星野リゾート 界 熱海 休館にともなうクロージングイベント 「梅と芸妓の大千秋楽」を開催しました 実施日:2019年3月31日〜4月1日
静岡県・伊豆山温泉に位置する「星野リゾート 界 熱海」は、改築のため2019年4月2日より休館に入りました。休館前の3月31日~4月1日の2日間、「梅と芸妓の大千秋楽」と題し、界 熱海の魅力を余すことなく体験できるクロージングイベントを開催しました。
クロージングイベント「梅と芸妓の大千秋楽」
星野リゾートは1849年創業の旅館を2009年に引き継ぎ、界 熱海として運営を行ってきました。風情を感じる玄関や敷地内に生い茂る木々、相模湾を一望できる湯上がり処、客室など、魅力ある要素を活かしつつ界ブランドが約束する快適性、季節感や地域らしさを感じるおもてなしで、多くのお客様を迎えてきました。特に熱海の市花である「梅」に着目し、季節の梅酒を提供する「あたみ梅酒サロン」、熱海に芸妓文化が色濃く残ることから毎晩開催している「熱海芸妓の舞」は好評を得てきました。
界 熱海ではこれまでのおもてなしの集大成として、2019年3月31日〜4月1日の2日間、クロージングイベント「梅と芸妓の大千秋楽」を行いました。3月31日の夜には、熱海海上花火大会を貸し切りのクルーズ船で夜景と共に鑑賞し、その後、大広間に集い、梅酒を嗜みながら熱海芸妓の舞や芸妓遊びなど、最後の宵を楽しむ「梅と芸妓の宴」を開催しました。
また、2月から実施してきた、お客様参加型階段アート「梅咲く登竜坂」が完成しました。界 熱海を象徴する階段の一段一段に静岡の伝統工芸、駿河和(するがわぞめ)染で波模様が施され、階段の壁面にスタッフが梅の木とつぼみを描き、お客様が作成した水引細工の梅の花を装飾していくものです。最終日には、たくさんのの梅の花が結ばれ、駿河竹千筋細工(するがたけせんすじざいく)の行燈が空間を照らす中、満開の紅白梅が咲き誇る登竜坂になりました。
4月1日には最終泊の記念品として、敷地内の松の木を使った箸「縁の架け箸」をお土産として配り、別れを惜しみつつ、23組57名のお客様をスタッフ総出で見送りました。
界 熱海のこれまで歩んできた歴史や、地域らしさを感じられるイベントとなり、これまで何度か来館したことがあるお客様も改築前最後の宿泊を満喫していました。
お客様参加型の階段アート「梅咲く登竜坂」
熱海海上花火大会をクルーズ船から鑑賞
建築家・隈研吾氏による設計で2022年に再開業予定
3月31日の夜に行った「梅と芸妓の宴」の冒頭、弊社代表・星野佳路は感謝の挨拶と共に今後の運営についても触れました。再開業は約3年の改築期間を経て2022年後を予定しており、客室に居ながら感じられる海風や相模湾の眺望、木漏れ日など、改築後も立地を生かした魅力的な施設にしたいと考えています。改築にあたっては、館内の露天風呂「古々比の瀧(こごいゆ)」を手掛けた建築家・隈研吾氏による設計を予定しています。改築の内容、具体的な再開業時期は決まり次第、界 熱海公式サイトでお知らせします。
大広間にて弊社代表・星野佳路より挨拶
隈研吾氏設計の露天風呂「古々比の瀧」
星野リゾート 界
星野リゾートが全国に展開する日本初の温泉旅館ブランド。日本らしさと快適性を追求した空間やサービスをご用意しています。旅の醍醐味であるご当地の魅力を表現する「ご当地(とうち)楽(がく)」のおもてなしと、滞在を通して地域の文化に触れる「ご当地部屋」が特徴。2018年7月に15施設目となる「界 仙石原」が箱根町仙石原に誕生し、2019年4月に青森県・大鰐温泉の「界 津軽」がリニューアルオープンしました。
電話:0570-073-011 (界予約センター)
星野リゾート 界 熱海
住所:静岡県熱海市伊豆山750-6
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