イランカラプテ(※)(「こんにちは」からはじめよう) 古式舞踊や口承文芸、木彫・刺繍体験などアイヌ文化に触れる。 「アイヌ文化フェスティバル」1月26日(土)開催
公益財団法人アイヌ民族文化財団では、広く一般の方を対象に、アイヌの踊りや音楽、伝統工芸などを総合的に紹介するアイヌ文化フェスティバルを全国各地で開催しています。1月26日(土)は東京会場としてきゅりあん(品川区立総合区民会館)・大ホールで開催します。
(※)「プ」は、アイヌ語のカタカナ表記では字体を小さくします。
ステージでは、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「アイヌ古式舞踊」公演のほか、伝統楽器ムックリの演奏やアイヌ口承文芸なども披露します。
ロビーでは、木彫・刺繍の実演や体験、民族衣装の着用体験、工芸品の展示、アイヌ料理の試食などを行います。
来場者には先着でアイヌの伝統楽器「ムックリ」をプレゼントするとともに演奏体験も予定しています。
なお、「木彫・刺繍の体験講座」は事前申込制となっています。申込方法を確認のうえご応募ください。
※応募者多数の場合は抽選となります。予めご了承ください。
【イベントのポイント】
■『ゴールデンカムイ』のアイヌ語監修者による基調講演を開催
マンガ「ゴールデンカムイ」のアイヌ語監修を行っている、中川 裕氏(千葉大学文学部教授)による基調講演を開催します。
■木彫・刺繍の体験講座の開催
アイヌ民族文化財団認定の伝統工芸家・高野 繁廣氏と北海道アイヌ協会認定の優秀工芸師・岡田 育子氏による木彫・刺繍の体験講座を開催します。
■アイヌ料理の試食の実施
提供料理:イモシト(いも、かぼちゃ、よもぎ)
※じゃがいも(本来は凍れ芋)を使用したコロッケのような料理。
※料理は変更となる場合があります。
数量 :先着500名様
協力 :アイヌ料理店 ハルコロ(HaruKor)(新大久保駅)
■古式舞踊やムックリ演奏、口承文芸などアイヌ文化に触れる公演の開催
阿寒アイヌ民族文化保存会によるアイヌ古式舞踊や音楽公演、弓野 惠子氏による口承文芸を披露します。
【実施概要】
タイトル:アイヌ文化フェスティバル東京会場
開催日時:平成31年1月26日(土) 13時~16時(開場12時)
※木彫・刺繍体験の1回目は10:30からになります
開催会場:きゅりあん(品川区立総合区民会館) (東京都品川区東大井5-18-1)
(JR京浜東北線、東急大井町線、りんかい線 大井町駅徒歩1分)
参加料 :無料
実施内容:【1】ステージイベント
(1)13:15 基調講演
「『ゴールデンカムイ』から知る・楽しむアイヌ文化」
講師/中川 裕氏(千葉大学文学部教授、
「ゴールデンカムイ」アイヌ語監修)
(2)14:30 アイヌ文化公演
●口承文芸「ムンチロ ウエンクル ウナラペ(※)」
(粟と貧乏な叔母さん)
語り/弓野 惠子
(※)「エ」「ル」「ラ」は、
アイヌ語のカタカナ表記では字体を小さくします。
●古式舞踊、ムックリ演奏・演奏体験
出演/阿寒アイヌ民族文化保存会
【2】ロビーイベント
(1)木彫・刺繍の体験講座
講師/(木彫)高野 繁廣、(刺繍)岡田 育子
(2)木彫・刺繍の実演披露
出演/(木彫)貝澤 守、(刺繍)貝澤 竹子
(3)工芸品展示
(4)アイヌ料理試食
試食品/イモシト ※料理は変更となる場合があります。
協力/アイヌ料理店 ハルコロ(HaruKor)(新大久保駅)
(5)アイヌ語の試聴
(6)民族衣装着用体験
主催 :公益財団法人アイヌ民族文化財団
※文化庁・北海道補助事業
【木彫・刺繍の体験講座参加申込方法】
●体験講座開催時間(各時間入替制)
<1回目>10:30~11:30
<2回目>12:00~13:00
<3回目>13:15~14:15
※3回目はステージイベントと重なっている回となります。予めご了承ください。
●定員
木彫、刺繍 各回それぞれ10名
●申込方法
【1】FAX 011-241-3416
【2】メール ainu@ad-kitanihon.co.jp
<ご記入項目>
(1)氏名 (2)フリガナ (3)住所(郵便番号を含む) (4)電話番号 (5)希望講座(刺繍または木彫) (6)希望時間(1回目・2回目・3回目)
<申込先>
株式会社北日本広告社内「アイヌ文化フェスティバル東京会場」係
●申込締切
平成31年1月21日(月) ※当日申込分まで
※応募者多数の場合は抽選となります。
※ご当選された方には「当選はがき」をお送りいたします。
※お客様の個人情報は、当選の連絡のみに使用するものであり、それ以外では使用いたしません。
【添付画像】
●古式舞踊写真
●ムックリ演奏写真
【出演・講師プロフィール】
(1) 講師:中川 裕(ナカガワ ヒロシ)
神奈川県出身。東京大学在学中より北海道内にてアイヌ語の採録に携わる。1995年には、『アイヌ語千歳方言辞典』を中心としたアイヌ語・アイヌ文化の研究で、金田一京助博士記念賞を受賞。1999年より千葉大学文学部教授。週刊ヤングジャンプ連載のマンガ『ゴールデンカムイ』のアイヌ語監修を務める。
(2) 口承文芸:弓野 惠子(キュウノ ケイコ)
北海道浦河町出身。現在千葉県在住。アイヌ民族文化財団が委嘱するアイヌ文化活動アドバイザーとして、アイヌ語、アイヌ口承文芸(ユカラ(※))、アイヌ古式舞踊、歌、料理などについて伝承活動を続けている。また、アイヌ文化の保存・伝承に取り組むとともに、首都圏におけるアイヌ文化振興に尽力している。
(※)「ラ」は、アイヌ語のカタカナ表記では字体を小さくします。
(3) 古式舞踊:阿寒アイヌ民族文化保存会
1968年、結成。1984年、保存会が保持するアイヌ古式舞踊が国の重要無形文化財に指定され、2009年には、ユネスコ(国連教育科学文化機関)無形文化遺産に登録された。
(4) 木彫実演:貝澤 守(カイザワ マモル)
北海道平取町二風谷出身。公益社団法人北海道アイヌ協会認定の優秀工芸師。
(5) 刺繍実演:貝澤 竹子(カイザワ タケコ)
北海道平取町二風谷出身。現在北海道札幌市在住。公益社団法人北海道アイヌ協会認定の優秀工芸師。公益財団法人アイヌ民族文化財団認定の伝統工芸家。
(6) 木彫体験:高野 繁廣(タカノ シゲヒロ)
東京都出身。公益財団法人アイヌ民族文化財団認定の伝統工芸家。1972年、木彫職人の貝澤 守幸門下で木彫修行を始める。1980年「高野民芸」創業。全国で個展を開催している。全道アイヌ民芸工芸品コンクール「最優秀知事賞」など受賞多数。
(7) 刺繍体験:岡田 育子(オカダ イクコ)
北海道白老町出身。公益社団法人北海道アイヌ協会認定の優秀工芸師。アイヌ文様刺しゅうサークル「フッチコラチ」代表として活動しており、アイヌ工芸作品コンテスト「奨励賞」など受賞多数。
【ウエブサイト】
https://www.frpac.or.jp/event/direct/201901_ainu_fes_tokyo/index.html
【告知チラシ】
【問合せ先】
公益財団法人アイヌ民族文化財団
〒060-0001 札幌市中央区北1条西7丁目プレスト1・7
電話 : 011-271-4171
FAX : 011-271-4181
メール: ainu@frpac.or.jp
担当 : 事業一課
- カテゴリ:
- イベント
- タグ:
- その他ライフスタイル アート・デザイン 経済(国内)
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)