人材不足と言われるIT業界 2020年の36万人のIT人材不足※に貢献 未来のIT人材を育成する 「CompTIAスカラーシップ・プログラム」をスタート
~CompTIAを学ぶ学生を対象に無償で受験機会を提供するプログラムを開始~
ワールドワイドで100ヵ国以上の国と地域で取得されている認定資格を提供するCompTIA日本支局(本部:米国イリノイ州/日本支局長:Dennis Kwok)は、2018年5月15日(火)より、CompTIAスカラーシップ・プログラムを開始します。
※出典:経済産業省ウェブサイト IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果
http://www.meti.go.jp/press/2016/06/20160610002/20160610002.html
■CompTIAスカラーシップ・プログラムとは
CompTIAスカラーシップ・プログラムは、CompTIAがワールドワイドで展開する学校機関向けのプログラム「CAPP(CompTIA Authorized Partner Program)アカデミー」においてCompTIA認定資格の取得を目指し学習を進める学生に対し、未来のIT業界を担う人材の育成に賛同をいただく企業から資格取得に必要な受験料の一部を負担いただくプログラムとなります。
■CompTIAスカラーシップ・プログラム開始の背景
現在、多くのCAPPアカデミー校においてCompTIA認定資格の取得が進められています。一方で、一部学生において、認定資格の取得については、受験料の捻出などの理由から受験することを断念する学生も多く存在しています。そのため、優秀な学生が就職前にITスキルの定着を図ることが難しいことや就職活動の際、実際に保有している資格にも限りが出ることが懸念されます。
本プログラムでは、CompTIAの主旨に賛同いただいた企業よりCSR活動の一環としてCompTIA認定資格取得補助を在学中の学生向けに提供いただくことでより、多くの学生に受験機会を創出することを可能とします。
学生にとっては、IT業界で必須とされているCompTIA認定資格の取得により、自身のスキルを可視化することで、就職活動に役立てることができます。
さらに、本プログラムを通し、学生が就職を希望する企業やご支援先の企業をより深く知ることが可能となります。
【賛同企業コメント】
株式会社日本オーエー研究所
代表取締役社長 奥山 宏昭 氏
日本オーエー研究所は公共、物流、税関、税務といった分野の大規模なプロジェクトを数年単位の長期スパンで開発している企業です。創業以来ずっと、システム全体の仕様を立案する「上流工程」からの開発を続けている大規模プロジェクトや、公共系のシステム開発の割合も多く、システム開発を通して"社会貢献"を感じることができます。今回CompTIA日本支局のご協力により、スカラーシップ・プログラムの本格導入の前に企業として社会貢献の取り組みとしてこのスカラーシップ・プログラム支援に参加させていただきました。
試験的な取り組みではありましたが、対象となる2019年卒予定の学生から当社に就職したいと希望された学生から複数名申込があり、実際に弊社採用試験にパス、来年度から社員として迎える運びとなりました。当社としてもこのような取り組みができることに大変な喜びと、企業としての責任を感じております。
当社で採用が決まった学生には既にCompTIAの資格を取得いただいておりますが、会社に入っても引き続き学習ができる環境を整え、さらなるスキル向上を社員には目指していただき、学校法人様へは引き続き社会貢献としての支援を継続してまいります。
【導入学校法人コメント】
学校法人岩崎学園 情報科学専門学校
教務部 武藤 幸一 氏
情報科学専門学校では、サーバー/ネットワーク構築やプログラミングはもちろん、AI・IoTなどの先端技術まで理解した上で、顧客の課題に真摯に向き合って提案・実装を行うグローバルな技術者を育成しています。
これまで情報系の資格としては主に国家資格の取得を目指してきましたが、グローバルの観点からCompTIAの資格にも近年注目しておりました。
しかし、CompTIAは学生にとっては国家資格に比べて受験料が高く、これまで受験者はほとんどいない状況でしたので、今回スカラーシップ・プログラムによって多くの学生に受験機会を頂けたことは大変ありがたく思います。
また、学生の視点からも、企業の方が求める人材像を早い段階から伝えて頂ける事は資格取得を目指す動機付けになり、その努力を支援してくれる企業の存在はとても心強いものです。
今後も引き続きスカラーシップ・プログラムを活用して参りたいと思います。
■今後の取り組みについて
2018年度5月からのプログラムスタートに伴い、CompTIA日本支局は、CompTIAスカラーシップ・プログラムへの参加を希望する学校機関とご支援いただける企業のコーディネートを開始します。
コーディネートの一環としてご支援いただける企業からの技術的な講演、学生が現在第一線で活躍中のエンジニアと触れ合う機会の創出など、企業と学校法人の産学連携を強化、実現してまいります。
学校法人にとっては、自校のプレゼンス向上、企業との関わり合いを深めること、独自の戦略を展開することにより、学校法人の付加価値を上げて行くことが可能となります。
■CompTIAスカラーシップ・プログラムの詳細については、下記CompTIA日本支局Webページをご覧ください。
URL: https://www.comptia.jp/cappacademy_scholarship.html
【CompTIAについて( http://www.comptia.jp )】
1982年、様々なIT規格の標準化を提言するため、ITベンダーとパートナー企業がオープンな対話を行う場なるべくグローバルなIT業界団体としてシカゴで設立。1990年、IT業界の活動を反映するべく、名称をCompTIA(the Computing Technology Industry Association)に変更。欧米を中心とし10拠点に拡大し、2001年4月にCompTIA日本支局を設立。
2018年現在、CompTIAは、ICT業界を中心にした2,000社以上のメンバー企業、3,000社以上の学校機関、トレーニング関連の企業とのパートナーシップを締結し、数万人を超えるITプロフェッショナルのコミュニティを運営しています。IT業界団体として、ITハードウェア/ソフトウェア、サービスを提供する企業や、業界のキーとなるITプロフェッショナルなどの成功と成長に貢献できるよう、ITに携わる企業や個人の利益を高めるための「教育」、CompTIA認定資格での「認定」、IT業界の声を反映しIT政策に反映するための「政策支援活動」、IT業界への「社会貢献」の4つを柱として活動を続けています。
【CompTIA認定資格について( http://www.comptia.jp/cont_certif.html )】
1993年に、Windowsのリリースを始めとするIT環境の変化に伴い、ITを管理する人材の必要性の高まりから、ビジネス環境において利用されているITハードウェア/ソフトウェアを理解し、より複雑なIT環境の管理、サポート、運用を行うスキルを評価するCompTIA A+の提供を開始。その後、IT環境の変化に伴い、ネットワーク管理者の必要性が高まりCompTIA Network+、セキュリティ人材のニーズに応じCompTIA Security+の提供と、その時代に即した人材を効率的に輩出できるように認定資格が開発されています。CompTIA認定資格は、業界のエキスパートにより開発され、実践力、応用力を評価するベンダーニュートラルの認定資格として、法人を中心にワールドワイドで200万人以上に取得されています(2018年4月現在)。CompTIA A+、Network+、Security+、CySA+、CASPは、認定資格の人材評価の有効性が認められ、IT認定資格としては数少ないISO 17024の認定を受け、信頼性の高い認定資格として評価されています。日本国内では、ワールドワイドのスキル基準での人材育成を行う企業を中心に、導入が進められています。
2018年4月現在、Network+など14分野におよぶ業務に関する認定プログラムを提供しています。
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