)~11月11日(日)
※事前予約はできません。
<運行時間>
9:00~16:00 ※最終乗車受付(ただし、天候により変更あり)
【花筏(はないかだ)】
満開を迎えたのち、桜が散り始めたお濠では、昨年インターネット上で話題になった花筏(はないかだ)が楽しめます。大量の花びらが水面を覆いつくしてしまうため、桜のじゅうたんとも呼ばれています。
花筏
■弘前さくらまつり概要
開催期間:2018年4月21日(土)~2018年5月6日(日)
開催場所:弘前公園(青森県弘前市大字下白銀町1)
有料区域:本丸・北の郭および植物園は有料。
(大人 310円、小人 100円)
<本丸・北の郭>7:00~21:00 (4月21日~5月6日)
ただし、4月21日、22日、5月6日は9:00~17:00
<植物園>9:00~18:00
ライトアップ:日没~23時まで(予定)
■弘前さくらまつりの歴史
弘前公園の桜は、正徳5年(1715年)に、弘前藩士が京都から25本の苗木を持ち帰り、城内に植えたのが始まりと伝えられています。
明治になって、荒れ果てた城内を見かねた旧藩士・菊池循衛(きくち たてえ)が、明治15年(1882年)にソメイヨシノ(吉野桜)1,000本を植栽しましたが、一部の士族の迫害を受け、苗木が抜かれたり枝が折られたりしました。
しかし、それも沈静化し、明治34年(1901年)に再び内山覚弥らによって1,000本が植栽されました。
その後も市民の寄付などが続き、それらが一斉に咲きそろう様は見事な風景を形成しました。
弘前市で大正5年(1916年)に始まった夜桜見物は大変な盛況でした。それを受け、大正7年(1918年)からは商工会が「観桜会」としてスタートさせ、昭和36年(1961年)から名称を『弘前さくらまつり』と改め、今日に至っています。
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