総合検査機関のHIYOSHI、放射能検査業務を開始 ~7月6日より検査サービス開始~

 総合検査機関である株式会社日吉(本社:滋賀県近江八幡市、代表者:代表取締役:村田 弘司、以下、日吉 http://www.hiyoshi-es.co.jp/ )は、放射性物質の検査機器を導入し、2011年7月6日より放射性物質の受託検査サービスを開始します。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染の影響は大きな社会問題となっており、食品をはじめ周辺環境への汚染実態把握も十分とは言えない状況が続いています。そんな中、輸入対象各国においては輸入検査規制が義務付けられ、さらに国内の放射能検査ニーズも急増し、適切な技術を有する測定検査体制の早急なる強化が求められています。
 このような状況を受け、日吉では農産物中の残留農薬や重金属、遺伝子検査、更には飲料水、飼料、用水、用土等の従来からの検査業務に追加して、放射能検査業務を開始することといたしました。これにより、風評被害低減及び輸出増進は基より、一層の安全安心な社会実現のためのトータルサービスの提供を可能とします。

 また日吉は、国内の放射能検査受入機関の強化及び輸出農産物等の迅速な検査実施を目的とした、農林水産省による「平成23年度輸出農産物等放射能検査対応事業」に応募し、これまでの実績や技術力が認められ、輸出食品等を専用とする放射性物質の検査機器の導入支援対象検査機関に採択されました( http://www.maff.go.jp/j/press/kokusai/yusyutu/110617.html )。

■「放射能検査業務」の概要
(1)分析方法
   (a)NaIシンチレーションサーベイメーターを用いた簡易検査
     ・測定項目:放射性セシウム137として換算
     ・費用:1検体7,350円(税込)
   (b)ゲルマニウム半導体検出器を用いた精密検査
     ・測定項目:放射性ヨウ素-131、セシウム-134、137
      費用:1検体31,500円(税込)

(2)申込方法:ホームページより申込書をダウンロード
  ( http://www.hiyoshi-es.co.jp/analysis/radioactivity.html )

■会社概要
(1)商号   :株式会社日吉( http://www.hiyoshi-es.co.jp/ )
(2)代表者  :代表取締役 村田 弘司
(3)本店所在地:滋賀県近江八幡市北之庄町908
(4)設立年月日:昭和33年12月
(5)資本金  :2,000万円
(6)会社概要 :社歴50年以上、厚生労働省登録検査機関(食品、水道)、飼料安全法登録検定機関、計量法登録計量証明事業所、他80種以上の事業許認可を持ち、ダイオキシン、アスベスト、更には残留農薬分析等の食品分析等にも取り組んでいる国内唯一の総合検査機関。

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