トレタデータサイエンス研究所が多摩美術大学の クリエイティブビジュアライゼーションの授業に協力
株式会社トレタ(所在地:東京都品川区、代表取締役:中村 仁、以下 トレタ)が運営するトレタデータサイエンス研究所(所長:萩原 静厳)は、学校法人多摩美術大学(所在地:東京都八王子市、以下 多摩美術大学)美術学部・情報デザイン学科研究室が手がける「クリエイティブビジュアライゼーション」の授業に協力することにいたしましたのでお知らせします。
これは、多摩美術大学が、アート・デザイン分野で例の少ない「プログラミングによるビッグデータの可視化と表現活動」を目的に行っている授業に、トレタが持つ飲食領域のビッグデータの提供を通じて協力していこうというものです。
今回の授業協力によって、人びとの飲食行動に関するデータがデザインの力でわかりやすく表現され、将来的に、飲食業界におけるデータ活用の促進につながり、効率的な経営を実現する一助になればと期待しています。
■「CVWS(クリエイティブビジュアライゼーションワークショップ)」とは
多摩美術大学 情報デザイン学科は「情報デザインコース」と「メディア芸術コース」の2コースで構成されており、共同で開講している講義科目群の中で、唯一の実技授業として「CVWS(クリエイティブビジュアライゼーションワークショップ(以下、CVWS)」を共同開講しています。
「Creative Visualization(クリエイティブビジュアライゼーション)」は本授業のための造語であり、「Creative Coding(コードを書くことで表現活動を行うこと)」と「Data Visualization(コードによるビッグデータなどの可視化)」を合わせた言葉を意味し、「情報の可視化による表現活動」を目的とした授業です。
■トレタデータサイエンス研究所所長 萩原 静厳のコメント
データビジュアライゼーションとは端的に言うと「情報(データ)の可視化」です。昨今話題になっている個人情報保護や過度な利用に対する不安感等を醸成する要因のひとつが「情報が可視化されない(見えない)」ことだと感じている中で、アート&デザインの先端を行く多摩美術大学とデータビジュアライゼーションに関する新たな取り組みを実施できることを嬉しく思っております。
本協力において、生活に密着している「食」に関するビッグデータを専門家の方々がどのように料理し表現されていくのか非常に楽しみにしており、トレタデータサイエンス研究所が食文化の継承や、より一層の多様性を生み出していける飲食業界の環境づくりを今後も目指していく上で新たな学びを得られる機会にしていきたいと考えております。
■多摩美術大学 情報デザイン学科研究室 永原 康史 教授のコメント
CVWSを開始してから3年目になりますが、これまでもIoTをはじめとするデータの取得を企業と協働することで授業を進めてきました。
2018年度は株式会社トレタの協力によって飲食店予約データという生活に密着したデータを扱えることになり、この情報の中にどのようなクリエイティブの種が潜んでいるのか、いまから楽しみにしています。
■永原 康史 教授 プロフィール
グラフィックデザイナー。多摩美術大学情報デザイン学科教授。2005年愛知万博「サイバー日本館」、2008年サラゴサ万博日本館サイトのアートディレクターを歴任。電子メディアや展覧会のプロジェクトを手がけメディア横断的なデザインを推進している。著書に『インフォグラフィックスの潮流』、『デザインの風景』など。監訳にジョセフ・アルバース『配色の設計』他。
■トレタデータサイエンス研究所概要
名称 : トレタデータサイエンス研究所(Toreta Institute for Data Science)
所在地 : 東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル8F
設立 : 2018年1月1日
所長 : 萩原 静厳
副所長 : 上ノ郷谷 太一
研究内容: 飲食領域におけるビッグデータ・AI・IoTなどの研究、
飲食店のマーケティングや業務プロセス改善に向けたデータ活用、
人間中心設計(HCD)をはじめとするデザインとデータの融合研究 他
URL : https://ds.toreta.in/
■株式会社トレタ概要
所在地 : 東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル8F
代表 : 代表取締役 中村 仁
設立 : 2013年7月1日
資本金 : 1億円(調達累計額31.3億円)
事業内容: 飲食店向け予約/顧客管理サービスの開発・販売
URL : https://toreta.in/
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