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ABBの乾式変圧器が、ワールドカップ南アフリカ大会を支えています

企業動向
2010年7月9日 17:30
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(スイス、チューリッヒ発) 電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーであるABBは、現在開催中の2010年ワールドカップ南アフリカ大会において、2つのメインスタジアムへ安定した効率性の高い電力を供給するため、26基の乾式変圧器を納入しました。

12基の1,200kVA(キロボルトアンペア)乾式変圧器は、開閉式屋根を有し6万8,000人を収容するグリーンポイントスタジアム(ケープタウン)へ、そして500kVA~1,000kVAの変圧器14基がヨハネスブルグ・ソウェトにある10万人収容のサッカーシティスタジアムへそれぞれ設置されました。10万人を収容するサッカーシティスタジアムでは、開会式、閉会式のほか、トーナメント戦の主要なゲームが行われています。

「ABBの乾式変圧器は、環境負荷、火災の危険性が低く、密集した地域やスポーツ施設のような公共の場所に理想的な設備です。信頼性、安全性はこれらの変圧器の最大の特徴であり、ワールドカップ南アフリカ大会の成功に一役買えることを大変喜ばしく思います。」と、ABB変圧器グローバルビジネスユニットの責任者、タラック・メタは述べています。

変圧器はどのような電力系統においても、欠くことのできない部品であり、さまざまな電圧のシステムに対応して効率的かつ安全にエネルギーを変換するための主要機器です。ABBの変圧器は、サービス、部品供給はもちろん、1,000kVまでのさまざまな電圧に対応する乾式および油入配電用変圧器を取り揃えています。

■ABBについて ( http://www.abb.com/ )
ABBは、世界のおよそ100カ国に117,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。

■ABB株式会社について ( http://www.abb.co.jp/ )
ABBの日本法人であるABB株式会社は、国内において電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しています。
また、ABBの日本国内における活動は、ABB株式会社と3つの合弁事業から構成されており、ABBジャパングループとして約700名の従業員、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。