<温かい朝食の重要性を訴求!温朝食ラボ 活動まとめ> 健康的な1日のスタートを切れるように、 温朝食の価値について情報発信!
2014年9月に発足した朝食に温かいものを摂取することの重要性を啓発するため、情報発信する団体『温朝食ラボ』(事務局:東京都渋谷区)は、2018年10月から2019年3月までの活動内容をまとめました。
■1都3県(神奈川・埼玉・千葉)の小学校100校に、温朝食に関するリーフレットを配布
本リーフレットを小学校の先生方に配布することで、家庭科などの食育授業に役立てていただけたり、児童・保護者の皆様にも好評を得ています。このリーフレット配布に関しては、今年も昨年同様に、申込み開始後に配布予定数を超える応募数があるほど、各学校から支持を得ることができました。来年以降も、継続的に配布を実施していく方向で検討しています。
■都内3校で「温朝食で風邪知らずになる食育授業」を実施
事前に、温朝食ラボでこれまで蓄積してきた温朝食に関する基礎知識や効果・機能の健康価値などの資料を各学校に提供し、当日は、各学校で食育をテーマにそれぞれアレンジした授業を実施していただきました。近年における朝食の欠食率の高さや、朝食の重要性、身体を温めることのメリットなど、ワークシートへの記入やグループワークを交えながら子どもたちに分かりやすい授業展開をしていただきました。
■サーモグラフィで「温かいスープ」VS「温かいコーヒー」の上体温効果測定を実施
今津 嘉宏 先生(芝大門 いまづクリニック 院長)の監修のもと、サーモグラフィを用いて、20代前半、30~40代、50~60代の女性8名を対象に、年齢別における体温上昇の比較検証を実施いたしました。その結果として、全世代関係なく温かいスープの摂取直後から腹部・手の甲それぞれ温まって60分後も持続されていることが分かりました。一方、温かいコーヒーは、摂取直後は多少温まりますが、その後の体温は低下傾向にあったことから、同じ温かい飲み物でも、冷え対策にはスープの方が好ましいことが立証されました。
■受験生200名を対象に「受験生の冷えと朝食に関する調査」を実施
調査結果から、受験生の7割以上が冷えと戦いながら勉強している実態が浮き彫りとなり、さらに冷えの影響で4割以上が集中力の低下に繋がっているという問題も明らかになりました。一方で、朝食の欠食率が問題視される中、毎日朝食を摂っている人が8割以上という結果となり、普段の食事として約7割が「温朝食」を積極的に取り入れている実態が分かりました。
<『温朝食ラボ』発足の背景と目的>
朝食は一日のはじめのエネルギー源として、体温を高め、生活のリズムを整えるために非常に重要な食事です。朝食が不十分だと、やる気がでない、集中力が上がらないといった調査結果が報告されています※。(※参考:子どものからだと心・連絡会議編2006・子どものからだと心白書)
「厚生労働省 平成24年 国民健康・栄養調査結果の概要」によると、朝食の欠食率は低下傾向にあり、朝食を摂ることの重要性についての認知が拡大している現状が伺えますが、冷たいものを単品でとるだけの簡単な朝食では、せっかく食べても体温を十分に上げきれない、といった専門家の意見も見受けられます。こうしたことから、健康的な一日のスタートが切れるように、朝食に温かいものを摂取するスタイルを「温朝食」としてご提案していきたいと考え、この度情報発信のために『温朝食ラボ』を発足することとなりました。
●『温朝食ラボ』活動内容
・温朝食に関する基礎知識、効果、最新ニュースなどの収集と発信
・ウェブサイト『温朝食ラボ』( http://www.onchoshoku.jp/ )の運営管理
掲載内容(随時更新)冷え改善/活力アップ/免疫力アップの3つテーマで、温朝食の効果やご協力頂いている先生のインタビューを通じて温朝食の魅力を紹介。また、忙しい朝に時短を実現した温朝食レシピや様々な専門家の視点で温朝食の魅力をコラム形式で発信しています。
・協賛/味の素株式会社
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