『市川崑のタイポグラフィ「犬神家の一族の明朝体研究」』発売のお知らせ
株式会社水曜社(所在地:東京都新宿区)は、新刊『市川崑のタイポグラフィ「犬神家の一族の明朝体研究」』を2010年7月14日に刊行いたします。
■著書内容
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」、ドラマ「古畑任三郎」、資生堂CM「TSUBAKI」など、現在の映像表現に多大な影響を与えている映画監督、市川崑。
彼の特徴である独特の巨大明朝体表現は、テロップ表現の古典的スタイルとして定着しつつあるが、いままで本格的に研究・分析が行われることはほとんどなかった。
本書ではL字型極太明朝体表現が何を指し示しているのかを、代表作「犬神家の一族」を中心とした数々の作品を材料に「映画評論」、「デザイン評論」の2つの視点から詳しく解説する。様々なバリエーションを持つ明朝体の字形照合実験や、スクリーンサイズに合わせたレイアウトグリッドを用いての比較、技術・歴史、そして表現方法が時代とともにどのように変化していったのかを丹念に分析した、初の「市川崑の明朝体表現の研究書」である。
■著者について
著者:小谷 充(こたに みつる) 1968年岡山県生まれ。島根大学大学院教育学研究科准教授。筑波大学大学院芸術研究科修了後デザイン制作会社に勤務し企業広報誌や女性誌などのレイアウトを手がけ、のちにDTP部門立ち上げスタッフとして参画。以降、コンピュータ初心者向け雑誌のデザインを中心に出版物のフォーマット設計を担当。
NEC社製コンピュータ解説書「活用ブック」(日本マニュアルコンテスト2004優良賞)のデザインほか、「第6回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2000(富山県立近代美術館)」「大地の芸術祭 ─ 越後妻有アートトリエンナーレ2003(新潟県)」への出品などがある。
■書籍情報
A5判/並製/本文240頁/2,625円(税込) 2010年7月14日発売
詳しい内容はWebサイトをご参照下さい。
http://www.bookdom.net/suiyosha/1400yomim/1448ichikawakon.html
発売: 株式会社水曜社 東京都新宿区1-14-12
URL : http://www.bookdom.net/suiyosha/
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