「ISO22301」認証を取得

銀行を含む金融グループで初めての取得

イオンフィナンシャルサービス株式会社(代表取締役社長:河原 健次、以下、当社)は、2020年3月に、銀行を含む金融グループとして初めて、事業継続マネジメントシステム(BCMS)の国際規格「ISO22301」認証を取得しました。


「ISO22301」とは、2012年に施行された認証制度で、地震・洪水・台風などの自然災害をはじめ、システムトラブル・パンデミック・火災など、さまざまなリスクが現実となった場合に備え、それらのリスクが事業に与える影響を最小化するための対策を立案し、効率的かつ効果的に対応するための事業継続マネジメントシステム(BCMS)の国際規格です。


大規模災害等発生時の事業継続に関する取り組みは、金融会社にとって極めて重要な経営課題となっています。当社は、決済インフラとして、地域社会をはじめとする各ステークホルダーからも緊急時における早期復旧への要望が高いことから、災害対応や事業継続能力を維持・改善させるための様々な取り組みに着手してまいりました。


具体的には、イオングループでは毎年巨大地震や津波を想定した大規模な防災訓練を継続して実施し、事業継続への取り組みを進めており、当社は積極的に同訓練に参加してまいりました。


イオングループでは、毎年巨大地震や津波を想定した大規模な防災訓練を継続して実施し、事業継続への取り組みを進めておりますが、当社におきましてもこの訓練に積極的に参加し、災害対策へのノウハウを蓄えてまいりました。

2016年4月14日に発生した「平成28年熊本地震」においては、地震発生から4日後の4月18日に「移動式ATM」をイオン熊本店に配置しました。また、地震発生直後から4月末までに、当社及び当社グループ各社から200名を超える従業員が熊本県外より応援のため現地入りし、事業復旧作業に当たりました。自宅が被災されたお客さまの、住宅取得や修繕にお役立ていただける「住宅ローン災害復興支援制度」等のご相談についても対応しました。


今回、当社の様々な取り組みが国際規格「ISO22301」の事業継続マネジメントシステムの基準を満たすものとして、当社、イオンクレジットサービス株式会社及び株式会社イオン銀行を登録活動範囲とし、銀行を含む金融グループとしては、国内で初めて認証を取得いたしました。


当社は、「お客さまを原点に平和を追及し、人間を尊重し、地域社会に貢献する。」というイオンの基本理念のもと、絶えず革新を続ける企業集団として、今後も事業継続への取り組みを積極的に推進するとともに、有事の際にも暮らしを支え、地域を支える金融インフラとしての社会的責任を果たしてまいります。

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