インターナショナル新書 創刊4周年!
~歴史・民俗学・経済学・物理学・医学と多彩なラインナップをお届け~
株式会社集英社インターナショナルが展開する新書レーベル「インターナショナル新書」が、2017年の創刊から4周年を迎えました。
過去3年間で発売したのは、63タイトル。『女の機嫌の直し方』や『英語の品格』『アベノミクスによろしく』など、数多くのベストセラーを送り出してきました。
4周年を迎えて、2月5日(金)に下記5タイトルを同時発売いたします。
歴史・民俗学・経済学・物理学・医学と多彩なラインナップをお届けします。
『明治十四年の政変』 (久保田 哲/日本政治史学者・武蔵野学院大学教授)
知っていそうで知らない?歴史の大転換点!
明治11(1878)年、大久保利通が暗殺され、日本の舵取りは突如、次の世代――大隈重信、伊藤博文、井上馨、黒田清隆らに託された。彼らに託されたのは議会開設、憲法制定、貨幣制度など、「国のかたち」を作るという超難問ばかり。
しかし、さまざまな思惑が絡み合い、政権内に不協和音が生じ、「明治十四年の政変」へと発展していく。日本中が熱狂した政変の全貌を、気鋭の政治史学者が鮮やかに読み解く!
『熊楠と幽霊』 (志村 真幸/比較文化研究者・慶應大学非常勤講師)
熊楠没後80周年!彼は心霊現象をどう考えたか?
博物学、民俗学の分野で多大な功績を残した知の巨人・南方熊楠は、心霊現象の体験者だった。熊野の山中での幽体離脱や、夢で父親にキノコが生えている場所を教わるなど、奇妙な体験をくりかえしては日記に綴った。
彼の論考や雑誌記事には、世界各地の妖怪の比較、幽霊について、魂の入れ替わりなどの文章が多数ある。それらの資料から、熊楠ほどの知性が幽霊や妖怪をどう捉えていたのかを探る、渾身の意欲作。
サントリー学芸賞受賞後、第1作!
『今こそ読みたいガルブレイス』 (根井 雅弘/経済学者・京都大学教授)
新不確実性の時代を生きるヒント
1970年代、アメリカの経済学者、ジョン・ケネス・ガルブレイス(1908~2006年)の著書『不確実性の時代』が世界的なベストセラーになった。とりわけ日本で大きな人気を博したこの本は、恐慌、冷戦、大企業・多国籍企業による支配、貧困、環境破壊など現代に通じる難問を取り上げていた。
同様の性格をもつ『満足の文化』『ゆたかな社会』『新しい産業国家』など他の著書をも丹念に読み解き、現代の難問へのヒントを見つける。
『物理学者のすごい思考法』 (橋本 幸士/物理学者・大阪大学教授)
物理学者の頭の中はどうなっているの?
物理学者は研究だけでなく、日常生活でも独特の視点でものごとを考える。通勤やスーパーマーケットでの最適ルート、ギョーザの適切な作り方、エスカレーターの乗り方、調理可能な料理の数……。著者の「物理学的思考法」の矛先は、日々の身近な問題へと向けられた。
超ひも理論、素粒子論という物理学の最先端を研究する学者の日常は、「異次元の視点」に満ちている!笑わせながら物理学の本質に迫る、スーパー科学エッセイ。
『「腸内細菌」が健康寿命を決める』 (辨野 義巳/細菌学者・理化学研究所)
2万人のウンチを調べてわかったこととは?
腸内細菌の研究ではウンチの分析が欠かせない。およそ半世紀にわたってウンチと格闘し続けてきた著者の研究人生は、まさにウンチと一心同体!?
そんな著者の研究秘話とともに、腸内細菌に関する最新知識を解説。腸内細菌がいかに健康・美容と深く関わっているのか、理想のウンチの作り方から研究の最前線まで、楽しみながら健康知識をウンと高められるオモシロウンチエッセイ!
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