主婦・ママのInstagram利用に関するアンケート　ストーリーではなくフィード投稿閲覧が65%

〜商品購入時はじっくり検討のため検索エンジン使用が約8割〜

2020.12.23 10:45

「主婦・ママの働くを作る」というビジョンのもと、女性の多様な働くスタイルを創出する株式会社マミーゴー(本社：東京都港区、代表取締役：荻野久美子)は、定期的に主婦・ママの【リアル】な声を抽出するWEBアンケートを実施しております。

今回のテーマは、「Instagramの利用状況」について。家事・育児や仕事の合間にSNSを閲覧するママたちは、その機能についてどのような使い方をしているのか、世間一般の声とは少し異なる【リアル】な声に迫りました。

マミーゴーWEBサイト： http://mammy-go.jp/

●Instagram利用に関するアンケート調査結果

まず、商品やサービスの利用を検討する際に利用するSNSについて問いました。すると女性ユーザーの支持を多く集めるInstagramが、順当に票を集めて最上位となりましたが、一方で若年層を中心にユーザー数が急増しているTikTokは回答数「0」と、主婦・ママ層からは情報収集のツールとしては認知されていないことが明らかになりました。

また、SNS以外のツールも含めて商品購入の「きっかけ」となったツールについては、こちらもInstagramが最多得票である一方で、テレビ/ラジオや雑誌、従来の情報サイトなど、ユーザー離れが騒がれているツールも多くの支持を集め、また以前からマミーゴーが根強いツールであると提唱している「口コミ」も全体3位となる得票数でした。

続いて、Instagram内の機能である「ストーリー」の利用率について尋ねたところ、全体の7割ほどが利用していることがわかりました。ただし画面の切り替えが4回を超えると、回数が多いと感じる主婦・ママが多いこともわかりました。これについては別設問で理由を尋ねたところ、切り替えが早いと情報をしっかりと認知できないため、商品・サービスの導入の検討時には参考にしづらいとの声が複数ありました。

さらにフィード投稿とストーリーでは、どちらを閲覧する機会が多いかという設問では、フィード投稿を選んだ回答者が7割近くに上りました。これは理由として、情報をじっくり見るのかスルーするのかを自分のタイミングで選べることや、じっくり吟味したい投稿について画像やテキストの表示を操作できるという利便性が大きいようでした。

アンケート全体を通して、商品やサービスの購入や契約という家計への影響が生じる決断においては、短時間でも情報をさらうことができることよりもじっくりと検討材料を集めて吟味する傾向が強く、SNSユーザーの中では一般的となっている、商品検索にハッシュタグを活用するという手法を利用する割合も、全体の20%程度と少数派でした。

※アンケート結果の詳細はこちら：https://www.atpress.ne.jp/releases/241074/att_241074_1.pdf

●今回のアンケートを受けて

SNSユーザーは10代から50代オーバーまで、性別や職種なども多岐にわたりますが、その中でも主婦・ママにフォーカスすると、世間一般論とは異なる利用方法をとっていることが浮き彫りになりました。

ここから、主婦・ママ層に向けてのInstagramを使ったPRでは、1）イメージづけとしてストーリーを使用、2）おすすめポイントなど特にしっかりと認知させたい情報はフィード投稿で訴求、3）購入の決定打となる情報として、プロフィールや広告から公式サイトもしくはECサイトへ誘導と、ターゲットのWEB上での行動に合わせたステップを設けることが重要であると考えます。

定性的・定量的なインサイト抽出のプロであるマミーゴーは、これまで数々の商品開発やマーケティングを行ってきましたが、コロナ禍においても安心・安全に実施可能なマーケティングメニューの開発や、オンラインツールを使うことで、より消費者のインサイトを深掘りしやすい環境整備を行っております。

今回の結果を鑑み、主婦・ママ層が大きな影響を受ける「口コミ」を活用しつつ、安心・安全を考慮してオンラインでのコミュニケーションを行う新メニュー「主婦・ママ主導型オンライン勉強会」を開発いたしました。

2021年もアンケート結果や、商品開発・マーケティング・PRの多彩なメニューで消費者のリアルな声を世の中や企業様に届けることで、問題解決のパートナーとして、主婦・ママの感性を使って企業価値を高めるサポートを行いたいと考えています。