芥川賞候補作に自伝的長編小説、爆笑ネコ漫画も! 大河ドラマ「いだてん」の名人落語家役でも話題騒然、 松尾スズキの5作品を電子書籍として一挙配信!
文藝春秋電子書籍編集部は、「大人計画」松尾スズキの著書『クワイエットルームにようこそ』『老人賭博』『宗教が往く(上)(下)』『ニャ夢ウェイ』(河井克夫との共著)を電子書籍として配信いたします。2019年3月22日(金)より、各電子書店にて順次配信開始です。
阿部サダヲや星野源、宮藤宮九郎を擁する人気劇団「大人計画」を主宰し、演出家、脚本家、映画監督として活躍する一方、芥川賞に3度ノミネートされた実績を誇る気鋭の小説家でもある鬼才・松尾スズキ。俳優としても数多くの映画やドラマに出演、現在放映中のNHK大河ドラマ「いだてん」でも五代目古今亭志ん生の師匠である橘家圓喬役を演じ、圧倒的な存在感を見せている。
そんな松尾スズキの傑作小説群とエッセイ漫画が、満を持して電子化される。『クワイエットルームにようこそ』は、恋人との大喧嘩の果てに薬の過剰摂取で精神病院に担ぎ込まれたオンナの、絶望から再生への14日間を描いたもの。第134回芥川賞(2006年)にノミネートされ、2007年、松尾自身の監督・脚本で映画化もされた。『老人賭博』は、映画撮影に打ち込む人々の心の黒さと気高さを描く爆笑&涙の小説で、第142回芥川賞(2009年)にノミネートされた。
『宗教が往く(上)下)』は、自伝的要素を含んだ長編小説。因果の禍にまみれた巨頭の少年フクスケの、文学史上類を見ない純愛・絶笑・冒険奇譚が繰り広げられる。うって代わって、『ニャ夢ウェイ』は、チーム紅卍として漫画家・河井克夫とタッグを組んだネコ漫画。生後3カ月で松尾家にやってきたキジトラの子猫「オロチ」が主人公。観察&妄想マンガ、人形アニメ、松尾ニャンの身辺雑記まで、あらゆる角度からオロチへの愛を描いた爆笑猫コラム漫画だ。
昨年、「大人計画」は30周年を迎え、さまざまなイベントが開催された。2019年も秋に自身が監督・主演を務める映画『108』の公開が予定されるなど、松尾スズキの八面六臂の活躍ぶりから眼が離せない。
■書誌情報■
書名:クワイエットルームにようこそ
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1677173800000000000V
価格:480円・税込(※電子書店によって異なる場合があります)
書名:老人賭博
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1678381300000000000M
価格:559円・税込(※電子書店によって異なる場合があります)
書名:宗教が往く 上巻
詳細URL: https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1678010900000000000F
価格:660円・税込(※電子書店によって異なる場合があります)
書名:宗教が往く 下巻
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1678010800000000000C
価格:720円・税込(※電子書店によって異なる場合があります)
書名:ニャ夢ウェイ
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1677732500000000000F
価格:660円・税込(※電子書店によって異なる場合があります)
配信開始日:3月22日(金)
主要販売電子書店:Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto、BOOK☆WALKER他、電子書籍を販売している主要書店
■著者プロフィール■
松尾スズキ
松尾スズキ(まつお・すずき)
1962年福岡県生まれ。作家、演出家、俳優。88年「大人計画」を旗揚げ。97年、岸田國士戯曲賞受賞。2006年小説『クワイエットルームにようこそ』が芥川賞候補となり、07年、自身の監督・脚本で映画化。08年、映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の脚本で日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。10年に小説『老人賭博』、18年に小説『もう「はい」としか言えない』が芥川賞候補となる。著書に『宗教が往く』『108』など多数。
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