『三河市民オペラの冒険』発売のお知らせ

オペラ制作経験ゼロ!経営者たちが成し遂げた市民オペラ黒字化ドキュメント

 株式会社水曜社(所在地:東京都新宿区)は、新刊『三河市民オペラの冒険 カルメンはブラーヴォの嵐』を2011年7月4日に刊行いたします。
http://www.bookdom.net/suiyosha/1100operao/1111mikawaopera.html

■著書内容
 地元経営者が中心となり発足した「三河市民オペラ制作委員会」。
オペラ制作の素人集団がビジネスの能力を十分に発揮、「魔笛」の上演で「赤字無し」という目標を達成し地元マスコミらの賞賛の声が上がる。しかし彼らはさらに高いレベルの芸術性を目標に「カルメン」の上演を決める。それは専門家たちの眼からは「無謀な選択」であると思われた。
 2009年5月。制作委員会は全2回公演、2,840枚のチケットを完売。大成功を収め余剰金も生み出す。さらに芸術性の高さを認められ、佐川吉男音楽賞・奨励賞、愛知県芸術文化選奨・新人賞、東愛知新聞社・特別社会賞を受賞した。それは制作委員会の「参画した人間すべての人が歓びを分かち合い、幸せにする舞台と運営」という方針が全国に認められた結果でもあった。

 オペラ関係者ではない一般の経営者たちがオペラを制作するという事例はきわめて珍しいケースであり、緻密に計算され用意周到に取り組んだ制作委員会の活動は、市民オペラのビジネスモデルを構築する成功事例として注目される。本書は成功する市民オペラのモデルケースとして最良のテキストであり、市民芸術活動団体、NPO団体、オペラファン、舞台制作関係者らにぜひ読んでいただきたいドキュメンタリーである。


■編者について
三河市民オペラ制作委員会
 地元の経営者を中心に結成された市民オペラ制作のプロジェクトチーム。「オペラ制作の赤字は恥」「関わる人全てを感動させてこそ市民オペラ」と音楽家ではなくビジネスマンの目線で、裏方とプロデュースに徹している。日本における市民オペラのいままでにないビジネスモデルを構築することに、意欲を燃やしている。見果てぬ夢を追い続けるメンバーは20代から70代まで幅広い。


■書籍情報
『三河市民オペラの冒険』
A5判/並製/本文280頁/2,310円(税込)2011年7月4日発売
詳しい内容はWebサイトをご参照下さい。
http://www.bookdom.net/suiyosha/1100operao/1111mikawaopera.html

発売: 株式会社水曜社 東京都新宿区1-14-12
URL : http://www.bookdom.net/suiyosha/

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