クラシックの生演奏と満天の星々を楽しむプラネタリウムライブ「...

クラシックの生演奏と満天の星々を楽しむプラネタリウムライブ 「LIVE in the DARK -CLASSIC-」

12月24日(火)、クリスマスイヴより上演開始

コニカミノルタプラネタリウム株式会社(本社:東京都豊島区、社長:持田啓介、以下  コニカミノルタ)は、有楽町マリオンにある「コニカミノルタプラネタリア  TOKYO」(以下 プラネタリア TOKYO)にて、クロード・ドビュッシーやエリック・サティといったクラシック音楽の生演奏と星空を楽しむ「LIVE in the DARK -CLASSIC-」の上演を開始します。

クリスマス期間の12月24日(火)、25日(水)からスタートし、以後は毎週土曜・日曜・祝日限定で上演します。

 

★ドビュッシーやサティの音楽を、彼らが暮らしたフランスの星空とともに

本公演で演奏する楽曲は1860年代~1900年代にフランスで生まれたクラシックの名曲たち。

フランス音楽界の印象派の中で最も大きな影響力を持ったクロード・ドビュッシーと、クラシック音楽界の異端児とされながらも、現代音楽に大きな影響を与えたエリック・サティの音楽に焦点をあてます。

また本公演は通常のクラシックコンサートとは異なり、プラネタリウムが映し出す満天の星々の下で、生演奏を鑑賞するというもの。ドビュッシーやサティが暮らした当時のフランスの星空を再現し、プラネタリウムでしか味わえない“目と耳で楽しむ”クラシック演奏会をご体感ください。


★名曲「月の光」や「ジムノペティ」をピアノカルテットで

クラシックの定番曲として、誰もが知るドビュッシーの「月の光(ベルガマスク組曲・第3曲)」や「夢(夢想)」。浮遊感のある不思議な旋律で今なお多くの人々に愛されるサティの「ジムノペティ第1番」や「グノシェンヌ第1番」といった、私たちに馴染み深いクラシックの名曲を演奏します。

本公演では、ピアノを中心としたチェロ、コントラバス、アルトサックスによるピアノカルテットで演奏を行います。編曲はピアニスト・佐合庸太郎が担当し、原曲に忠実ながらも各楽器の音色も活かした、クラシックファンも楽しめる内容になっています。


【LIVE in the DARKとは】

プラネタリウムが映し出す圧倒的にリアルな星空、良質な音楽、そして暗闇が共鳴する新しい音楽ライブエンターテインメント。星々が輝く暗闇の中で耳を澄ませてみると、今までにはない音楽の楽しみ方に出逢えるはずです。

本公演では「LIVE in the DARK -CLASSIC-」と題し、クラシックの名曲を生演奏します。星と暗闇と音楽、そして意識の境界が曖昧になるような、唯一無二の音楽体験をお楽しみください。


●『LIVE in the DARK -CLASSIC-』公演スケジュール●

【2019年12月】24日(火)、25日(水)、28日(土)、29日(日)

【2020年1月】4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)、13日(月・祝)、18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)


※上映はいずれの日程も『16時の回』のみです。

※2020年2月以降の予定は追って下記スケジュールページにてお知らせします。

https://planetarium.konicaminolta.jp/planetariatokyo/schedule/

 

●『LIVE in the DARK -CLASSIC-』作品概要●

★上演期間:2019年12月24日(火)~ ※上映終了時期未定

★演奏時間:約40分  

★鑑賞料金:一律2,600円(税込)※本公演は小学生未満の方はご入場いただけません

★上演場所:コニカミノルタプラネタリア TOKYO DOME2 (プラネタリウムドームシアター)

★作品詳細:

https://planetarium.konicaminolta.jp/planetariatokyo/program/virtualink/autumn_19/

※上記URLに公演内容を掲載しています。

 

●クロード・ドビュッシー(Claude Achille Debussy)●

【1862年-1918年】

クラシック音楽史の中では印象派に分類され、同時期に活躍したモーリス・ラヴェルらと共にフランス音楽界を牽引し、19世紀後半から20世紀初頭にかけて最も影響力を持った作曲家。

ドビュッシーの音楽は長調・短調にとらわれず多種多様な旋律を駆使していることが特徴として挙げられます。それは感情表現を主とするロマン派音楽に対して、自然的な印象を“直観的”に音で形象化するための技法だったと言われています。

代表曲『月の光(ベルガマスク組曲・第3曲)』は、聴く人が心の中に青白く優しく光る月の光を想い描くことが容易にでき、この圧倒的な実写性は今もなお数多くの人に受け入れられています。

1905年にフランスで出版された『海(管弦楽のための3つの交響的素描)』の初版のオーケストラスコアの表紙デザインには、ドビュッシー自身の希望により葛飾北斎の『冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏』が用いられるなど、ジャポニズムへの傾倒も顕著にみられ、仏像やたばこ入れといった日本美術を収集していたことでも有名です。


●エリック・サティ(Erik Alfred Leslie Satie)●

【1866年-1925】

儚く憂いをまといながらも美しい、そんな不思議な旋律。クラシック音楽の世界では異端児と称されながらも、現代音楽に大きな影響を与えた印象派を代表するフランスの作曲家、エリック・サティ。

300年近く続いていたクラシック音楽の「調性音楽(対位法や和声進行)」のルールやそれまでの固定観念にとらわれず、教会旋法を持ち込むことで自由な音楽を生み出して行きます。

これにより、サティは気分や雰囲気の表現に比重を置き、音の響きの美しさを追求していきます。この発想はクロード・ドビュッシー、モーリス・ラヴェルをはじめ印象派の作曲家たちにも大きな影響を与えました。

さらに、当時音楽はコンサート会場で鑑賞するもの、という当たり前の様式にも疑問を持ち、1920年に『家具の音楽』という作品を発表します。部屋の家具のように、生活の中で無意識に聴くことが出来るような音楽(いわゆるBGM)を目指して作られた本作のコンセプトは、のちに現代音楽家のジョン・ケージやブライアン・イーノなどの作曲家達に影響を与え、ミニマル・ミュージック、アンビエント・ミュージックというジャンルを生み出したと言われています。

 

●編曲/佐合庸太郎(さごうようたろう)●

武蔵野音楽大学卒業。同学客員教授コンスタンティンガネフ、准教授磯村叙子に師事。クラシック音楽を学ぶ。第78回読売新人演奏会出演。並行して在学中よりビックバンドに参加し独学でjazz、作曲を学び、そのままプロ活動を開始。現在はシンガー、アーティストのサポート、ツアーへの参加、各種メディア、レコーディングなどで活動中。また、自身の作編曲した楽曲、楽譜などの出版提供も多数。クラシックを基盤に弦楽カルテットを入れた独自の音楽も創作する。


●演奏/あめのした●

渡邉紘STRINGS主要メンバーにより編成されるピアノカルテット。

Pf.佐合庸太郎、A.Sax.初鹿野雄大、Vc.大岩直季、Cb.渡邉紘という一見して特殊に見える編成は、ピアノを中心に中低域を厚くすることによりメロディーとアンサンブルのバランスを高次元で取り、プラネタリウムという特殊な環境においても電気的な音響装置に頼る事無く豊かで多彩なアンサンブルを実現する。

本作「LIVE in the DARK -CLASSIC-」のテーマは、メンバーがそれぞれ多くの時間を費やしてきたクラシック音楽。練り上げられた技巧が調和し、星空とフランス印象派の響きで満たされるプラネタリウム演奏会を提供する。


施設名称:コニカミノルタプラネタリア TOKYO」

所在地:東京都千代田区有楽町2丁目5-1 有楽町マリオン 9階

営業日:定休日なし

営業時間:10:30~22:00(最終受付は21:00)

※土日祝のみ22:30まで営業。(最終受付は21:30)

※各回の上映時間、各店舗の営業時間はホームページ等でご確認ください。

https://planetarium.konicaminolta.jp/planetariatokyo/

ご案内:03-6269-9952(10:00~19:00)


【施設名称表記上のお願い】

見出し、本文で施設名称を記載いただく場合は次の優先順位で省略形をお使いください。

(1)コニカミノルタプラネタリア TOKYO

(2)プラネタリア TOKYO

※「プラネタリア」と「TOKYO」の間には半角スペースが必要です。

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