匿名で学校にいじめの投稿が可能なWEBサービス 『いじめ対策サービスYourBase』 ~ 生徒が声を上げられる環境を作る ~
株式会社wit-room(本社:東京都世田谷区、代表取締役:一條 正男)は、生徒が匿名で学校にいじめの投稿ができるWEBサービス『いじめ対策サービスYourBase』が2019年4月からの試験期間を終え、2020年4月より都内私立学校で正式採用されました。
『いじめ対策サービスYourBase』URL: https://your-base.jp
今回継続導入する、『いじめ対策サービスYourBase』は、次の通りです。
■特徴・詳細
YourBaseは生徒が在籍している学校に、いじめなどの問題を匿名で投稿できるサービスです。
生徒からの匿名投稿へは学校側から返信が可能で、より詳細な情報も生徒から聞くことができ、生徒には学校が投稿を確認したことがわかる既読機能を設けています。
システムへはインターネット接続が可能な環境であれば、スマートフォンやタブレット、ゲーム機やテレビからなど、幅広いハードでYourBaseが利用できます。
教職員も利用環境は同様であるが、専用画面から月別の投稿数などを統計データとして確認でき、投稿の多い時期や、登録済みの単語を集計するなど、情報を早く正確に把握することができます。
匿名であれば、『担任に相談する』『スクールカウンセラー室に行く』『学校にメールする』などよりも、情報発信の敷居は下げられ、学校に情報が集まってきます。
YourBaseはいじめ早期発見に特化したサービスで、インターネット上で生徒とのやり取りが可能ですが、YourBaseで完結させるのではなく、最終的に問題を解決し生徒と会えるきっかけを作る事が狙いです。
試験導入前は、「的外れな内容や嘘の報告があるのでは?」「対応に追われて通常の業務に支障が出てくるのでは?」など、サービスに対してネガティブな印象を持たれていました。
しかし、それを踏まえても生徒が相談できる間口を広くし“生徒の声”を聞くことが優先であると判断され、試験導入に至りました。
生徒の登録会や保護者への案内を終え、試験導入から約1年が経ちましたが、当初の予想とは真逆で、的外れな内容や嘘の報告はほとんどなかったといいます。
むしろ生徒自身から実名での投稿が多く、話を聞いたり早期に対策を打つなど、解決の近道となりました。
教職員からは投稿数よりも、いじめなどの抑止力に効果があると声をいただき、1年間の試験期間を終え2020年4月から正式採用されました。
<補足説明>
・スマートフォンアプリではないので、インストールは不要。
・既読機能は教職員の負担軽減を図っています。
<今後の展望>
今後は関係機関と情報共有・協力の体制を取りながら、YourBase最大のメリットである、学校が直接生徒の声を聞けるという部分を活かして、いじめの多い年代の中学校を中心にサービス普及を促進していきます。
■サービスの仕様
サービス名: いじめ対策サービスYourBase
運用開始日: 2019年04月01日
開発・販売: 株式会社wit-room
URL : https://your-base.jp/
■会社概要
名称 : 株式会社wit-room
本社住所 : 東京都世田谷区駒沢3-1-3-903
設立 : 2017年4月5日
従業員数 : 3人
代表者 : 代表取締役 一條 正男
ホームページ: https://wit-room.jp/