マイコンで美しく高性能なGUI/HMIを実現する 『Qt for MCUs 1.1』リリース  対応ボード拡充、イメージマネジメント機能向上など ―The Qt Company

コネクテッドデバイス、医療機器、産業用GUI、ロボティクス、家電など、 あらゆる業界で使用されるローエンドなマイコンでもスマートフォンのような ユーザーエクスペリエンスを実現する、包括的なグラフィックツールキット。

2020年4月23日 ― The Qt Company(本社:フィンランド エスポー、日本オフィス:東京都千代田区、日本オフィス代表:Dan Koo)は、コストパフォーマンスに優れたマイクロコントローラ(MCU)上で、直感性や操作性により優れたユーザー・インターフェース(UI)の開発を可能とする包括的なグラフィックキットの最新バージョン「Qt for MCUs 1.1」をリリースしました。


「Qt for MCUs 1.1」には、対応ボードの追加、インストーラーの改善、イメージおよびアセットマネジメント機能の拡張のほか、FreeRTOSサポート(テクニカルプレビュー)が含まれています。


Qt for MCUs


【Qt for MCUs 1.1における主な改善点】

■対応ボード追加:

NXP i.MX RT1064 EVK、STM32H750B Discovery、STM32F7508 Discovery、STM32F469I Discovery、STM32L4R9I Evaluation、STM32L4R9I Discoveryに対応しました。(詳細: https://doc-snapshots.qt.io/qtformcus/qtul-supported-platforms.html )


■インストーラーの改善:

利用するボードに関連するパッケージのみをインストールすることが可能になりました。デスクトップでQt for MCUsをテストすることができるパッケージが追加されました。用途に合わせ最適なインストールが簡単にできるようになりました。


■ドキュメントの拡充:

200以上の新たなページが追加されました。開発の際に役立つ情報を、さらに潤沢に提供します。


■イメージおよびアセットマネジメント機能の向上:

イメージの圧縮選択、アセットのキャッシュ使用選択が可能になりました。さらなるアプリケーションの用途に応じたフットプリントの柔軟な最適化が可能になります。


■FreeRTOSに対応(テクニカルプレビュー):

BareMetalに加えて、リアルタイムOSの指定としてFreeRTOSを選択することが可能になります。


その他の詳細はこちらのブログ記事( https://www.qt.io/blog/qt-for-mcus-1.1-released )をご覧ください。


現在、「Qt for MCUs 1.1」はダウンロード、評価、購入が可能です。詳細は https://www.qt.io/jp/qt-for-mcus および https://www.qt.io/blog/qt-for-mcus-1.1-released をご覧になるか、03-6264-4500または japan@qt.io までお気軽にお問い合わせください。



【The Qt Companyについて】

Qtグループ(Nasdaq Helsinki:QTCOM)は、70以上の業界で強い存在感を放つグローバルなソフトウェア開発会社で、数百万種類ものデバイスやアプリケーションを支える独自のテクノロジーで業界をリードしています。現在、Qtは世界各国の主なグローバル企業および開発者にご利用いただいており、その独自のテクノロジーを活用することにより、多くのお客様が比類のないユーザーエクスペリエンスを提供しながら、同時に社内のデジタル化を推し進めています。2019年の総売上は5840万ユーロ、従業員数は約340人です。詳細は https://www.qt.io/jp/ をご覧ください。

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