戸田デザイン研究室のロングセラー『あいうえおえほん』 初版から37年の月日を経て、グッドデザイン賞を受賞!
「私の選んだ一品 -2019年度グッドデザイン賞審査委員セレクション」にも展示
数多くのロングセラー知育絵本や『リングカード・シリーズ』などを手がける有限会社 戸田デザイン研究室(以下、戸田デザイン研究室)の代表作『あいうえおえほん』(1982年出版)が、この度 初版から37年の月日を経て「2019年度 グッドデザイン賞」を受賞いたしました。
【審査員評価コメント】
ひらがなの美しさを伝える絵本として1982年に出版されたベストセラー。
使われているひらがなはオリジナル書体で、シンプルなイラストとともにあたたかみを感じられるデザインである。
細部まできっちりと作られている製本は、二次元の絵本としての製品というよりひとつのプロダクトとして考えられ完成されている。初めてのひらがなを学ぶ子供達にぜひ届けたい一冊である。
■出版から37年目の受賞。
『あいうえおえほん』は1982年、フリーデザイナー 戸田 幸四郎(とだ こうしろう1931-2011)が「ひらがなの美しさまで伝わる絵本を作りたい。」という強い思いで作りあげた初めての絵本作品であり、戸田デザイン研究室の原点でもあります。
たくさんの親から子へと読み継がれるロングセラー絵本となり、「見ているだけで楽しく、わかりやすい。」「ひらがなの美しさを感じる。」など時代を超えて多くの声をお寄せいただいています。そして出版から37年目の今年、グッドデザイン賞を受賞いたしました。
・『あいうえおえほん』について
http://toda-design.com/?mode=f6
■『知育絵本にデザインができること』を追求。
「知識を伝える知育絵本にこそ、心を動かすデザインが必要だ。」戸田デザイン研究室の作品には、どれもこうした考えが反映されています。
その原点となった『あいうえおえほん』には、デザインに関する強いこだわりが詰まっています。
絵はもちろん文字もすべて作者が書き起こしたオリジナル書体。見開きには大きな絵と文字がひとつずつだけ。「絵本」なのにイラストのない真っ白な表紙…。
こうした特徴的なデザインは、子どもたちの分かりやすさを助け、日本独特の「ひらがな」という文字の面白さ、不思議さ、美しさを伝えるために生まれました。出版当初から今日まで40年近く変わらないデザインです。
知識だけでなく、心も豊かに育む。知育絵本にデザインができることを追求し、形にした『あいうえおえほん』は戸田デザイン研究室の核であり、タイポグラフィの本として大人の読者からも多くの支持を集めています。
『あいうえおえほん』は10月31日から開催される【2019年度グッドデザイン賞受賞展】はもちろん、10月2日から開催される【私の選んだ一品 -2019年度グッドデザイン賞審査委員セレクション】にも展示されます。
■2019年度グッドデザイン賞受賞展
会期:2019/10/31(木)~11/4(月)
会場:東京ミッドタウン
※入場無料
http://www.g-mark.org/gde/2019/
■「私の選んだ一品 -2019年度グッドデザイン賞審査委員セレクション」
会期:2019/10/2(水)~10/25(金) *10/6(日) 休廊
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
※入場無料
https://designhub.jp/exhibitions/5321/
■会社概要
商号 : 有限会社 戸田デザイン研究室
代表者 : 代表取締役 戸田 靖
所在地 : 〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-6
設立 : 1990年5月
事業内容: 書籍などの企画・制作・出版・販売。モノの企画・デザイン。
美術館の運営。その他そこから派生する事業。
資本金 : 1,000万円
URL : http://toda-design.com
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