特別展示 「昭和のトラック」

~戦後の復興と経済成長を支えた小型トラック~

MEGA WEBでは、ヒストリーガレージ2Fにて、11月13日(水)より2020年2月16日(日)まで、特別展示 「昭和のトラック」 ~戦後の復興と経済成長を支えた小型トラック~ を開催します。

1960年代の終わりごろまでは、乗用車よりも遙かに多くのトラックが生産されていました。戦後の日本において、復興の立役者としてトラックの果たした役割は大きく、1950年代~1960 年代の高度経済成長期を支えました。当時、庶民にとって最も身近な自動車であった「小型トラック」を紹介します。


「昭和のトラック」~戦後の復興と経済成長を支えた小型トラック~

■期間:2019年11月13日(水)~2020年2月16日(日)

■場所:MEGA WEB ヒストリーガレージ 2F

■協力:日本自動車博物館・トヨタ博物館

■展示車両:

オオタ KC型トラック(1953年)
メーカーの「オオタ自動車工業」は、小型自動車を生産していた。第2次世界大戦後は次々に新しいモデルを発売。1951年に発売されたKA型の改良版として、前進4段フロアトランスミッションなどを特徴として発売された。
マツダ 三輪トラック CTA型(1953年)
第2次世界大戦後いち早くオート3輪を発売した「東洋工業(現 マツダ)」は1950年にCTシリーズを発売。当時としては先進的なスターターモーターを採用するなど安全性、快適性にも配慮していた。
トヨペット トヨエース(1959年)
1954年、「トヨタ」からセミキャブオーバータイプの斬新なスタイルと、実用性、低価格モットーに発売された。1956年からトヨエースを名乗り、小型トラック市場の主役がオート3輪から4輪トラックへの転換のきっかけとなった。
ダイハツ ミゼットDK2(1960年)
1957年、「街のヘリコプター」をキャッチフレーズにTVコマーシャルなどの活用で一躍大ヒット。1959年からは東南アジアを中心に輸出され、特にタイでは人力3輪車に変わる「サムロータクシー」の愛称で評判になった。
ダットサン 1000 トラック G222型(1960年)
1935年から続くダットサントラックの4代目として1957年に登場。豪州一周ラリーで活躍したダットサン1000(乗用車)と同一エンジンを搭載し、乗用車とともに対米輸出もされ、アメリカ市場にも受け入れられた。
トヨペット コロナライン ピックアップ(1962年)
2代目コロナから派生した商用車。インパネ等はセダンと同様で、乗用車的性格を強く打ち出した小型トラック。まだ乗用車が広く普及していなかった当時、これらのモデルが大変重宝がられ、モータリゼーションの進展につながっていった。
ホンダ T360H(1965年)
2輪で躍進を遂げた「ホンダ」が初の4輪車として発売した4輪軽トラック。2か月後に発売したスポーツカー(S500)と同様の高性能DOHCエンジンをシート下に搭載し、最高時速100km/hを誇った。

※内容は変更及び中止になる場合があります。                                     

以 上

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