ABB最小のロボットコントローラが中型サイズのABBロボット...

ABB最小のロボットコントローラが中型サイズのABBロボットにも対応

ABBは、従来小型ロボットIRB 120専用であったIRC5コンパクトコントローラの機能拡張により、ABBの6つのシリーズのロボットの制御が可能になったと発表しました。
今回のIRC5コンパクトコントローラの機能拡張により、従来のIRC5の機能性はそのままに、450mm × 565mm × 258 mm(H)のサイズを実現、IRC5に比べ容積で87%、重量で81%コンパクトになりました。

商品サイズ比較写真
商品サイズ比較写真

IRC5の特徴である、高度なモーションコントロール、使いやすいFlexPendant インターフェース、ABBのロボティクスソフトウェアRobotStudioとの互換性が確保されています。パラレルリンクロボットの元祖、IRB 360 FlexPickerをはじめ、IRB 120(可搬重量3kg)、IRB 140(同6kg)、IRB 260(同30kg)、IRB 1410(同5kg)、IRB 1600(同4~8kg) と、6つのシリーズのロボットに対応します。操作方法も従来のIRC5とほぼ変わりません。従来型をお使いのお客さまには、改めてトレーニングをお受けいただく必要もありません。

この機能拡張について、ABB株式会社 取締役副社長、オートメーション・モーション事業部長、高屋 政一は、以下のように述べています。「日本のお客さまからの声を実現し、従来の高度な機能はそのままに、顕著な小型化を実現したコントローラをより幅広いロボットのラインアップ向けにお届けできることとなりました。高品質、省スペースが鉄則である日本の製造業のお客さまのご要望にお応えできる製品であると自負しています。」

機能拡張版IRC5コンパクトコントローラの日本での発売は、2011年4月を予定しています。ABB株式会社 名豊オフィス(愛知県豊田市)にて実機をご覧いただけます。その小ささと機能性の両立をお客さまの目でご確認ください。


■ABBについて ( http://www.abb.com/ )
ABBは、世界のおよそ100カ国に117,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。


■ABB株式会社について ( http://www.abb.co.jp/ )
ABBの日本法人であるABB株式会社は、国内において電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しています。
また、ABBの日本国内における活動は、ABB株式会社と3つの合弁事業から構成されており、ABBジャパングループとして約700名の従業員、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。

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