企業の機密書類が5日間で93本分の木々に!“持ち込み専門”の...

企業の機密書類が5日間で93本分の木々に! “持ち込み専門”の機密書類処理工場[けすぷろ]が、 稼働開始4日間で45件受注を達成

~企業の機密処理負担増加に伴い、処理工場への需要も増加か~

 循環型社会の形成を推進している明和製紙原料株式会社(本社:岡山市北区、代表取締役社長:小六 信和)は、6月14日(火)、新大阪にてオープンさせた「機密書類処理」専用工場[けすぷろ](大阪市淀川区)において、工場の稼働開始から2時間で30件の問合せ、さらに45件の処理を行う予定であることを発表いたします。
 さらに[けすぷろ]では、製紙メーカーと連携し、処理後の機密書類を「再生紙」へとリサイクルしています。今回、機密書類が新たに生まれ変わった「再生紙」の量は、93本の木から作られる紙の量に相当します。(※1)

 現在、オープニングサービスとして7月1日(金)までの間、処理費用を無料で行っており、ご注文いただいた企業の方には専用段ボール5ケースをプレゼントいたします。また、工場見学のみのご予約も承っています。

[けすぷろ]URL: http://kespro.jp/


【受注急増の背景(推定)】
■機密文書処理の隠れた需要が顕在化。本年は機密書類処理元年か。

 矢野経済研究所が2009年6月に発表した「機密文書処理市場に関する調査結果2009」によると、シュレッダーなどの企業における機密文書処理機の普及や、景気の後退を受け、機密文書処理市場の伸び率は頭打ちの傾向があるとしています。しかし、潜在的な市場規模は130万トンであるとも予測しており、需要の顕在化を考慮し、2012年ごろまでには年率4~5%伸びを予測しています。
 ※引用:矢野経済研究所( http://www.yano.co.jp/press/pdf/483.pdf )

 「機密書類」は最低でも7年間保存する必要があるとされており、8年目以降には年度末ごとに大量の「機密書類」を処分する必要がでてきますが、今回の設立間もない[けすぷろ]への急激な発注量を踏まえると、本年は多くの企業で機密書類の処分の年にあたるのではないかと見込んでいます。


■紙消費量世界トップクラスの日本。需要増は、エコ意識の高まりも牽引。

 また、昨今の環境問題への意識の高まりも今回の受注増につながっていると捉えています。特に、日本の紙の消費量は世界的にトップクラス(※2)であり、2008年の時点で国民1人あたりの年間消費量は約240kgでした。これは世界平均の4.5倍に相当し、1日あたりB5サイズのノート5~6冊分(1冊約120gで計算)もの紙をたった一人で消費していることになります。
 温室効果ガスの削減など、地球温暖化防止策や省エネルギー対策への実行と同様に、資源リサイクルの必要性を「企業責任」として捉える企業が増えてきているのではないかと考えられます。

(※2) 日本製紙連合会「国民一人当たりの紙・板紙消費量」
http://www.jpa.gr.jp/states/global-view/
(※3) 日本製紙連合会「製紙業界の古紙利用率目標の改定に関する件について」
http://www.jpa.gr.jp/file/release/20110124045802-1.pdf


【[けすぷろ]の特徴】
(1)シュレッダーでは1kg200円、[けすぷろ]は30円と圧倒的にローコスト
 通常社内でシュレッダーなどにより処分する際は1kgあたり約200円といわれていますが、[けすぷろ]では、処理後 再生紙原料としてリサイクルされるため、1kg30円という6分の1のローコストでご利用いただけます。
http://kespro.jp/access.html

(2)処理能力は“西日本最大級”の7,000kg。完全粉砕消滅リサイクルを実現
 [けすぷろ]の処理能力は、西日本最大級の毎時7,000kg。これは西日本では最大級を誇ります。
処理の流れはウェブ( http://kespro.jp/disappear.html )の動画をご覧ください。

(3)紙だけじゃない!金属・プラスチックなどの付属品も処理可能
 書類を束ねるファイルやバインダーなどの金属・プラスチック等であれば一切の分別なく処理できます。また、段ボールごと処理することが可能です。
http://kespro.jp/bring.html

(その他)
・セキュリティ万全の完全密閉型工場
・処理工程を見学可能
・機密書類の処理は1kgから受付


(※1)機密書類処理量について
 オープン4日間で機密書類処理を行い、その総重量は4.84トン。[けすぷろ]では“分別無用”で処理を承っているため、その全ては紙ではありませんが、約4.84トンの紙を処理したと考えられます。
1本の木から作られる紙の重量は約52kg*であるため、4.84トンから作られる木の本数は、
「4.84トン」 ÷ 「52キログラム」 ≒ 93本

(*)一本の立木から、どれくらいの紙が作られるかで算出(仮定)。
1本:高さ20m、直径20cm ⇒ 約13,000枚のA4用紙/本。
A4用紙1枚=約4gであるため、1本の木から作られる紙の重量は約52kg。

【参考】日本製紙グループ「一本の木からどれだけ紙ができるのですか?」
http://www.np-g.com/forest/faq/index.html#q6


【今後の展望】
 今後はこの実績と経験をベースに、さらに進化させた都市型サービスを展開してまいります。また、業界としては革新的となる“コールセンター”の設立を予定しており、従来の処理工場ごとの予約ではなく一括で当社処理工場の予約状況の把握・予約を可能にするなるなど、さらなるお客様の利便性の向上を図っています。


【[けすぷろ]概要】
所在地 : 〒532-0005 大阪市淀川区三国本町1-11-13
営業時間: 9:00~17:00(土・日・祝除く)
電話番号: 0120-44-1320
      06-4807-7530(代)
運営  : 明和製紙原料株式会社
URL   : http://kespro.jp/


【会社概要】
商号  : 明和製紙原料株式会社
代表者 : 代表取締役社長 小六 信和
本社  : 〒700-0941 岡山県岡山市北区青江1-20-26
創業  : 昭和23(1948)年11月
設立  : 昭和26(1951)年6月28日
事業内容: 1.製紙原料の集荷並びに加工販売
      2.各種機密書類のシュレッダー処理、
       あるいは製紙会社での溶解処理
      3.上記以外の再生資源の出荷並びに販売
      4.産業廃棄物の収集及び運搬
      5.以上に付随する一切の業務
URL   : http://www.meiwa-paper.co.jp/

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