『消費者と考える国際マグロシンポジウム』と 「事前記者会見」開催のお知らせ
WWFジャパン(スイスに本部を持つ国際環境NGO、日本事務局:東京都港区、会長:徳川 恒孝)では、日本のマグロ消費について、マグロを獲っている現場の生産者、行政、NGOが、消費者と一緒に考える国際シンポジウムを8月3日(火)に開催します。
また、前日8月2日(月)には、WWFインターナショナル、地中海、フィリピン・インドネシア・マレーシア、日本のスタッフによるマグロ資源問題に関する記者会見を行います。ぜひご参加いただけますようお願いいたします。
【シンポジウム開催の背景】
日本人が好んで食するマグロ。世界中で過剰な利用が問題となっています。資源が減ることによって、輸入が制限されれば、私たち日本の食卓にも大きな影響があるかもしれません。一方、マグロの問題は海の生態系にも影響があると懸念されています。この背景にはいったい何があるのでしょうか?なぜ私たちの食卓が世界から注目をあびなければならないのでしょうか?
消費者である私たちひとりひとりの行動が地球環境の問題を解決する力となります。
■『消費者と考える国際マグロシンポジウム』 *同時通訳あり
【日時】 2010年8月3日(火) 10時~17時
【場所】 東京プリンスホテル 東京都港区芝公園3-3-1
【定員】 300名
【参加費】1,000円 事前申込制。「海のエコラベル」MSC認証を受けたカツオの試食を行います。
詳細は http://www.wwf.or.jp/join/action/event/2010/07/post_34.html でご確認ください。
*ただし、WWF個人会員は無料、WWF法人会員は500円/人、学生は事前申込に限り無料。
【主催】 WWFジャパン
【協力】 東京プリンスホテル
*日本万国博覧会記念機構の助成を一部受けて開催します。
●プログラム内容●
<講演>
・国内外のマグロ資源管理の現状と課題
宮原 正典 水産庁資源管理部審議官
・日本の食卓とマグロ(マグロ流通、消費の変遷)
緑川 聡 社団法人漁業情報サービスセンター流通課主査
<報告>
・壱岐のマグロ ~ 一本釣りの漁の現場から
松尾 五郎・大久保 晃 長崎県壱岐一本釣り漁師
・大間のマグロ ~ 一本釣り漁業の現場から
濱端 廣文 大間漁協代表理事組合長
・地中海におけるクロマグロ漁業の歴史とその危機
Susana Sainz-Trapaga(スサナ・サインズ・トラパガ) WWF地中海オフィス
・漁業者、流通関係者と取り組む持続可能なマグロ漁業推進プロジェクト
Jose Ingles(ホセ・イングルス) WWFコーラルトライアングル
・WWFの考えるマグロと環境問題
山内 愛子 WWFジャパン
<パネルディスカッション>
論点:日本の消費者にしてほしいこと、またこれから持続可能なマグロ消費の展望
*都合により講演者・プログラムの内容が変更になることがあります。予めご了承下さい。
《参考》
WWFジャパン ウエブサイト ~日本のマグロの目撃者たち~
http://www.wwf.or.jp/activities/2009/09/742007.html
WWFジャパン ウエブサイト ~マグロについて~
http://www.wwf.or.jp/tuna/
■シンポジウムに関するお問合せ・申込先
WWFジャパン マグロシンポジウム係
TEL : 03-3769-1714(受付時間 平日10:00-17:30)
E-mail: communi@wwf.or.jp
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