ワークマンが高機能ウェア専門店を「ららぽーと立川立飛」に初出...

ワークマンが高機能ウェア専門店を「ららぽーと立川立飛」に初出店

全国に100店を出店して、普及価格アウトドアウェアでNo.1をめざす

ワークウェア・作業用品のフランチャイズ小売店を全国に825店を展開する株式会社ワークマン(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役社長:栗山 清治)は9月5日(水)「ららぽーと立川立飛」に一般顧客向けの高機能ウェアの新業態店「WORKMAN Plus」を初出店します。11月上旬には、2号店を首都圏で有数規模のショッピングセンターに出店する予定です。


店舗のイメージ図


ワークマンは働く人のためのワークウェア、安全靴、作業用品の専門店を全国に825店出店していますが、業界2位が50店、3位が41店しかないため売上はダントツのNo.1です。売上と純利益は8期連続で増収増益となり絶好調です。ただ、主力のお客様である建設技能労働者は団塊世代の引退で減少気味です。このため従来の個人のプロ顧客向けの店舗から、一般客向けと小規模法人向けに対象客を拡大しています。


ワークマンは2年前から一般顧客向けに(1)アウトドアウェアの「FieldCore」、(2)スポーツウェアの「Find-Out」、(3)レインスーツの「AEGIS(イージス)」の自社3ブランド製品を全国825店舗で発売しています。売上は2017年3月期の30億円から2018年3月期には60億円に拡大して、今期は115億円になる見込みです。これに伴い、当社店舗では一般顧客が増えて全体の2割(プロ顧客が8割)に達しました。上記の3ブランドを一般顧客に販売するために、新業態店の「WORKMAN Plus」をお買い物に便利な大型ショッピングセンターに大量出店していきます。


上記3ブランドは仕事用として開発したものが、口コミやSNSの拡散で一般客向けにも人気化したため、用途別にブランド化したものです。レインスーツの「AEGIS(イージス)」は雨天の屋外作業用のプロ仕様の防水防寒ウェアでした。SNSでバイク用としての評価が高まり、現在ではライダー向けの機能を追加してバイクの専用ウェアとなり、毎年新モデルを発表しています。釣り用の「イージスオーシャン」も大好評で、毎年販売してから1ヶ月で完売状態になっています。AEGISシリーズは前年の3倍の35万着を生産して、23億円の売上をめざします。


現状、高機能ウェアの市場はスポーツメーカーのブランド品がほぼ独占しています。新業態店「WORKMAN Plus」では同機能のアウトドアウェアの半額以下、スポーツウェアは1/3以下を実現します。カジュアルウェア市場では内外の製造小売業者の普及品が大きなシェアを取っていますが、高機能ウェアの低価格帯市場(4,000億円の潜在市場)への本格参入は当社が初めてで、新業態店と825店の既存店を合わせて25%のシェア獲得をめざしています。


新業態店では既存店の主力商品である、プロ顧客向けのワークウェアや作業用品は扱いません。一般客向けの防寒・防暑・防風・防水性や動作性などに優れた高機能ウェアに特化します。


自社3ブランドは飽きのこないベーシックデザインなので、一般客のほかプロ顧客の仕事用にも使えます。10万着単位の生産が可能で、ロングライフ(翌年も定価販売可)で値引きもしないため圧倒的な低価格が実現できます。アウトドア・スポーツ・レインウェア市場で『価格の常識』を変えていきます。


新しい業態を確立するため、まず有力ショッピングセンターに「WORKMAN Plus」を10店舗出店します。当社の既存店と同レベルの採算性のメドがつき次第、新業態店を100店舗程度に増やします。高機能とダントツの価格競争力で商品を並べるだけで接客しなくても売れる店をめざして、店舗の運営はフランチャイズ化していく予定です。


「WORKMAN Plus」の主力製品であるアウトドア系の3ブランドは全国825店の当社既存店でも販売します。新業態店の知名度が高まれば、一部の既存店舗の中にインショップとして「WORKMAN Plus」を出店していくことも検討しています。ららぽーと立川立飛店の売場面積は60坪で年間の売上目標は1.2億円です。数年で高機能ウェア専門店を100店出店し、120億円の売上をめざします。


「WORKMAN Plus」ららぽーと立川立飛店の出店案内と主力3ブランドの商品広告としてTV CMを7月26日(木)から全国で放映していきます。CMのメインのキャッチは「機能と価格に新基準!ワークマンのカジュアルウェア」でワークマンが変わったことをアピールします。8月の最終週には新聞の全国版に全5段の開店告知の広告を出します。



<ワークマンの概要>

社名  : 株式会社ワークマン

所在地 : 東京本部 東京都台東区東上野4-8-1

      関東信越本部 群馬県伊勢崎市柴町1732

業種  : ワーキングウエア、ワーキング用品、

      アウトドア・スポーツウエアを販売する

      専門店フランチャイズチェーンの運営

店舗数 : 825店舗(2018年7月末日現在)

グループ: ワークマンは年商8,500億円のベイシアグループのべイシア、

      カインズと並ぶ中核メンバーです

上場市場: ジャスダック(7564)


業績(単位:百万円)

<14年3月期>

チェーン全店売上:68,801

営業総収入   :48,137

当期純利益   :5,586


<15年3月期>

チェーン全店売上:69,185

営業総収入   :48,426

当期純利益   :5,876


<16年3月期>

チェーン全店売上:71,465

営業総収入   :49,577

当期純利益   :6,233


<17年3月期>

チェーン全店売上:74,291

営業総収入   :52,077

当期純利益   :7,142


<18年3月期>

チェーン全店売上:79,703

営業総収入   :56,083

当期純利益   :7,844

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