結婚式に興味ありが5割!費用の高さが挙式の大きな妨げに みんなのウェディング「ナシ婚」に関する調査2019
結婚式づくりのための総合情報メディア「みんなのウェディング( http://www.mwed.jp/ )」を運営する株式会社みんなのウェディング(本社:東京都港区、代表取締役:新野 将司)は、入籍はしたが結婚式はしない、いわゆる「ナシ婚」層の傾向把握を目的としたアンケート調査を実施しました。
■総括
2019年の調査におけるナシ婚三大理由は「経済的事情(21.8%)」「セレモニー的行為が嫌(18.0%)」「おめでた婚(16.5%)」となり、2018年に実施した前回調査と同様の結果となりました。
結婚や結婚式に対する価値観が多様化する中でも、引き続き結婚式にかかる費用の高さが大きな障壁となっていることがうかがえます。
一方、ナシ婚層は「指輪の購入」や「記念の写真撮影」に興味を持っており、「ふたりの記念・記録に対する関心」が高い傾向がみられました。
ナシ婚層の中でも「結婚式に興味あり」との回答が51.8%に上り、同回答者のうち72.9%が結婚式費用の上限は「150万未満」と回答しました。
本調査を通じて、「ナシ婚」を選択する理由に大きな変化はないものの、150万円未満の結婚式や、フォトウェディングなど、経済的負担が比較的小さいスタイルに対するニーズが浮き彫りになりました。また、コミュニケーションツールとして浸透したソーシャルメディア等での結婚報告に対する興味・関心も強いことがうかがえます。
こうしたニーズに応える多様な結婚式プランやサービスが広がることで、これまで結婚式を挙げたくても諦めていたカップルによる「新たな結婚式の検討」につながる可能性があるといえそうです。
■みんなのウェディング「ナシ婚」に関する調査 2019 概要
・アンケート方法:インターネット調査
・アンケート期間:2019年5月25日(土)~5月27日(月)
・対象者:既婚女性(全国/入籍して3年以内)
入籍しているが、挙式・披露宴両方とも行っておらず、現時点でその予定はない20~39歳の女性
・有効回答数:316
・年代:20~24歳(16.8%)、25~29歳(32.9%)、30~34歳(33.2%)、35~39歳(17.1%)
■ナシ婚とは
「ナシ婚」とは、「入籍はしたが結婚式はしない」という結婚の形態です。この形態は、様々な要因や価値観の変化による傾向と考えられており、実態把握のために毎年調査を実施しています。
(1) ナシ婚三大理由は?
「経済的事情(22%)」「セレモニー的行為が嫌(18%)」「おめでた婚(17%)」
2019年の調査におけるナシ婚三大理由は「経済的事情(21.8%)」「セレモニー的行為が嫌(18.0%)」「おめでた婚(16.5%)」となり、2018年に実施した前回調査と同様の結果となりました。
結婚や結婚式に対する価値観が多様化する中でも、引き続き結婚式にかかる費用の高さが、結婚式を挙げない最大の理由となっています。
●ナシ婚の理由について
<経済的事情>
・入籍後、引っ越しなどもあり金銭的にも余裕がなかった。記念写真など夫婦だけで何か特別なイベントを行えば良いと思ったから。(千葉県 20代前半 女性)
・挙式、披露宴に使うお金があるなら、これからの生活に使っていきたいと思ったから。(愛知県 30代後半 女性)
<セレモニー的行為が嫌>
・目立つことが好きではないのでおめでたい席の主役になることが嫌だった。友人に時間やお金をかけてもらってまでする価値があるのか。(福島県 20代後半 女性)
・人前に出ることや、主役になることが苦手だから。式に誰を呼ぶか、何をするか考えることも面倒。(岐阜県 20代前半 女性)
<おめでた婚>
・出産や引越しで費用がかさんで結婚式をあげる余裕がなかった。身内だけやふたりだけでもよいのであげたかった。(東京都 30代前半 女性)
・授かり婚だったので、産まれてからにしようと思っていたけど正直めんどくさい!(宮崎県 30代前半 女性)
<その他の理由>
・やる事自体はいいと思うが、自分達はその費用で旅行や新居に使いたかった。打ち合わせなども時間がかかるので、時間とお金を他の事に回すことにしたため。(茨城県 30代前半 女性)
・お互い再婚同士なので必要ないと思った。(福岡県 30代前半 女性)
(2) ナシ婚層が結婚を機に行ったことは?
「結婚指輪の購入(68%)」「身内だけの食事会(55%)」「SNSで結婚を報告(38%)」
ナシ婚層が結婚を機に行ったことは、「結婚指輪の購入(68.0%)」「身内だけの食事会(54.7%)」「SNSで結婚を報告(38.0%)」の3つが、前回調査と同様に上位に並びました。
【参考】SNSで結婚を報告したナシ婚層に質問
「良かった点」と「不便に感じたことや懸念点」
「SNSで結婚を報告した」と回答した方に良かった点について聞いたところ、「手軽に報告できる(88.3%)」「遠方の友人や知人に報告しやすい(60.8%)」が上位となりました。
一方、不便に感じたことや懸念点は、「幸せ自慢だと思われそう(39.2%)」「知られたくない人にも知られる可能性がある(38.3%)」が上位に並び、届ける必要のない人にまで幅広く届いてしまうことについて心配する様子がうかがえました。
(3) ナシ婚層が興味を持っている結婚イベントは?
「結婚指輪の購入(85%)」「ハネムーン(81%)」「婚礼衣装での撮影(76%)」
「結婚式に興味あり」は52%!
ナシ婚層が興味を持っている結婚イベントの上位は、「結婚指輪の購入(85.4%)」 「ハネムーン(81.0%)」「婚礼衣装での撮影(75.9%)」となりました。
回答の詳細では、挙式と披露宴の少なくともどちらか一方に興味がある人が全体の51.8%となり、ナシ婚層の過半数が結婚式に興味がある結果となりました。
■ふたりの記念・記録に対する関心の高さ
・「結婚指輪の購入(85.4%)」「婚約指輪の購入(51.2%)」
・「ドレスや和装など婚礼衣装を着用して写真撮影(75.9%)」「写真撮影(婚礼衣装以外を着用)(46.8%)」
上記の結果から、ナシ婚三大理由の2位は「セレモニー行為が嫌(18.0%)」でしたが、「指輪の購入」「写真撮影」といったふたりの記念や記録として形に残るイベントには、ナシ婚層も関心が高いことがうかがえます。
(4) 結婚式に興味があるナシ婚層の金額上限は?
結婚式費用の上限は150万未満が73%!
挙式と披露宴の両方に「興味がある」「どちらかというと興味がある」との回答者に「挙式と披露宴の合計金額上限」を聞いたところ、「50~100万円未満(25.2%)」「100~150万円未満(21.5%)」となりました。
「50万円未満(26.2%)」と合わせると、「150万円未満(72.9%)」となりました。
※本リリースに掲載していないグラフや項目もございます。詳細はお問い合わせください。
■みんなのウェディングについて
「みんなのウェディング」は、国内6,000以上の結婚式場情報、先輩花嫁による本音の口コミやリアルな費用明細、花嫁同士がつながるコミュニティ「花コミュ」などを提供する、結婚式づくりのための総合情報メディアです。花嫁・花婿が自分に合った最高の結婚式を実現するために、「結婚式の選択肢をふやす」ことをミッションに掲げて、花嫁・花婿がより多くの情報から適切に取捨選択できるメディアづくりを進めています。
■会社概要
会社名 :株式会社みんなのウェディング
公式サイト :http://www.mwed.jp/
設立年月 :2010年10月1日
本社所在地 :東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル23階
代表者名 :代表取締役 新野 将司
資本金 :54百万円(2018年9月末現在)
事業内容 :ウェディング総合メディア「みんなのウェディング」の運営等
プレスリリース添付資料
- カテゴリ:
- 調査・報告
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