チームを「見える化」するアンケートツール [Ocapi(組織変革プロセス指標)]がグッドデザイン賞を受賞
~チームのメンバーが自発的に目的を見いだせるツールであることが評価~
株式会社ヒューマンバリュー(本社:東京都千代田区、代表取締役:兼清 俊光、以下 ヒューマンバリュー)が提供している、チームを「見える化」するアンケートツール[Ocapi(組織変革プロセス指標)](以下、Ocapi)が、グッドデザイン賞を受賞したことをお知らせいたします。Ocapiはチームのありたい状態の実現に向けて、チームの状態をWebアンケートで可視化するツールです。Ocapiのレポートを使った話し合いにより、誰もがチームづくりに参加し、チームの関係・思考・行動・結果の質を高めるアクションを生み出すことができます。
【審査委員によるOcapiについての評価コメント】
「組織変革において大切なのは自発的に目的を見出せるルールの設計だと考えられる。近年話題のTEAL組織に代表されるように、自発性を保ったまま目的を共有した組織は強い。Ocapiは、組織のあるべき姿を経営者からの押し付けではなく、お互いの自治的な姿勢によって可視化するツールとして有効だろう」
グッドデザイン賞の受賞作品ページ: https://www.g-mark.org/award/describe/49695
■Ocapiについて
Ocapiはヒューマンバリューが20年以上取り組んできた、組織変革の支援を通して蓄積された大量のナラティヴデータをもとに、どのような変化がどの段階で起きていくのかをエスノグラフィックに整理し、MITスローンスクールのダニエル・キム氏の成功の循環モデルを参考にして、レポートの指標となるプロパティのコンセプトを生み出しました。Ocapiのプロパティは2,000人のデータから追証を行い、その有効性を確認しています。
公式サイト: https://ocapi.jp/
Ocapiには、一人ひとりの主体性を尊重し、多くの人の参画を通してより良い変化が生み出されるような社会の実現に貢献したいという想いが込められています。「組織・チームづくり」の主役はその組織に属する一人ひとりであり、Ocapiを使った話し合いのプロセスを通して、一人ひとりの参画や当事者性が高まっていくものと考えています。また、企業やビジネスの文脈を超えて、自治体や地域活動、NPO、サークルなど様々なコミュニティでの利用も視野に入れたオプションを設定しています。話し合いを通して一人ひとりの意志や想いを共有し合い、個人と組織やコミュニティが対等な立場で双方の発展に貢献し合うというエンゲージメントの考えが、Ocapiを通して企業だけでなく、コミュニティの運営や地域の自治といった文脈においても広がり、豊かでより良い社会の実現のために貢献できればと考えています。
■グッドデザイン賞について
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
公式サイト: http://www.g-mark.org/
■株式会社ヒューマンバリューについて
ヒューマンバリューは、人々・組織・社会の「学習の質」の向上に貢献するために、人材開発・組織変革に関する実践と研究開発の両方を行っています。1985年創設以来、より高い成果の創出や組織変革、人の学習支援に向けて、学習する組織の調査研究をはじめ、ポジティブ・アプローチ、ホールシステム・アプローチなど先駆的な取り組みを行ってきました。現在も「組織変革」「エンゲージメント」「タレント開発」「リーダーシップ」「パフォーマンス・マネジメント革新」「出版」「プラクティショナー養成」「リサーチ」といった幅広いテーマで活動を行いながら、お客様と協働して新しい価値を生み出していくこと、お客様と共に成長していくことを大切にしています。
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