ストーマ面板の漏れを防ぐ“ストーマフィルム”の『moval(ムーバル)』発売

透明・極薄のサージカルテープで、オストメイトの“動ける”アクティブLifeを実現

2020.04.14 12:00

この企業へ連絡する

株式会社共和(本社：大阪市西成区、代表取締役社長：杉原正博)が展開する医療用テープブランドskinix(スキニックス)は、ストーマ面板の周囲を補強・カバーする“ストーマフィルム”の『moval(ムーバル)』を、2020年4月15日(水)に新発売いたします。

製品パッケージ画像

製品画像

moval 公式ページ： https://www.skinix.jp/products/mv/

(2020年4月15日より公開予定)

■オストメイトの“アクティブLife”を実現する、3つのポイント

人工肛門・人工膀胱(消化器や泌尿器の疾患により腹部に造設された便や尿の排泄口)は「ストーマ」と呼ばれ、ストーマをもつ“オストメイト”は日本に21万人以上*1います。日本オストミー協会による調査では、働き盛りで活動的な人も多い69歳までの人の割合が38.7％*2と高く、活動的に動きたいと考える世代にも実は多いことがわかります。しかしながら実際には、ストーマが気になってしまい、スポーツや仕事に思いきり打ち込めない人も多くいると言われています。

これからは、ストーマフィルム『moval』が、趣味や仕事などアクティブに活動したいオストメイトをサポートします。

製品イメージ図

＜どんな動きにも、しっかりついてくる＞

極薄フィルムが体の動きに沿ってぐんぐん伸縮し、さまざまな動きにフィット。ゴワつきもなく、肌になじんで違和感もほとんどなし。

＜汗をかいてもさらっと快適で、気分も軽く＞

汗にもムレにくくベタつく不快感から解放。フィルムも浮きにくく、はがれる不安も少なくなる。

＜スポーツ後のシャワーも温泉も、気にせず入れる＞

極薄フィルムが肌にも面板にもぴったり密着するからスキマができず、漏れにくく、水も入り込みにくい。

*1：政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )

　　「福祉行政報告例　身体障害者手帳交付台帳登載数　ぼうこう・直腸機能障害者数(平成30年度)」より

*2：公益社団法人日本オストミー協会「第8回オストメイト生活実態基本調査報告書(平成31年)」より

■自由を実現するための、“極薄”フィルム×フィット感を追求した“形”×カンタンな“手順”

素材には、医療現場で多くの実績がある極薄フィルムを採用。医療の現場でも認められる高い品質のものを、ご家庭でも簡単に使えるよう工夫を凝らしています。

＜やわらかく、ムレにくい、“極薄”フィルム＞

7ミクロン(7/1000ミリメートル＝卵の薄皮の約1/10)もの薄さのフィルムを使用。肌のキメにまでよくなじみ、面板の隅まで密着します。高い伸縮性で良く伸びて破れにくく、体の動きにしっかりついてきます。高い透湿性のフィルムが汗を素早く蒸発させるためムレにくく、さらに外からの水をしっかり弾いて面板への水の染み込みを防ぎます。

“極薄”フィルム1

“極薄”フィルム2

＜安心して固定できる、フィット感を追求した“形”＞

装具のカーブに合わせて貼りやすい形できれいに貼れ、四角形や楕円形の面板にもフィットします。2枚に分けて貼ることで、面板の外周をしっかりカバーし、適した固定ができます。

“形”

＜いつでもきれいに貼れる、カンタンな“手順”＞

極薄フィルムを誰でもきれいに貼れるように3層構造になっていて、いつでもすぐに使える工夫がいっぱいです。運動前にも、忙しい朝にも、番号通りに貼っていくだけで完成します。またはがすときは、フィルムの端の白い「タブ」からはがすだけ。ストーマ袋で隠れて見づらい場所でもすぐにつまめて、はがしやすくなっています。