自らと対話し、「地球の声」を聞く空間が生まれる ハナムラチカヒロ「地球の告白」11月1日から千葉で開催
11月1日(木)から11月11日(日)の期間、千葉市美術館 さや堂ホールにて「ハナムラチカヒロ『地球の告白』」を開催します。2012年に日本空間デザイン大賞を受賞した「霧はれて光きたる春」から6年、ハナムラチカヒロがいま描く風景とは。
アポロ8号が月の周回軌道から「地球の出」を撮影し、人類が地球に初めてまなざしを向けてからちょうど今年は50年を迎えます。本作品では、地球の自転を証明した「フーコーの振り子」をモチーフに、地球のリズムについて想いを馳せる空間を作り出します。イラン出身の女優サヘル・ローズが、母なる地球からの代弁者として、地球からのメッセージをわたしたちに届けてくれます。
■開催概要
会期 :2018年11月1日(木)→11月11日(日)
開館時間 :10:00−18:00 (金・土曜日は20:00まで) ※入場受付は閉館の30分前まで
休館日 :11月5日(月)
観覧料 :無料
会場 :千葉市美術館 さや堂ホール
主催 :千葉市美術館
協力 :一般社団法人ブリコラージュファウンデーション、
大阪府立大学花村研究室、大阪府立大学工学域生産技術センター、
常翔学園高等学校、千葉大学文学部行動科学コース阿部研究室
制作協力 :ni:naruki 住友翔次郎
技術協力 :グローバルサイエンスユニオン合同会社 梶原 勇希
特別協力 :サヘル・ローズ
※同時開催:「1968年 激動の時代の芸術」2018年9月19日(水)~11月11日(日)
■関連イベント
- アーティストトーク「これからの地球のことを」
日時:11月4日(日)16:00~/11階講堂にて/先着150名/聴講無料
内容:【第一部】レクチャー「まなざしのデザイン」講師:ハナムラチカヒロ
【第二部】トーク「これからの地球のことを」ゲスト:鎌田東二(宗教学者)
宗教学者の鎌田東二氏を迎えてこれからの地球のことをテーマに対話します。地球や宇宙のようなヒューマンサイズを上回る存在や、目に見えない現象に対する想像力を巡って芸術や科学や宗教などの領域を超えて話題を展開します。
- パフォーマンス「地球に捧げる回転」
日時:11月11日(日)14:00~/さや堂ホールにて/先着80名/観覧無料
出演:Emine/ハナムラチカヒロほか
内容:イスラムのスーフィズムに伝わる祈祷をベースにした旋回舞踊と、お寄せいただいた告白の一部を朗読します。
■展示参加プログラム「わたしたちの告白」
私たちは心の中に誰にも話したことがない秘密を持っています。ずっと胸に抱えてきたこと、伝えられなかったメッセージ、どうしても許せなかったこと、忘れてしまいたいようなこと、誰かに知ってほしいこと...。これまで告げられることなく胸の内に秘かに抱いていた想い。
そんな想いを地球に向かって“匿名”で告白しませんか?
HPの投稿フォームへお寄せください。
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/sayado/hanamura.html
■作家について
ハナムラチカヒロ
1976年生まれ。ランドスケープデザインをベースに、風景へのまなざしを変える「トランスケープ/TranScape」という独自の理論や領域横断的な科学研究に基づいた表現活動を行う。大規模病院の入院患者に向けた霧とシャボン玉のインスタレーション、バングラデシュの貧困コミュニティのための彫刻堤防などの制作、モエレ沼公園での花火のプロデュース、世界各地の聖地のランドスケープのフィールドワーク、市街地の集団パフォーマンスなど領域横断的な表現を行うだけでなく、時々自身も俳優として映画や舞台に立つ。「霧はれて光きたる春」で第1回日本空間デザイン大賞・日本経済新聞社賞受賞。主な著書に『まなざしのデザイン:〈世界の見方〉を変える方法』(2017年、NTT出版)。
プレスリリース添付資料
- カテゴリ:
- イベント
- ジャンル:
- アート・デザイン その他ライフスタイル 社会(国内)
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