明治150年記念明治発行貨含む「特製銀貨セット」10月16日登場　三代目歌川広重作の錦絵がカラーで描かれた銀貨も

初回限定150セットには記念切手シート付き

2018.10.16 10:00

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泰星コイン株式会社(本社：東京都豊島区／代表取締役社長：岡政博)は、『明治150年記念特製銀貨セット』の予約販売を、2018年10月16日(火)に開始いたしました。

明治150年記念特製銀貨セット

今年は、明治元年(1868年)から満150年の節目の年。これを記念した本セットは、造幣局から発行されたばかりの「明治150年記念1000円カラー銀貨」と、明治時代の貨幣「新1円銀貨」が、桐製の特注ケースに収められます。また、初回限定150セットには、郵便局より発行された「明治150年記念切手シート」が特典として付属します。

◆銀貨について

明治時代に発行された「新1円銀貨」は、幕末～明治にかけて活躍し、近代金工界の巨匠として歴史に名を刻む彫金師・加納夏雄がデザインしたもの。1円銀貨は、日本の近代古銭の一種で、明治4年に発行が開始され、大正3年まで鋳造されました。当初は貿易専用銀貨として、その後、金の不足により国内でも一般に流通するようになりました。今年発行された「明治150年記念1000円カラー銀貨」の裏面には、「新1円銀貨」の裏面と同じ、加納夏雄デザインの龍の図柄があしらわれています。表面には、三代目歌川広重作「東京汐留鉄道舘蒸汽車待合之図」の錦絵から、蒸気機関車と駅を行き交う人々がカラーで描かれています。

明治150年記念切手には、三代目歌川広重作「東京汐留鉄道舘蒸汽車待合之図」をはじめ、明治期の5種類の作品が10枚の82円切手にデザインされています。

◆高級感あふれる特製ケース

和を感じさせ、銀貨の保管に適している桐製のケースは、本セットのために特注されたもの。天面には明治150年記念公式ロゴマークが入っており、内側には、記念銀貨に描かれた錦絵と銀貨詳細が印刷されています。各銀貨は「明治150年記念貨幣」「新一圓銀貨」と書かれた金色のプレートと共にカプセル入りで収納されています。ケースは閉じて保管するだけでなく、開いた状態で立てて飾ることも可能です。

◆加納夏雄とは

1828年(文政11年)京都生まれの、幕末から明治期にかけて活躍した彫金師です。12～13歳で彫法を習い始め、19歳にして独立し、京都で金工を開業。1869年(明治2年)、42歳の時に、明治天皇の太刀の金具を彫刻。同年、時の大蔵大臣、大隈重信の命により造幣寮に出仕し、貨幣のデザインから型の製作に至るまでを一任されました。1890年(明治23年)の内国勧業博覧会では、百鶴図花瓶が一等妙技賞を受賞。この年、東京美術学校の教授に就任し、第1回帝室技芸員に選ばれるなど、生涯にわたり、金工芸術の発展に尽力しました。中でも、加納が貨幣にデザインした「龍図」の模様は、世界的にも高い評価を得ています。

【予約販売概要】

■明治150年記念特製銀貨セット＜初回限定150セットには記念切手シート付き＞

価格：43,200円(税込)

https://www.taiseicoins.com/product/meiji150th/

＜内訳＞

・明治150年記念1000円カラー銀貨

　発行年：2018年／重量：31.10g／品位：.999／直径：40.00mm

　発行数：50,000枚／状態：プルーフ

・新1円銀貨(小型)

　発行年：1887～1912年(明治20～45年)(年号はお選びいただけません)

　重量：約26.96g／品位：.900／直径：約38.10mm／状態：極美

※明治150年記念切手シート