踏み間違い防止オートブレーキを開発！

後付け自動(衝突被害軽減)ブレーキ

2020.10.01 09:30

株式会社ACR(本社：神奈川県大和市、代表取締役：松岡寛、以下 ACR)は、現在乗られているクルマに後付け可能な、ペダル踏み間違い急発進抑制と自動(衝突被害軽減)ブレーキの機能を持った安全対策装置「踏み間違い防止オートブレーキ」を開発しました。

https://www.acr-ltd.jp/

電動アクチュエータ　前方監視装置

【「踏み間違い防止オートブレーキ」開発の背景】

昨今の自動車事故の要因である居眠り運転、高齢者の踏み間違いの多さから国土交通省が2021年11月から「自動ブレーキシステムの義務化」を決定しました。そこで、「ACR」では、従来にはない自動(衝突被害軽減)ブレーキ機能を持ったペダル踏み間違い急発進抑制装置の商品開発が急務と捉え、後付け可能な「踏み間違い防止オートブレーキ」の開発に着手しました。

「踏み間違い防止オートブレーキ」は、最新の新型車で用いられているミリ波レーダーと単眼カメラが前方を監視、制御装置で急発進の検知や衝突の危険を総合判断、危険が高まると警告とともに自動的にブレーキを作動させることで急発進抑制、衝突被害軽減をサポートする新商品です。

尚、本商品は東京都次世代イノベーション創出プロジェクト2020助成事業の支援を受け開発しました。

【「踏み間違い防止オートブレーキ」の特長】

1. 自動ブレーキ機能により衝突被害軽減をサポート

前方監視装置(ミリ波レーダーと単眼カメラ)が進路上の車両や歩行者を認識、衝突の恐れがあるときに、ブザー音と黄色ランプ点滅による警告でドライバーに衝突回避を促します。

万が一、ドライバーが安全に減速できなかった場合には、警告とともに付属の電動アクチュエータがブレーキペダルレバーを押し下げブレーキを作動させることで衝突回避または衝突被害軽減をサポートします。

2. ペダル踏み間違い急発進抑制(前進時)

前方監視装置(ミリ波レーダーと単眼カメラ)が前方の障害物を検知、ブレーキとアクセルを踏み間違えてアクセルを踏み込んだとき、ブザー音と黄色ランプ点滅の警告とともに付属の電動アクチュエータがブレーキペダルレバーを押し下げブレーキを作動させることで急発進の抑制または停止。

3. ペダル踏み間違い急発進抑制(後進時)

ギアがリバースに入り加速度センサ信号から急加速が検知されたとき、ブザー音と黄色ランプの点滅の警告とともに付属の電動アクチュエータがブレーキペダルレバーを押し下げブレーキを作動させることで急発進の抑制または停止。

【「踏み間違い防止オートブレーキ」の概要】

名称　　　： FM500AB型踏み間違い防止オートブレーキ