ABB、日本でソーラー向けソリューションを展示

~新製品、世界初の1,000ボルト直流コンタクタ、 ならびに包括的なソーラー向けソリューションを発表~

電力技術とオートメーション技術の世界的リーダーABBは、新シリーズの1,000ボルト直流ブロックコンタクタを、第4回国際太陽電池展(PV Expo 2011、2011年3月2日~3月4日、東京ビッグサイトにて開催:製造装置ゾーン、小間番号 東30-18にて出展)にて発表します。

新シリーズGAF直流コンタクタ
新シリーズGAF直流コンタクタ

ABBはこのたび、定評のあるA/AFシリーズコンタクタの新ラインナップ、GAFシリーズコンタクタを発売いたします。GAFコンタクタは、世界で初めて、最大2,000アンペア、直流1,000ボルトの開閉を可能にしたブロックコンタクタです。これまでは、高電圧、直流の頻度の高い開閉が必要とされる場合、ブレーカーに頼らざるを得ませんでしたが、本来ブレーカーは頻度の高い開閉には適しておりません。今回発売するGAFレンジコンタクタは、高電圧、直流の頻度の高い開閉に対し、耐用性、安全性を両立する、効率的かつコンパクトなソリューションを提供します。

「ABBが新しく市場投入するブロックコンタクタは、直流1,000ボルトという高電圧の安全な開閉を可能とした世界初のブロックコンタクタであり、ABBの圧倒的な低電圧機器の製品ポートフォリオをさらに強化するものです。特にメガソーラー分野のお客さまには、画期的な製品とご評価いただけると確信しています。この製品の発売により、より多くのお客様に用途に応じたより最適な機器をご提供できる様になるでしょう。」と、ABB株式会社副社長、低電圧機器事業部長、吉田 剛は述べています。

本シリーズは、日本市場に2011年3月より順次導入の予定です。加えて、低電圧機器からは、直流1,000ボルトを安全に且つ効率的に遮断、保護、制御できる最先端の世界標準のブレーカー(MCCB、MCB)、ヒューズギア、サージアレスタ等の機器類と、標準化された「直流側系統接続箱」も展示します。ABBは1世紀以上に亘り培ってきた経験やノウハウを糧に、太陽光発電に特化した製品群をワンストップでご提供できるだけではなく、システムとしてのソリューションも同時にご提供差上げられます。新シリーズGAFレンジコンタクタを含む太陽光発電向けの低電圧機器カタログは http://www.abb.co.jp よりダウンロードいただけます。

国際太陽電池展ではまた、太陽電池製造工程向けのソリューションを展示します。ABBの小型ロボットIRB 140 2台による、横タブの高周波によるはんだ付け及びジャンクションボックスのはんだ付けシステムを実演します。横タブの自動セット、高周波によるはんだ付け作業の自動化をご覧に入れます。
垂直多関節6軸ロボットによるジャンクションボックスのはんだ付けは、日本市場では初公開となります。

また、小型かつ軽量ながら、ABBロボットの特徴である高い軌跡精度を受け継ぐIRB 120を用いて、特性検査後のセルの搬送を想定したデモンストレーションを行います。IRB 120の柔軟性を生かした壁掛による据付と、従来より87%も小型化したIRC5コンパクトコントローラの使用により、セルの省スペース化を図っています。


■ABBについて ( http://www.abb.com/ )
ABBは、世界のおよそ100カ国に124,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。


■ABB株式会社について ( http://www.abb.co.jp/ )
ABBの日本法人であるABB株式会社は、国内において電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しています。
また、ABBの日本国内における活動は、ABB株式会社と3つの合弁事業から構成されており、ABBジャパングループとして約700名の従業員、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。

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