訪日外国人向け「着物体験サービス」導入を支援する、 BtoB向け短期人材育成コースの開講を開始

訪日外国人向け「着物体験サービス」導入でビジネスチャンスを掴め！

2019.08.21 11:30

近年の訪日外国人観光客の消費活動は、日本文化の体験やサービスに支出する「コト消費」の割合が増えおり、特に代表的な文化体験である「着物体験」の需要が年々増加しています。この先1年間で予想される訪日外国人の増加に伴い、さらに拡大する需要を想定して、日本きものファッション協会(以下、当協会)では、様々な業態で「着物体験」など「日本文化体験サービス」を自社サービスとして導入するための「短期人材育成コース」の開講や、また当協会から人材を派遣するサービスを開始します。

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【企画の背景】

当協会の認定着付け教室では、ここ5年間で、外国人からの「着物体験」に対する問い合わせや、和菓子や友禅染めなどの「日本文化体験」に対する問い合わせ件数が3倍に増えており、これらの「日本文化体験」の需要が、年々増加していることがわかります。

大手旅行会社では、拡大する需要を取り込むため、「着付け」や「着物レンタル」の窓口を設置するなど、着物関連の業態以外でも「着物体験サービス」を導入する動きが広まっています。また、「着物体験サービス」は様々な業態との相性が良く、ホテル・旅館などの宿泊施設や飲食店、百貨店など、どんな業態においても「着物を着て◯◯」という、現状のサービスにプラスした新しいサービスの提供を可能とします。しかしながら、「着物体験サービス」の実施には、着物を着せられる人材が必須であり、現状ではこの人材不足により、ニーズに対する十分なサービスの提供ができていないと当協会は考えます。

このような背景から、当協会では、「着物体験サービス」を自社サービスに導入するため、短期で必要な人材の育成を行うBtoB向けの「3日間完結・カジュアルきもの着付師養成コース」の開講を開始します。通常、数ヶ月かかる着付師の育成を、必要な技術の習得のみに特化し、着物が着られない人でも受講できる内容で短期集中コースに組み立てました。また、サービスを開始するにあたり必要な着物をパッケージ化して安価で提供するなどのオプションもあり、新規の立ち上げを検討している企業、および個人事業主の方へ「着物体験サービス」の導入を全面的に支援します。

日本きものファッション協会は、このコースを通して着物をに触れる人口が増えることで、日本の着物文化を世界に発信する機会の創出につながり、さらには低迷が続く着物業界の活性化につながればよいと考えます。

また、着付け以外の「日本文化体験」に関しては、当協会より講師を派遣する「日本文化体験講師派遣サービス」を行います。茶道や日本刺繍、和菓子、水引、つまみ細工など、様々な日本文化を訪日外国人向けの1回完結体験レッスンとして提供します。

【コースの概要】

◆コース名称　： 3日間完結・カジュアルきもの着付師養成コース

◆コース内容　：着物(女性用)を着せられる人材の育成、必要な着物知識の提供

◆受講できる人：着物が着られない人でも受講可能

◆開講日時　　： 11月6日(水)、7日(木)、8日(金)11:00～16:00(休憩1h)

◆費用　　　　： 60,000円＋税 ※レッスン用着物レンタル付き

◆お申し込み　： http://kimonofashion.jp/lesson/lesson6.html

【協会概要】

商号　　：一般社団法人日本きものファッション協会

代表者　：代表理事　三浦出