IoTネットワーク「Sigfox」を使った高齢者見守りサービスの 全国初の実証実験 大阪府住宅供給公社が民間企業2社と協定を締結
大阪府内で賃貸住宅の提供などの事業を行う大阪府住宅供給公社(本社:大阪市中央区、理事長:堤 勇二、以下 公社)は、ITベンチャー企業の株式会社VALUECARE(本社:東京都中野区、代表取締役:井出 清)、情報通信会社の京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区、代表取締役社長:黒瀬 善仁)と、振動センサとIoTネットワーク「Sigfox」(※)を活用した、安価な高齢者見守りサービスの実証実験を相互に協力して行うことに関して協定を締結しました。
<協定の締結式【7月19日】>
(左から)
・株式会社VALUECARE 井出 代表取締役
・大阪府住宅供給公社 西谷 常務理事
・京セラコミュニケーションシステム株式会社 松木 取締役 兼 LPWAソリューション事業部長
※「Sigfox」…LPWA(低消費電力・長距離通信)規格の1つで、Wi-Fi等のインターネット環境がなくても、センサ等のデバイスをインターネットに繋げることでき、IoTネットワークを低コストで実現するものです。2020年3月にはサービスエリアが全国へ拡大(人口カバー率99%)する予定で、「Sigfox」を使った高齢者の見守りサービスは、装置と5年間の通信料込みで9,800円(税別)という低価格で利用でき、実証実験は全国初となります。
<イメージ図>
この実証実験は、単身高齢者宅(65歳以上)の冷蔵庫ドア等(1日1回は開け閉めを行う場所)に振動を感知するセンサを取り付け、開閉時に送信される信号をコミュニケーションアプリのLINEやメールで通知し、離れて暮らす親族が長時間使用がない等の異変を確認できる仕組みです。サービスの商品化をめざし、通信環境や使い勝手等を試していただくモニターを公社の賃貸住宅の入居者から募り、8月から4か月間の実証実験を行います。
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