滋賀県 2019年交通事故死者数 増加率全国ワースト1位に 教習所と芸大生がオリジナル『初心者マーク』を制作し 着用義務の徹底と地域の安全意識向上を目指す
株式会社瀬田月輪自動車教習所(滋賀県大津市、代表取締役社長:前原 敏文)では、2019年12月に、成安造形大学の学生と協同し「オリジナルデザインの初心者マーク」を制作いたしました。2019年1月に当社が制作した「全面ラッピング教習車」のデザインを担当した成安造形大学4回生 村田 純里さんが引き続きデザインを行いました。デザインテーマは「GIRLY」(女の子らしく、かわいらしい)としながらも、定められた規格内で『オリジナル初心者マーク』が完成しました。『オリジナル初心者マーク』を活用して地域の安全意識向上を目指します。
■オリジナル初心者マークを制作した背景
滋賀県大津市では、昨年5月8日に県道交差点で、歩道で信号待ちをしていた保育園児らの列に車両が歩道を乗り上げ園児2名が死亡するという悲惨な事故がありました。その交差点は当所の路上練習教習のルートにもなっており、非常に強い憤りを感じました。この『オリジナル初心者マーク』には、卒業生に対して、生涯無事故・無違反を続けてほしいという願いがあります。
また、2019年 滋賀県内の交通事故死者数の増加率が全国ワースト1位となりました。そこで昨年完成した『オリジナル初心者マーク』を活用した安全運動が出来ないかと考えました。卒業生に配布活動を行い、これからドライバーとなって交通社会人の仲間入りをしていく初心運転者に対して、交通事故ゼロを目指すことを、この初心者マークを通してより一層感じてほしいという気持ちを込めています。
■今後、期待していること
免許取得から1年間は着用義務がある初心者マークですが、「かっこわるい」「はずかしい」という理由から着用しないドライバーもいます。今回制作した『オリジナル初心者マーク』は女子芸大生が、女子大生をターゲットにデザインしました。滋賀の「滋」をモチーフにカラフルな配色で他にはない可愛いデザインです。この初心者マークなら女性の新規免許取得者等が積極的に着用してもらえると期待しています。
また、滋賀県内の事故防止に努める安全運転者としての自覚を持つだけでなく、悲惨な事故を起こさない、起こされない意識を強く持つドライバーが、このような安全運動を機に滋賀県から全国へと広がることを期待しています。
■視認性について
初心者マーク本体部にのみ、反射する塗料を塗布しており、夜間時には初心者マーク部分が反射し、視認しやすくなっております。また、明るい場所では、デザインが初心者マーク本体に干渉しないように、デザインと初心者マークのすき間を広めに設定するという工夫が施されております。
■デザインモチーフについて
昨年1月に、成安造形大学の学生と協同した「全面ラッピング教習車」がモチーフになっております。テーマは「GIRLY」(女の子らしく、かわいらしい)とし、コンペ形式で学生に作品募集を行い、応募された中から最優秀と輝いたデザインを採用しました。滋賀県のナンバープレートが「ゲジゲジナンバー」と呼ばれていることに着目し、アピールするとともに女子大生が乗りたくなるようなかわいらしいデザインです。
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